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ひとり言

日々の出来事や趣味、自分の思いなどを書き込みします。

雨飾山スキー

2010年02月23日 | 山スキー
19日(金)の夜から車で天王寺を出発。

2台で、小谷温泉に向かい、旅館の傍で車中泊。

20日(土)朝、7時過ぎに出発。

林道を快調に進み、だんだん青空も見えてくる。



暑い!!

服の調整をし、日焼け止めを塗りなおして、再出発。

林道が終わると、尾根をどんどん登っていく。

皆で交代でラッセルしながら進む。

途中で、弱層テストをする。

さらに高度を上げていき、P2が見えてきた。



だんだん、ワクワクしてきて、滑降がすごく楽しみ~

ようやく、P2直下まで行き、トラバース気味に左斜面に進み、そこからジグザグに登高。

先頭を交代しながら、進む。

ちょうど、私は列の真ん中にいて、顔を上げた途端、目に飛び込んできた光景は・・・

P2のピークから雪煙りを吐きながら、落ちてくる雪崩

キャーーー

目の前に、先行していたOさんが落ちてきて、彼女の黄色いヤッケが目に入ると、すぐに
私も衝撃で、真っ逆さまになって、仰向け状態で斜面を滑り落ちていく・・

雪崩に流されて、どんどん落ちていく・・

この時の恐怖は、言葉にはできない。ただ、ただ、私は叫び声を上げていた。

そして、ふっと止まったと思ったら、ドカッと雪が私を覆ってしまった。

出ているのは、右手先だけ。右手にはストックを握っていて、手首が触れたので、必死でストックを振る。

助けてー

思わず、声も出た。

酸素確保のためには、しゃべらない方がよかったのだけど、勝手に声が出た。

そんなに深くは埋まってないと思うけど、コンクリートのように固まって、動けない。

まさに、雪崩対策本などに載っていたことが、我が身に起こっている。

やがて、仲間の一人が駆けつけてくれて、顔を掘り出してくれ、ほっとした。

上半身をとりあえず、出してもらって、あとは自分でするからと、まだ埋まっている人の救助に行ってもらう。

しかし、なかなか自分で下半身を掘り出すのは難しかった。

かなり時間が掛って、その間に、私の装着していたビーコンの発信が、埋まっている人のビーコンの発信と重なって、見分けられないとのことで、あわてて、自分のをサーチモードにする。

7人中、6人がすぐに掘り出され、最後の一人がまだ見つかってない

もう、必死でビーコン持つ手が震えながら、Oさんは必死で探している。

やがて、もう少し上の方で、ストックが出ているのが見つかり、そこでビーコンの反応が強くなり、掘ってみると、ようやく、顔が出てきて、しゃべってくれた。

この間、15分くらいは掛っていると思う。まさに間一髪。

意識もあり、呼吸もちゃんとしてるので、一同、ほっとする。

結構、深く埋まっていて、掘り出すのに時間がかかる。次の雪崩がこないか、すっごく怖かった。

全員が雪崩に流されて、二人が埋まらずに済み、全員無事。

まさに奇跡だ

おいしいパウダーは、デブリにと変身。



OKちゃんが、流された時に、木にぶつかって右足を強打。

皆で彼女の荷物を分担。なんとか、歩けるということで、自力で歩いてもらう。

各自、板もザックに取りつけて、壺脚で、トレースを辿って下山開始。

ようやく、林道に出た時に、スキーを装着し、シールを付けたまま進む。

やっぱり、壺脚よりは断然楽。

17時半頃にはスタート地点に戻り、長かった一日が終了。

雪崩に合って、全員無事だったのは、本当に幸運だった。

やっぱり、山スキーは危険と隣合わせだね・・

でも、止められない・・

これを教訓にして、もっと慎重に行動しようと誓った。








八海山スキースクール

2010年02月14日 | 山スキー
10日(水)の晩から、飛行機で新潟に向かう。

が、出発予定時刻になっても、乗るべき飛行機が到着しないので、搭乗もできず、約40分遅れでようやく機内へ・・

新潟駅前のホテルで一泊し、翌朝、上越新幹線で浦佐駅に移動。

が、これまた、乗り込んだ新潟駅発の新幹線が発車5分前に、「車両不具合により運休致します」とのアナウンスのみで、車外へ降ろされる。

次の新幹線は30分以上後・・

おかげで、ペンションの迎えの車に間に合わず、タクシーでペンションまで向かうことに・・。この時期、冬季割増料金で、2割増しも取られて、約\5000の出費

路線バスもあったのだが、時間が遅く、スクール開始の10時には間に合いそうになかったので仕方ない。

ペンションに着くと、すぐに送っていた荷物を出して、着替え。

スキー場まで送ってもらい、スクールには間に合いました。

シチュエーションウィークのまずは基本運動を受講。よくしゃべる先生で、とにかく声がでかい。後傾のくせを指摘され続け、後半は滅入ってきた。わかってるけど、直せないから、スクールに入ってんだよ!すぐに直せたら、苦労はせんよ。だんだん、悲しくなってきた・・

生徒は3名で、私以外の方々はここのスクールを何度か経験済で、慣れていらっしゃる。私は全くの初めてで、余計にプレッシャーが・・・

昼からのレッスンは、カービングスキーを無料でレンタルしてもらって、それを履いて滑る。私のスキー板では、うまくターンできないらしい。確かに、借りた板では、ターンがやり易かった。でも、自分の板でうまくターンができるようにならないと意味がないと思うが・・。まあ、いろんな板を履いて、試してみるのも上達の秘訣らしい。

この日はかなり落ち込み(その割には、夕食はしっかり食べた)、Oさんにして、泣きごとを・・。すぐに返信があって、励ましてくれた。ありがとう~感謝

部屋は相部屋で、いつも利用されてる常連さんと同室。いろいろとスクールのことなどを教えてもらう。

泊まったペンションカムは、部屋が清潔で、食事が最高!量もたっぷりで、やっぱり、ご飯がおいしい。さすが魚沼産のこしひかり。夜は手作りのデザートも出るし、朝は和洋食バイキングで、手作りパンやこしひかりが出る。

二日目のレッスンは小回り入門。

校長先生が講師で、教えてくれる。

緩斜面ではうまくできても、急斜面に行くと、悪い癖(後傾)が出て、どんどんスピードが出て、めちゃくちゃな態勢に・・。ああ、自己嫌悪

二日間で8時間のレッスンが終了。

この日は後泊して、ゆっくり。

翌日は半日だけスキーをして、昼から帰る。

新幹線、空港リムジンバス、飛行機、空港リムジンバス、電車を乗り継いで帰宅。

荷物も持って帰ってきたので、疲れた・・

さて、スクールの成果はあったのだろうか

次の週末は本番の山スキーで、雨飾山。

さて、どんな滑りができることやら・・




スキーの練習

2010年01月24日 | 山スキー
金曜日の晩から、夜行バスに乗って一人でジャム勝へ・・

朝の7時前には更衣室へ入って着替えて、朝一のスキースクールに申し込む。

見知らぬおじさんと二人でレッスンを受け、早朝の清々しい空気の中、滑ってました。

この時はまだ天気が良くて、眺望を楽しめましたが、午後からはガスが出て、おまけに雪まで降ってきて、視界不良。

横滑り、キックターン、後傾にならないように練習・・

スキーも奥が深いので、なかなか難しい・・

レッスンを1時間半受けたからって、すぐに上達できるわけないし・・

本人の今後の努力次第よね・・

滑れば滑るほど、下手さ加減に落ち込んでいく・・

たまたま、リフトに同乗したおじさんが、うちの山岳会の大先輩方を良くご存じの方で、話に花が咲き、リフトを降りると、今度はそこで山仲間のK氏と再会。妙高3連チャンをご一緒したばかりだったので、「あれ~」って感じ・・。福井に在住なので、ジャム勝は近いらしい。いいなー・・

とまあ、いろんなハプニングがあって、なかなか楽しかったわ~

さて、来週末は荒島岳と取立山2連チャンの山スキー、がんばるわ!

この時に、K氏の自宅に泊めて頂くことになってるの。
皆でお邪魔します。

今冬は山スキーモードでがんばりまーす。




山スキーで山初め

2010年01月17日 | 山スキー
先週末の3連休で、妙高周辺の日帰り山スキー3連チャンを満喫してきました。

9日の初日は飯綱山。
戸隠スキー場の最高地点からオフピステへ・・
ふっかふかの雪で、コルまで女性2名は奇声?を上げながら滑り降りてました。
飯綱山山頂は広くて、天気が良ければ眺望抜群。


            高妻山が良く見える

この日は、私達以外は単独男性1名のみ。

静かな山スキーを満喫できました。

下山後は神告げ温泉に入浴し、戸隠そばを食べるべく、蕎麦屋を物色。
たまたま見つけたお店が囲炉裏があって、とてもアットホームな感じで、蕎麦もおいしく、また、サービスで出してくれた蕎麦団子がめちゃおいしかった。これは揚げてあったので、あつあつのうちが食べ頃。冷凍でも売ってるようなので、すぐに帰る場合はお土産にいいかも・・

某道の駅にてテント泊。
夕食は親分の鍋。おいしかったわ~

翌10日は三田原山スキー。

杉の原スキー場のリフトで楽々、最高点へ。
そこからシールを付けて、出発~のはずが、親分がシールを車に忘れてきてしまって、取りに戻るハプニングが・・・。その間、残りのメンバーはゲレンデスキーをしまくってました。

集合時間になって、集合場所で親分を待っていると、いるかさんのお知り合いの方々が続々と来られて・・・みなさん、三田原山スキーとのこと。

親分が遅れてやってきて、合流。お先に出発。

最初はトレースがあったものの、途中からなくなり、ラッセル・・
しかし、非力な私達?では限界が~・・・

と、後からいるかさんのお知り合いの方々がやって来られて、ラッセルの猛者達が先頭を奪いあいつつ、ラッセル先行してくれました。そのおかげで、ようやく三田原山山頂付近に到着。

天気が悪く、風が強くて視界が悪い。GPSを頼りに、滑降開始。

ふかふかのパウダーで、樹林の中の滑降は最高に気持ちよかった~



明日はシャルマン火打スキー場から入山するので、その近くの某道の駅にテント泊。

また、親分の鍋で多いに盛り上がり、就寝・・・

11日朝、早目に起床。今日は昼からは帰阪しないといけないので、朝一のリフトに乗るべく、スキー場に移動。早く着いて、駐車場の車内にてしばらく待機。7時半過ぎにセンター内に入って、リフトが動くのを待つ。

今日はあまり時間がないので、放山までの往復。

今日は天気がいいので、結構、山スキーヤーが多い。東京から来た団体もいた。
朝一なので、トレースはなく、ラッセル。

山頂に着いた時は、本当に快晴で、火打山、焼山がよく見えた。



滑りは、距離が短く、すぐに終了。また、シールをつけて登り返して、スキー場に戻る。

下のゲレンデに滑り下りる時に、私はもうコケまくり、途中、頭を下にしてそのままズズーッとしばらく滑り落ちてた・・脚に限界がきてる・・スキー上手くないから、怖いとすぐにボーゲンするから、すぐに脚にくるのよね・・練習せなあかんなあ・・・

山スキー三昧の日々が終わりを告げる・・

この後、帰りの車中で私は風邪モード全開になり、喉は痛いし、頭痛はするし、なんだか熱も出てきたような・・

で、結局、連休明けの火曜日は最悪の状態で仕事をして、退社後すぐに医者に駆け込み、点滴をしてもらう。熱が37℃を超えてた・・平熱が35.5℃の私には非常に辛い。

翌日は、なんとか熱も下がり、出社。ただし、ずっとマスク着用してるけど・・
インフルエンザじゃないけど、やっぱり、他人に移すといけないし・・

楽しんだ後には、苦が待っていた・・