友達が1品ずつもちよったパーティのような感じだった。
予想以上によかったので、彼の作品が少なくてそれが不満。
それぞれの出演の順番と大枠だけあらかじめ押さえた他は、各プログラムは出演者に委ねていたの。。。かな?
ひとつひとつはよかったけど通しで見ていると、ちょっと、特に後半、似た感じが続いてだれてしまった。そこまでコアなファンじゃないもんで、、
現代舞踊はこういうもんだからしかたない、といってしまったらミもフタもないですが、しばらくコムデギャルソンが続いたら、ケンゾーが着たくなるのが人情というものではありませんか...。
プログラムの中から記憶に残ったものだけ。
【HIM】
目玉だったと思うのにのっけに持ってきちゃうなんて!
リズムタッパー熊谷和徳と金森穣の競演。
舞台セットがよい。
タップのための木の板に、まるで誰かの部屋のようなソファとランプスタンド。
調度品の赤みがいい。
冒頭、素足でりっぱな音をだすタップがよかった。
熊谷さん、小柄に見えたが、バレエダンサーとは違う野太さがめだってよかった。
ナマカナモリ、初めて見たのだが、意外とひょろりとしていてびっくり。
正直、ふたり並んで踊るとどうしてもタッパーの方に目がいってしまった。
あれ、振付けというほどきっちり作りあげたんだろうか。
もしかしたら大枠だけ打ち合わせして、その日の気分で微妙に違っていたりして。
それがよくないとか、大雑把とかいうんじゃなくて、なんちゅーの、ライブ感、グルーブ感があったわけですよ。
つくづく、もっと後の方で見たかったな。
【off light】
似た感じのダンスをどこかで見たような気がしないでもない。デジャブ?
けど、好き。
照明で作ったラインから出ずに踊るのが、シャープでスピード感があって、かっこいい。
...こんな言葉でしか表現できない自分がはずかしい。
【Dual Axis】
R指定のダンス。
でもなんとなくコミカルな感じがするのは衣装のせいだろうか。
見ながら、おととしくらいに見たチャンドラレーカの「シャリーラ」を思い出した。
クレジットを見たら、踊り手/振付けはベジャールのルードラの卒業生だそうだから、むしろ「BAKTI」の影響かもしれない。
ま、とにかくアレだ。言いたいことはそういうことだ。
音楽もよかった。70年代風のけだるさがあって。
【Sleepless】
キリアンの振付けをNDTのダンサーが踊った。
好き~、と言いながらみていたのに、どこかどうだかよくわからないうちに終わってしまった。
もっとも観客のブラボーが多かったと思われる。
キリアンって、照明の使い方に特徴がある。うまく言えないけど好きだ。
女性ダンサーの立ち姿がよかった。
【NINA-prototype】
後半、ひとつひとつはよいのに何となくだれてしまっていたのだが、急に目が覚めた。
とにかく音楽がかっこよかったのだけど、それ以上に照明が素敵だった。
突然暗転し、また突然明かりがついたときにはダンサーは別の位置でポーズをとっている。タブロー、というんでしょうか、静止している絵的な構図が美しい。
照明の描く円が大きくなったり小さくなったりする効果とか、青白い(蛍光灯っぽい感じ)光の輪の片隅の赤い椅子など、色の使い方も上手だな、と思った。
ダンサーそのものが魅力的だったのだけど、振付のスピード感とか緩急の付け方がうまくってすごく引き込まれたし、若さがあった。若いって、青いとかいう意味ではなく、放射するエネルギーがみなぎっているという意味。
カーテンコールの演出が洒落ていた。
出演順に立ち位置をつけて、ひと組ずつスポットを当てていく、という演出が素敵。
それぞれに花を、と思ったらしい、天井から、ずばっと床に突き刺さる花がびっくり。
次のカーテンがあがるときにはその花がきれいさっぱりなかったのがまた見事。
この会場はいいね~。
公共の施設だからなのか、新しいからなのか、気の流れがなんか、気持ちいい。
駅から会場に向かう途中の誘導もフレンドリーでした。
そうそう。ハエハエカカカで有名なコピーライターのKさんがいらしてました。
予想以上によかったので、彼の作品が少なくてそれが不満。
それぞれの出演の順番と大枠だけあらかじめ押さえた他は、各プログラムは出演者に委ねていたの。。。かな?
ひとつひとつはよかったけど通しで見ていると、ちょっと、特に後半、似た感じが続いてだれてしまった。そこまでコアなファンじゃないもんで、、
現代舞踊はこういうもんだからしかたない、といってしまったらミもフタもないですが、しばらくコムデギャルソンが続いたら、ケンゾーが着たくなるのが人情というものではありませんか...。
プログラムの中から記憶に残ったものだけ。
【HIM】
目玉だったと思うのにのっけに持ってきちゃうなんて!
リズムタッパー熊谷和徳と金森穣の競演。
舞台セットがよい。
タップのための木の板に、まるで誰かの部屋のようなソファとランプスタンド。
調度品の赤みがいい。
冒頭、素足でりっぱな音をだすタップがよかった。
熊谷さん、小柄に見えたが、バレエダンサーとは違う野太さがめだってよかった。
ナマカナモリ、初めて見たのだが、意外とひょろりとしていてびっくり。
正直、ふたり並んで踊るとどうしてもタッパーの方に目がいってしまった。
あれ、振付けというほどきっちり作りあげたんだろうか。
もしかしたら大枠だけ打ち合わせして、その日の気分で微妙に違っていたりして。
それがよくないとか、大雑把とかいうんじゃなくて、なんちゅーの、ライブ感、グルーブ感があったわけですよ。
つくづく、もっと後の方で見たかったな。
【off light】
似た感じのダンスをどこかで見たような気がしないでもない。デジャブ?
けど、好き。
照明で作ったラインから出ずに踊るのが、シャープでスピード感があって、かっこいい。
...こんな言葉でしか表現できない自分がはずかしい。
【Dual Axis】
R指定のダンス。
でもなんとなくコミカルな感じがするのは衣装のせいだろうか。
見ながら、おととしくらいに見たチャンドラレーカの「シャリーラ」を思い出した。
クレジットを見たら、踊り手/振付けはベジャールのルードラの卒業生だそうだから、むしろ「BAKTI」の影響かもしれない。
ま、とにかくアレだ。言いたいことはそういうことだ。
音楽もよかった。70年代風のけだるさがあって。
【Sleepless】
キリアンの振付けをNDTのダンサーが踊った。
好き~、と言いながらみていたのに、どこかどうだかよくわからないうちに終わってしまった。
もっとも観客のブラボーが多かったと思われる。
キリアンって、照明の使い方に特徴がある。うまく言えないけど好きだ。
女性ダンサーの立ち姿がよかった。
【NINA-prototype】
後半、ひとつひとつはよいのに何となくだれてしまっていたのだが、急に目が覚めた。
とにかく音楽がかっこよかったのだけど、それ以上に照明が素敵だった。
突然暗転し、また突然明かりがついたときにはダンサーは別の位置でポーズをとっている。タブロー、というんでしょうか、静止している絵的な構図が美しい。
照明の描く円が大きくなったり小さくなったりする効果とか、青白い(蛍光灯っぽい感じ)光の輪の片隅の赤い椅子など、色の使い方も上手だな、と思った。
ダンサーそのものが魅力的だったのだけど、振付のスピード感とか緩急の付け方がうまくってすごく引き込まれたし、若さがあった。若いって、青いとかいう意味ではなく、放射するエネルギーがみなぎっているという意味。
カーテンコールの演出が洒落ていた。
出演順に立ち位置をつけて、ひと組ずつスポットを当てていく、という演出が素敵。
それぞれに花を、と思ったらしい、天井から、ずばっと床に突き刺さる花がびっくり。
次のカーテンがあがるときにはその花がきれいさっぱりなかったのがまた見事。
この会場はいいね~。
公共の施設だからなのか、新しいからなのか、気の流れがなんか、気持ちいい。
駅から会場に向かう途中の誘導もフレンドリーでした。
そうそう。ハエハエカカカで有名なコピーライターのKさんがいらしてました。