花王が伝統のマークを取り去ってまでブランドイメージにこだわり大成功したアジエンス。ところが,資生堂TSUBAKIの多大な宣伝広告費をかけた一大攻勢により,女性ヘアケアのシェアトップをあっさりと奪われてしまいました
P&Gのような巨大外資の追撃に対し「アジア人向けの」に注目し捨て身で頑張った老舗花王を応援していましたが,「日本人は美しい」とさらに対象を絞り込まれ,SMAPのCMをバンバン流されたら勝てませんよね。
資生堂がアジエンスの発想を真似てそれ以上のパッケージングで攻めたのか(いわゆる家電における松下,車におけるトヨタ的攻め),元々そのような構想があったのか(椿はそもそも資生堂のマークなので)深い事情はわかりませんが,興味深い戦いだと思っていたら,花王が反攻に出たようです。
「大人の女性のための新ヘアケアブランド」セグレタ。
「大人の女性」「秘密」ともにそれほど新しいコンセプトとはいえませんが,イタリア語の語感と高貴な紫色で高級感を出しています
この20年,「男のトニックシャンプー」以外で洗ったことがない分際で何をいう,といわれそうですが,商品開発者達の苦闘を思うとドラマティックで目が離せません。
P&Gのような巨大外資の追撃に対し「アジア人向けの」に注目し捨て身で頑張った老舗花王を応援していましたが,「日本人は美しい」とさらに対象を絞り込まれ,SMAPのCMをバンバン流されたら勝てませんよね。
資生堂がアジエンスの発想を真似てそれ以上のパッケージングで攻めたのか(いわゆる家電における松下,車におけるトヨタ的攻め),元々そのような構想があったのか(椿はそもそも資生堂のマークなので)深い事情はわかりませんが,興味深い戦いだと思っていたら,花王が反攻に出たようです。
「大人の女性のための新ヘアケアブランド」セグレタ。
「大人の女性」「秘密」ともにそれほど新しいコンセプトとはいえませんが,イタリア語の語感と高貴な紫色で高級感を出しています
この20年,「男のトニックシャンプー」以外で洗ったことがない分際で何をいう,といわれそうですが,商品開発者達の苦闘を思うとドラマティックで目が離せません。