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ひとり言

日々の出来事や趣味、自分の思いなどを書き込みします。

般若心経

2010年03月29日 | お遍路
先日のお遍路で、般若心経にも興味が出てきて、一から勉強することにした。

そして、早速、アマゾンで3冊の本を購入。



「般若心経」練習帳は、書き込み式になっていて、初めてでもすぐに”写経”が楽しめる!という代物。やっぱり、お遍路するなら、とことんこだわって、自分の書いた写経を納めたい!

現代語訳 般若心経は、262文字の般若心経の意味を知るには、もってこいの本。スラスラと唱えられるようになるには、まず、意味を理解しないと・・・。

般若心経【読む・聞く・書く】は、CD付きで、実際に僧侶が読み上げている般若心経を聞いて、練習できる。速度もゆっくりめと普通の速度と二通りある。写経の仕方や筆順までも載っている。

ああ、ワクワクしてきたわ~

新しいことを始めるのは、やっぱり春からがいいね

まるで、新入学生みたい

がんばるわ~


歩き遍路初体験

2010年03月27日 | お遍路
3月20日(土)

夕方、山岳会仲間のOちゃんと二人で、高速バスに乗って高知へ。

電車に乗り継いで、道の駅やすに到着。

すでに雨が降っていて、風も強いし、寒い。

早く、テント張れる場所を探さないと・・

レストランが23時まで営業しているので、その付近は避けて、すでに無人化している建物の2階のベランダに、かろうじて3人用テントが張れた。

ここだと、海からの風や雨もしのげる。ありがたや~

女二人の心細い夜は更けていく・・(山だとちっとも怖くないけど、下界だと、別の意味で怖いのよね)


3月21日(日)

真夜中に雨が止み、朝起きると、テントの周りの床が乾いている。

朝食を簡単に済ませて、テント撤収。

駅傍の浜辺を散策。



道の駅の前にある、土佐くろしお鉄道ごめん・めはり線の夜須駅から電車に乗って、下山駅下車。27番札所神峯寺へ向かう。道の駅から歩くと、かなり時間がかかり、二日間の予定では厳しいので、公共交通機関を利用。まあ、仕方ない。

下山駅よりは唐浜駅からの方が近い。

神峯寺登山道は、なかなか歩きごたえがありました。山道を歩くのは山家の私達にとってはなんでもないけど、高齢の方には酷だなと思いました。

「真っ縦」遍路道も、どんだけしんどいかなと思ったけど、まあ、大丈夫でした。

やがて、駐車場に到着して、そのまま参道を通って、まずは「神峯の水」を頂き、喉を潤す。うまい!

そして、Oちゃんが納経帳をどこで買えるか、聞いてきてくれた。

駐車場の傍にある売店で買えるとのこと。

また、そこまで戻って、納経帳、お札、経本を購入。

本堂と大師堂にお参りしてから、納経。300円也。

毛筆で、スラスラと納経帳に書いてもらう。

達筆過ぎて、何て書いてあるかわからん・・早速、Oちゃんが聞いてくれた。

来た道をてくてくと戻り、国道55号線に出る。

次に目指すは、お寺ではなく、温泉と食事!
奈半利にある、二十三士温泉をひたすら目指して、黙々と歩く。



国道沿いを歩くので、ちょっと排気ガスが気になる。
でも、海風が空気を浄化してくれる気がする。

お腹が空いてくるし、足の裏にマメができたのか、ちょっと痛いし、温泉に入りたいしと、煩悩だらけの私・・

ようやく、お目当ての温泉に到着。まずは身体を清めてから、ゆっくりと昼食を味わうことにする。

温泉はぬめりがあって、温まりました。

そして、待望の昼ごはん!

かねてから、熱望していた鰹のタタキ定食を注文。



茶碗蒸し、味噌汁、ごはんが付いて、1600円也。

しかし、鰹のタタキの切り身の厚さ!1cmはある!

噛むと、その肉厚と柔らかさ、そしてジューシーさに、もう、感激~

めちゃうま

ここまで来て良かった~

幸せを噛みしめながら、完食致しました。お腹一杯・・・
その後の行程は、お腹が重くて仕方なかったわ

あいかわらず、海沿いの国道を延々と歩き続け、その間に漁港も通過。



ようやく、室戸市に入り、羽根岬に着く。
だが、まだまだ、先は長い。
今日は宿泊予定の道の駅キラメッセ室戸まで、行かねば・・



18時を過ぎて、空が赤くなってきて、海に沈む夕日を拝めました。↑

19時過ぎに道の駅に到着。
クジラ料理の店がまだ営業中で、そこの売店を覗く。
とにかく、眠くて仕方ないので、早くテント張って、夕食食べたら、すぐ寝たい

トイレのある付近は、駐車場があって、やや暗い。
博物館?みたいな建物の裏にテントを張って、まずは夕食のカレーうどんを作って食べる。
偶然にも、二人とも同じメニューであった。

昨夜とは打って変わって、風もなく、ただ、また、海沿いなので、波の音はうるさいが、まあ、耳栓するので問題ないか・・

空には満天の星、星、星~

明日は天気がいいぞ~

おやすみ~


3月22日(祝)

朝方、急に冷え込んできて、寒くてシュラフの中で丸まって眠ってた。

4時起床。

朝食に塩ラーメン。Oちゃんは食欲がないそう。私はまた完食。

山の朝と違って、トイレもあり、洗面ができるのがなによりうれしい。

さあ、今日は最終日。がんばって室戸岬まで行かなくっちゃ!

テント撤収して、5時半出発。

朝焼けに染まる室戸岬を眼前にして、がぜん、張りきる二人



道の駅から約1時間程で、26番札所の金剛頂寺に到着。
鐘をつき、本堂と大師堂をお参りして、早々に次の25番札所へ向かう。

今日は時間との戦い。徳島駅に17時前には着かないと、大阪行きのバスに乗り遅れるからね。

街路樹がアロエというのも珍しい。初冬に赤い花をつけるらしい。

だんだん街中に入って行き、津照寺は山の中ではなく、街中にあった。
すぐに急な階段を上り、途中で建物の下を通り、やがて本堂に到着。
ここは狭いが、なかなか絶景。海が良く見える。

参拝後、階段を少し下って、さっき通過した建物に上がれる階段を見つけて上ってみると、なんと、そこには大きな鐘が吊るされていた。



鐘のための建物だったのね。

二人で交代で鐘をつきました。

さあ、いよいよ室戸岬目指して、最後の踏ん張り。
漁港を通過し、いよいよか・・と思われた時、目の前には室戸スカイラインが見えてくる。あれを上っていくの?

ジグザグのスカイラインを徒歩で、えっちらおっちら上っていくと、絶景が



高度感もあって、なかなか爽快(怖いかも

ようやく、24番札所の最御崎寺の駐車場に到着。ここでトイレを済ませて、参拝道を進む。

参拝後、室戸岬灯台の展望台に行く。

明治32年初点灯で、直径2.6mの日本一の巨大レンズ。



間近で見ると迫力あります。

さあ、これからまた、上ってきたスカイラインを下っていきます。

右足裏のマメがかなりやばい。痛くて、かばって歩くからか、足首まで痛くなってきた。

バス停がわからずに、街路樹の手入れをしていた市の職員さんに尋ねると、「あれかな?」と言って、指差した所にありました。

が来るまで時間があったので、行動食を貪り食う私達。傍目には、どう見えたか?

甲浦駅行きのバスに揺られて約1時間。単線の駅に到着。車両も1両。
途中、乗り換えが3回もあって、ちょっとゆっくり眠れなかったけど、なかなかレトロな電車で良かったわ。

徳島駅に着くと、目についたのが、揚げパン?
棒状の物を3個買って、一つはバスに乗る前に食べました。おいしかったよ~

弁当も買って、いざ、バスへ。

乗車するなり、すぐに弁当を広げる。お腹が空いてるのだ!

完食後、すぐに眠りモードに・・

道が混んでいて、40分程遅れて難波に到着。

こうして、初お遍路は終了。

そして、私ははまりました。歩き遍路に・・

これから、月一、できれば週末にお遍路に出かけたいなと思う。

やっぱり、日本人だね、私って・・・

ご一緒してくれたOちゃん、どうもありがとう。
心強かったです。また、よろしく~