2014年11月21日(金)
22時に親分を駅まで迎えに行き、いざ、
道の駅マキノ追坂峠に向けて、challenger-hide号で出発
阪和自動車道⇒近畿自動車道⇒名神高速(京都東出口)⇒国道161号線⇒道の駅マキノ追坂峠(仮眠)
2014年11月22日(土)晴れ
道の駅マキノ追坂峠(6:20)⇒国境スキー場(6:40)→乗鞍岳(8:08)→黒河峠(10:40)→
三国山(11:44)→明王の禿(12:24)→赤坂山(12:48)→大谷山(14:43)→抜土(16:00)
昨夜はテントで仮眠し、3時間は爆睡できました
5時起床、朝食、身支度を整え、予約していたタクシーに乗車し、高島トレイル起点の愛発越(アラチゴエ)へ移動。
国境スキー場が出発点になっていて、乗鞍岳登山口にもなっている。
スキー場の斜面を黙々と登って行き、振り返ると琵琶湖が広がっている!風もなく、少し暑い。アンダーシャツ1枚になる。
わかりにくい分岐には、黄色のテープがヒラヒラしていて、わかりやすい。テープにはちゃんと高島トレイルと印字されてる。
晩秋の景色を楽しみながら、前進。
乗鞍岳に到着。
あちこちに、鉄塔があるのが興ざめだけど、仕方ない。なにせ、低山なので・・
ブナ林を過ぎ、敦賀湾が一望できる芦原岳へ。ちょこっとだけ、海が見えました。
次なる目標は黒河峠。クロコと読むらしい。この峠では、ツーリングしてる二人連れの男性に遭遇。トレイル上、唯一のトイレがあり、その傍には、3台駐車してました。日帰りで、ここから赤坂山を往復する人もいる。
峠からは、また、登りが始まり、途中、湿原が現れる。木道があり、水も結構、流れている箇所があり、水汲みには最適。今回は、水場がどういう状況か不安だったので、各自、共同用水2.5リットルに個人用の水を持参。
三国山は眺望なし。
赤坂山自然遊歩道を通って、奇岩が見えてくると、それが明王の禿。
ここから、琵琶湖が良く見える。これから進む赤坂山の山頂には人影が結構ある。人気の山だもんね。今までの閑散さとは大違い。人混みは避けるべく、小休止後、とっとと進む。
寒風は、以前、来たことがあり、なんとなく覚えていた。
大谷山も登ったことがあるので、懐かしい。
これから、どんどん下って行き、足が疲れたなーと思った頃に、ようやく抜土に到着。今日のテン場。9時間40分の行程終了。ここは水が豊富で、テン場に最適。すでに先客が数組。彼らより、ちょっと離れた所にテントを設営して、まずはティータイム。親分がサプライズで、ケーキを出してくれて、19日の私の誕生日を祝ってくれました。ありがとう~
おいしく頂きました。夕食はカレースープで、これまた、おいしく頂き、超満腹。19時頃には就寝。星がたくさん出てて、明日も天気が良さそう。
2014年11月23日(日)曇り時々晴れ
抜土(6:50)→近江坂(8:13)→大御影山(8:55)→三重嶽(11:53)→武奈ヶ嶽(14:08)→水坂峠(16:29)
5時起床。朝食はカレーリゾット。朝から超満腹。明るくなってから、出発。林道のゲートを抜けて進む。
すぐにピンクのテープが木の枝に巻かれていたが、そこに行かずに、林道を直進。しばらく進むと、また、右斜面にピンクのテープが出現。地図で確認して、ここを上がらないと、まずい!と言うことで、急斜面を藪漕ぎしながら登る。これがしんどかった。ようやく、尾根に登り、しばらく進むと高島トレイルの黄色のテープが、点々と大量に枝に巻きつけられている。そんなに、要らんと思うけど・・・
ブナ林を快適に進み、ふと足元を見ると、ピンクの花一輪が咲いている!イワウチワだ!この陽気で、春と勘違いしたのかな?
近江坂を過ぎ、大御影山に到着。
巨大な反射板が設置されている。
途中、大蛇に見える木が!

口を開けてるように、見えませんか?
三重嶽に到着。
武奈ヶ嶽までの道では、ふかふかの落ち葉の絨毯の上を歩いて、新雪の上を歩いているような錯覚に陥る!?
ここから先、急な尾根を下って行き、疲れる疲れる・・・
かなり下った所で、先行者の単独男性が「道に迷ったみたいで、水越峠に行けない!」と言う。「水越峠?水坂峠では?」
一緒に付いて行っていいかと言うので、「どうぞ」と言って、後から付いて来られて、私たちが進もうとしている先を「そこを行くと、林道に出て、トレイルから外れる」とのこと。GPSを出して確認すると、確かに、林道に出て、水坂トンネルを抜ける形になるみたい。でも、途中から尾根に上がれば、トンネルの上に抜けられるので、私たちはそちらを選択。彼は、じゃあ、林道に行きますと言って、スタスタと歩いて行った。
激下りの時に、左の方へ行く尾根があったみたいで、それを見落としたようで、結局、一旦、トレイルから外れて、林道を歩き、水坂峠に到着。
二の谷山登山口を登ると、すぐに平らな所があり、そこにテント設営。水は水坂峠の道標の手前で、流れている水を調達。テン場の上の方に行くと、水場があるらしいが、未確認。
テントで寛いでいると、単独の例の男性が到着したようで、私達よりもさらに上の方にテントを設営したみたい。
夕食をおいしく頂き、19時過ぎに就寝。今日も、よく歩きました。
2014年11月24日(祝)晴れ
水坂峠(6:30)→保坂バス停(6.50)→上藺生バス停(8:00)⇒近江今津駅⇒道の駅マキノ追坂峠(9:40)⇒さらさの湯⇒自宅(15:00)
5時起床。朝食後、テント撤収。今日は下山のみ。水坂峠から道路を歩いて、最寄りの保坂バス停へ。かなり距離があると思ったら、意外と近くてすぐに到着。始発のバスが出た後で、次は8時35分のバスまでないので、そのまま、行ける所まで歩くことにする。
途中、ショートカットで、開通前のトンネルを通ったり・・・
下界の紅葉も楽しみながら、歩き続ける。
しかし、朝の気温は3℃。めちゃ寒い!手が冷たいので、手袋はめました。山では使わなかったのに!
1時間ちょっとで、立派な待合所のあるバス停に到着。ここでバスを待つことにする。
トイレもあり、レトロな建物も・・

電燈も、昭和のレトロ感が漂ってる!
バスに乗り込むと、結構、乗客がいて、終点の近江今津駅で皆下車。そこからタクシーで道の駅に戻り、10時開店のさらさの湯に入って、さっぱり!
帰りは、行きたかったメタセコイア並木道を通って、気分高揚
お天気に恵まれた縦走でした。来年のGWに高島トレイル全山縦走を3泊4日で決行予定。春の花々が一杯愛でられそうで、超楽しみです。
同行の親分、ありがとうございました。来年、またよろしくお願いします。