エデュパな日々

受験指導20年のカリスマ講師が
理数系受験個別教室を開設
新たな挑戦が始まる!

バキン

2007-02-28 23:46:43 | 時事
子供の頃接したアニメや実写ヒーローものは間違いなく勧善懲悪だった。勧善懲悪とはいっても,いわゆる理念的な,善か悪かの二元論でなくてはならないというわけではない。ただ,子供相手には解りやすく分類した上で,「悪いことをしてはいけない善いことをしなさい」という型を示すことは大切だと思う。もちろん,世の中には人情もある(人情は勧善懲悪と背反ではない)し,悪には悪なりの善にも善なりの事情があることは大人になる過程で理解していくべきだけれど,基本的な型も身につけず,なし崩し的に「何でもあり」で育つのはいかがなものか,だろう。例えるなら,アンパンマンを見ずにいきなりガンダムを見ていいの?(そもそもそれじゃぁその良さも解らないはず)という感じ。
#ちなみに子供の頃見たアニメで一番のお気に入りは「たった一つの命を捨てて,生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔をたたいて砕く。キャシャーンがやらねば誰がやる(声:納谷悟朗)。」の,新造人間キャシャーン。人間のために人間であることを捨て新造人間として戦う鉄也の姿にシビれていた。フレンダーも最高だった(ノンノには負けるけど)。宇多田さんの旦那さんの実写版CASSHERNはファンが多いようだけれどあまりピンと来なかった。
##さらにちなみに正義のヒーローが大好きだからといって必ずしも善人に育つものでもないようですね。