hidamari_neco屋根裏ノォト-Ver.01

web日記 日替わりするは 気分だけ

夢は消えるもの

2004-10-27 20:56:45 | まどろみ:夢
昨日見た夢のキーワードを書き記したメモを発見。
メモしたことさえ忘れていた。

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小学校の時の同級生だった トロちゃん。
一緒にお祭りに行くみたいだ。
実際には一緒に行ったことのないT町の神社。
でも 人込みの中で トロちゃんはいなくなってしまう。

私はストーカーに追われているようだ。

遠くに 大好きだったけれど遠くに行ってしまった ○G□▲◇さんが 私を見てる。

* * *

なぜ寝ぼけながらもメモをとったのかというと、ずっと心に残っていて、でももう会えない、という人が夢に出てくる時には、その人と目に見えないレベルでもさようならを言う時だ、というプチジンクスが私にあるからだ。

でも、そういうときはたいてい、お互いがさわやかにお別れをいうケースが多いのだけど。
今回は 彼はただ遠くから見ている、という感じだった。
なんだかんだ言って私はまだ彼に未練があるのかもしれなかった。
夢の中の彼はいつもやさしい。


謎のマレ-シア人

2004-10-21 21:05:39 | まどろみ:夢
今朝見た夢。

旧知のマレ-シア人の友人達が兄妹を連れてはるばる日本に訪ねてきた。
というか、街をふらふらしているときに不意に話しかけられて再会したのだ。
夢の中でもっともらしくマレ-語を使っている私。
その昔とても親切にしてくれたから、とかいがいしく世話をやく。
彼等は茅場町のホテルに宿泊中だといい、私は東京らしい場所ってどこだろうとしきりに考えてはいるものの、どこかの怪しい地下のガレージセールに連れて行き、古着のジーンズなどを買っている。

もちろん私にマレーシアの友人はいない。
以前マレーシアを旅した時に出会った人たちとインドネシアの友達とがオーバーラップしているようだ。
外国語や無国籍な感じや異邦人といったイメージに今、少し飢えている現実の自分の切れ端を感じた。

エイプリルの七面鳥

2004-10-20 21:15:10 | あしあと:出かけた場所
2004.10.19 朝日生命ホール

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脚本がうまいっ!
回想やナレーションをいっさい使わずにその日1日の会話だけで家族の歴史や個人のバックグラウンドを描いてみせた。

感謝祭。ある一家の特別な数時間。
絶対に料理なんてしたことがないエイプリルも今日は七面鳥を焼く。
ずっと音信不通だったママを招待するのだ。

奔放な不良娘のエイプリルと娘に母親らしい愛情をそそげないママ。
2人は水と油の仲。
だから、エイプリルが悔い改めてママを招待するなんて、家族もちょっといぶかしげ。
不機嫌なママをなだめながら、一家は一路エイプリルの住むニューヨークへ。

さて、エイプリルのアパートでは朝からてんやわんや。
優しそうな黒人の彼氏は思うところがあるらしくそわそわ買い物に出かけてしまった。
でも大丈夫、レシピどおりに七面鳥に詰め物をしてあとは焼くだけ!...だったのに...
オーブンが故障!!
休日で修理もムリ!!
アメリカ中の家庭がオーブンを使う感謝祭の日。
お願い、誰かオーブンを貸して下さい!

郊外からニューヨークへ向かう一家のどっかチグハグなやりとりと、なんとかターキーローストを完成させようと必死のエイプリル、初めて会う彼女の両親によく思われたくて彼女には秘密で心のこもった準備をしようとする彼氏のそれぞれの5時間の悲喜こもごもが涙がでるほど笑える。
あのママはどうしてあんなにひねくれているのか?
エイプリルはどうして今日というこの日にああも必死になってるのか?
その謎がなんとなく解けてくるにしたがって笑いながらも本当に泣けてくる。
だって、次の感謝祭では遅いかもしれないのだ。

エイプリルが右往左往するアパートの住人がヘンなんだけどすごくいい。逆にとってもリアルなんだ。
初めはアフリカ系の夫婦。
奥さんはエイプリルの身の上話にすっかり同情してしまった様子。 一方旦那さんがどうやら本格的な料理好きで、レトルト使用のエイプリルの料理に渋い顔。でも自分達が来客のための料理をする直前まで、時間限定でオーブンを使わせてくれたうえに、クランベリーソースまで作っておいてくれる。
次はベジタリアンで信条がゆるさず破談。次は中国人の一家で、言葉が通じないため断念。そしてようやく新しいオーブンを買ったばかりという孤独な青年ウェインが協力してくれることになったけれど、コミュニケーションが下手な彼の御機嫌をそこねてしまい、とうとう肉が生焼けのまま追い出されてしまう。
ウィエンに「この不良!」と罵られて、じっと「私は悪い子じゃないもん・・」とつぶやくシーンがせつない。
ピンチをなんとか助けてくれる中国人の一家もまたグッとくる。
家族の結束が強いといえば中国人。アウトロー感もありながらあったかみもあって、映画の中で意識している家族そのものの姿を印象づけていると思う。
言葉が通じてないはずなのに、困ってるらしいことを察して、中国風の技法(?)で生焼けの肉に焦げ目までつけてくれた!
この料理はアパートのみんなで作った、みんなでママを歓迎してるのよ!..となればいいけど。

それと、料理好きのアフリカンの旦那さんやオタクっぽいウェインのように男性陣がみな女性性をもっている。
というか、優しい。
気難しいママを根気強くなだめては、離ればなれの母と娘を最後になんとか橋わたししたいパパも。
恋人に内緒で友達にスーツを借り、花まで買って、家族を歓迎したい彼氏も。
勝ち気で素直に慣れない女性たちをあったかく見守っている感じがした。

映画の世界だからなのかもしれないけど、ヘンテコリンでもはみだし者でも優しさに包まれて生きている様が心底うらやましいと思うのであった。アメリカ(である必要はないが、いろいろな人がいるところ、という意味で)のこういうところが好きだ。

そうそう、同じ意味で、一家が橋を越えてマンハッタンに入るトンネルの撮り方がまた、アウトロー感があり印象に残った。
よそ者が「ニューヨークにやってきた!」と実感する映像なんだ。

私も踊る

2004-10-17 17:31:50 | つぶやき:もろもろ
今日は私も踊りました。
秋晴れの下、私のことなんてだーれも気にしていないようなところで。
だから私もなーんにも心配しないで踊ることができました。
そういうのがとっても気持ちがよかった。

ろくに練習もしてなかったのに、なんとか体が動いてくれた。
でも衣装のあちこちに傷みを見つけた時、ブランクを実感しました。

本当に私、昔の貯金でやってる感じ。

思いがけずというべきか、やっぱりというべきか、途中で飾り物がはずれてしまい、踊りながら知らん顔して蹴っとばしました。
大事な衣装の一部だから、蹴っとばすなんて乱暴だけど、その時は踏むよりいいと思ったのです。
でも今になって、それでもあれはするべきではなかったな、と反省しています。

そこらへんでも、踊りに対する自分の愛情度合いを知ってしまった気がします。
昨日の踊り子さんと私の違いは数々あれど、決定的なのはやはり、この愛情の度合いなんだと思います。
私ももっともっと心を込めて愛せるといいです。
そうなりたいと願います。
そして、もっと深い愛の注ぎ方がある、私もそうできる、と気づけた今日に感謝します。

パドマ グンデルと創作バリ舞踊

2004-10-16 22:42:29 | あしあと:出かけた場所
2004.10.16 17:30 PM
神奈川 かなっくホール

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「いかにバリ人に近付けるか」を目標にバリの舞踊を学んでいた人たちが今、「身についたバリの表現法を使っていかに自分達を表現するか」に向かっている。

パドマ(蓮)を意識した配色の証明が素敵。
オレンジからバイオレットへ、ブルーからグリーンへ。
影もうまく利用され、グンデルという楽器がもともと影絵芝居のための演奏形態だったことを改めてそしてさりげなく主張している。

もともと古典をやったって華のある一級品の人たちだけれども、バリという民族性から脱して、なかなかシックでセンスのいい作品になったなあ、と思う。
そして、彼女達がバリの踊りと音楽と自然をとてもとても愛していること、そのために純粋にエネルギーをかけてきたことをつくづく感じる。
続けるって本当に尊いことだ。
そして見せ方もさることながら踊子さんの天性の美しさがさらに作品を神々しくしている、、、
やっぱ、大事な要素だよね。。。しみじみ。

つきぬけた空

2004-10-15 22:55:33 | つぶやき:もろもろ
暗い夜が明け目覚めたら
私の後ろ斜め上あたりで
すこん、となにかがつきぬけていた
それが何かはわからない ただ
流れ込んでくる風だけをひんやり感じる
だって 今日のこの空
昨日より 高くなった

空と私の差がなくなるといい