THE 有頂天ホテル

ひさしぶりに涙流して笑いました。

当然と言えば当然ですが、役者さんが一人残らずみな上手で、魅力的です。

愛しのオダギリジョーさまがあんなことに！
そして、地味でしたが、津川雅彦の役どころがいいなと思いました。
梶原善、たまらん。

しかし、盛りだくさんすぎてお腹いっぱいになってしまいました。
顔見世興行っぽくて、ちょっとしつこかったかなあ。

正直なところ、共感度、プロフェッショナル度、ラストのスカーッと感ともに『ラヂオの時間』のほうが好きでした。。。

『ラヂオの時間』や『みんなのいえ』では
「妥協して、妥協して、それでもなんとかいいものを」
という主張だったのに対して、今回は
「言いたいことは言わなくちゃ、やりたいことをやろうよ」
に変わってきていて、ちょうど私自身が似たテーマについて考えていたこともあり、希望を感じました。
三谷さんご自身の変化なのでしょうか。