60才からの僕の第二の人生

仕事は無上の喜び
理想を高く掲げて、突き進む
60才からの僕の第二の人生

殺人とは、ひどい!  安楽死だ

2020-07-24 19:22:15 | 日記

殺人ではなく、自殺幇助だと思います。
スイスなどで認められている、安楽死を日本も認めるべきです。
なぜ日本は安楽死を認めないのか?

僕の親父は癌で死にました。
2か月間くらいは、ホスピスに入っていました。
ホスピスだけに、モルヒネは言うだけ処方しますよ、と大盤振る舞い。
それでも、死ぬ前の2週間くらいは、親父は一日中「痛いよ」としかいいませんでした。
それ以外の言葉を、僕は憶えていません。
テレビのような、臨終の最後の言葉もなしでした。
死んでやっと、「痛いよ」と言わなくなりました。

日本は高度な文明を持ったにもかかわらず、未だに幼稚な倫理観を議論することさえ拒否しています。
日本人も古い価値観に縛られることのない本当の人権を目指してほしい。

老人たちが作った価値観になぜ縛らなければならない?
自殺することがなぜ悪いの?
自殺したい人もいるのも当然です。
それはその人の尊重すべき考え方なのです。
自殺をよくないという一般概念の押しつけはやめましょう。
憲法だって法律だって、自殺を禁止してはいないではないですか。

固定概念を一度とりはずして、安楽死をうけいれてみれば、どうですか?

映画『ホテル・ムンバイ』

2020-07-24 08:48:41 | 日記
 『ホテル・ムンバイ』
いい映画だ。
実際のテロ事件の再現映画だ。
不条理なテロ。
こんな恐怖が現実にあると思うと、嫌になる。
しかし、その以前にもっと不条理な貧困がある。
僕が、たまたま日本に生まれただけで、自由と貧困ではない生活が与えられた。
しかし、世界では半分以上の国の人々が、自由を奪われ、貧困にあえぐ。
これって、絶対的な不公平だよね。
日本で生まれたからには、どのような人でももの凄い努力をすれば、豊かな生活ができる。
でも、自分が生まれた国が、たまたま貧困であれば、どうすることもできない。
ゴミ捨て場のスラムで生まれた人間がどう自由に生きられるのか?
難民キャンプで生まれた人間がどうやれば起業する機会を持てるのか?
日本人であれば生まれながらの豊かさゆえ、自分が自由でどれほど豊かなのかも気付かなく死んでいく。

我々が奪い取った豊かさを放棄しない限り、この不条理に対するテロは続く。