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定年後の暮らし春秋 ~ 菜園だより ~

現役時代の週末菜園から、定年後の野菜づくりへ。
自由な生活を謳歌する昭和15年生まれの日々。

他事で忙しくてさぼっていたが、再開する、畑の様子

2017-10-22 09:58:26 | Weblog

長い間、書いていなかったが、この間、畑に行かなかったわけではなく、ブログを書くのをさぼっていただけである。今は、タマネギの苗を植える時期なのだが、このところホームセンターに行っても、苗を売っていない。なんでも予約制なのだという。以前はそんなことはなく、ホームセンターの会計場所の近くにタマネギの苗が束になって売られていた。ところが最近になって、売られていないので聞くと、予約制になったという。以前は、種を買って来て、自宅の庭で苗を育てていたが、それだと大きくなるのに時間がかかるので、束で売っている苗を買って、畑に移植するやり方に変えたのだが。予約制になった野菜の苗はタマネギだけである。それでも、時期に移植しないと来年、タマネギが収穫出来ないので、今年初めて売られ始めたポット植えのタマネギの苗を買って来て畑に植えることにした。毎日畑に行くわけではないので、行ける時に畑に行く途中ホームセンターに寄って買って行き、移植するというのが、最近のやり方だったのである。それができなくなったうえに、いつも寄っていたホームセンターが閉店になってしまったので、ますます困ってしまった。タマネギは野菜の中でも、収穫後の保存が長く出来るし、いろいろな料理にも使えるし重宝できる野菜なのである。現在の畑には、収穫期になって来たサツマイモやサトイモなどがあり、冬に成長するハクサイや来年の春のためのイチゴなどが育っている。

 


8月 盛夏の畑

2017-08-07 09:15:01 | Weblog

猛暑の連続で、5号台風もやってくるというこの時期、2、3日前に畑の草刈りに出かけたが、適度の雨と、強烈な太陽の元、雑草も勢いがいいが、野菜も猛烈に伸びている。去年のヒョウタンから採った種やヒマワリの種をから芽を出した苗を春先に畑に移植しておいたら、いずれも大きく育った。地面に這わせておいたヒョウタンが幾つも大きな実を付けた。ホームセンターで買ってきたスイカの苗からも大きな玉が姿を現した。出来たスイカを知り合いに配ったら驚いていた。ふんだんに出来たミニトマトやナス、ピーマン、キュウリも糖尿対策の食事用に今年は自家でふんだんに消費した。初めて自家菜園の収穫物を自家消費したのである。サトイモも順調に育っているし、マクワウリもいっぱい成ったが、どういうわけか葉が枯れてきた。2、3個収穫して食べてみたがまだ熟れていなかった。去年採れたヒマワリの種を蒔きちらしておいたら、花が咲いた。勢いがいい。


夏野菜が一斉に伸び始める、雑草を伴って

2017-06-14 09:33:56 | Weblog

6月13日の畑は、移植した夏野菜がぐんぐん発育し始めたのがよくわかる様になって来た。去年、大輪のヒマワリが咲いたのを枯れるまで残しておき、種を採り、一年間保存しておき、今年の春、2カ所に蒔いておいたのが、芽を出し、伸び始めた。ヒマワリ畑になるようである。5月の末に苗を購入して畑に移植しておいた、ミニトマト、ピーマン、シシトウ、ナス、キュウリなどが6月初旬の暑さでぐんぐん成長し始め、昨日はキュウリが収穫可能な大きさになっていた。エンドウは、苗を移植したころ、乾燥が続いて、半分以上枯れてしまったが、枯れなかったエンドウは、なんとか蔓を延ばして、実を付けている。ミニトマトは、実を付けていて、これから熟し始めるところである。畑にあるまま完熟したころに収穫すると、大変甘いミニトマトになる。スイカや、ウリ等は、乾燥と虫にやられて余り伸びていない。隣の畑で、スイカを早めに移植して蔓が八方にのびた弟夫婦のスイカ畑で、直径15センチほどの実が大きくなり始めたが、残念ながら、そのうちの1個が鳥にやられてしまったという。まだ全然甘くないのにつっついて中味を食べてしまったのは、ベテランの鳥ではないかも。近くの大木に棲むカラスは、食べごろにならないとスイカをつつくことはしない。去年収穫せずに放置しておいたジャガ芋があちこち芽を出し、花もつけて咲いているので、ちゃんと掘り出せば、ジャガ芋が収穫出来るのに、だんだんと身体の動きが鈍くなってきているので、なかなか掘り出せない。自宅の庭で、ポットで育てたトウモロコシは、移植した後の晴天続きで、順調に伸び始めている。トウモロコシは、収穫直前の完熟にならないと小動物は手を付けないが、手をつけると、大きく育った茎ごと倒して、甘いトウモロコシの実をきれいに食べてしまう。従ってこの時期になる直前には、育ったトウモロコシの周りを網で囲う事にしている。網で囲うと不思議なことに、中に入ってこないから被害を免れる。しかし、金色は野菜も育つが雑草も育つから、雑草の除去も大変である。昨日等も一日中、小さな草掻き器で、雑草掻きである。この草掻きも立ったり座ったりで、足腰は丈夫になるだろうが、疲れるようになってきた。高齢の野菜づくりも、何時まで続くか。

 

  6月13日の、キュウリ、ミニトマト、ピーマン、ナスなどの状況

 雑草の間から、サトイモの芽が成長を始めた。

 自宅でポットで育てたトウモロコシの移植後の育ち具合


春野菜の苗の移植を終る

2017-05-27 09:52:17 | Weblog

2017年春の野菜づくりもこの4月から何度もホームセンターの出かけて、出ている苗を買って来ては畑に移植したが、今年は、丁度苗の植え付け時期に雨が降らず、畑の土が乾燥していて、耕すには耕運機が軽くなっていいのだが、苗を移植したときに水が不足すると、植えた苗の根付きが悪い。また、例年のように自宅の庭で種から苗を育てたエンドウは、畑に移植したときは芽が小さくてうまく根着くだろうかと心配だったが。やはり、根付きがわるかったうえに、丁度乾燥がつづいて、枯れてしまった。例年は根付いて伸び始めると、ぐんぐん伸びて、すぐに花が咲き、そのあとからサヤが出来てくるのだが、今年はエンドウは失敗だった。枯れてしまったエンドウを抜いて、そのあとに、植えた苗もちょうど寒さが来たからなのかあるいは、虫にくわれたのか、惨惨たる様子だった。ただ、試しに去年とっておいたヒマワリの種を2カ所にバラまいておいたら、これは数日で芽を覗かせ、いつのまにか蒔いた種のほとんどから芽を出した。ヒマワリは大輪だったので、たねが大量にできる。大きな丸い種を花が終わったあと、切取って保存しておくと、冬を超すとしっかり乾燥していて指で簡単に種を採取出来る。ヒョウタンも去年数個できたので、保存しておいたらすっかり乾燥して、振るとカサカサと音がする。小さな穴を開けて中から種を取り出して、取っておいたのを自宅の庭で、ビニールポットに蒔いておいたら、芽を出した。そのほか去年は、ゴーヤ畑の跡地に春になって、ゴーヤが自生えででてきたのだが、今年は、その場所をしっかり耕してしまったのが原因なのか自生で芽が出て来なかった。ハクサイやダイコンなども収穫できなかったのをそのままにしておくと、春になった菜の花畑になる。それも菜の花が終わると、種のサヤがいっぱい出て来る。これも本当は自家採種すればいいのだが、面倒なので、残滓として処理してしまった。残滓として処理したといっても、積み上げて、その上から黒いビニールシートを被せておくと翌年には土になる。この土に、カボチャの苗を植えておくと土手カボチャというのか、土手いっぱいに蔓が伸びて立派なカボチャができる。去年植えたゴボウの苗が大きく育っていたのだが、ゴボウは地中深くに伸びるので、掘り出すのが大変である。掘り出せなかったゴボウの葉が、今では大きく育っている。これも収穫できるかどうか。ニンジンやホウレンソウ、ミズナ、レタスなどの葉ものも、直播きで蒔いたのだが、うまく芽を出させるには、やはり蒔いた上に不織布などを敷いておかないとうまく芽が出て来ない。農家のようにハウスがなくて、すべて露地栽培なので、素人の野菜づくりもいろいろ試行錯誤しないとうまく行かないのである。

 


2016年末の畑周辺の様子

2017-01-07 15:24:39 | Weblog

2016年の10月以降の畑周辺の様子を書くと、だんだんと身体の動きがにぶくなり、少しずつ畑に行くのが減ってったために9月ごろには、一面の雑草が生えて、大変だった。それでも雑草を生やしておけず、秋いっぱいかかってなんとか雑草を刈り取った。冬の野菜であるダイコンやハクサイやカブ、ホウレンソウなどの種を蒔き、サツマイモやサトイモ、ピーマン、シシトウ、ゴボウなどを収穫し、なんとか畑らしくなった。ある日、畑に行ってみると、休憩小屋の裏に密集して生えていた竹林が伐採され、これまで隠れていた休憩小屋が丸見えになっていた。少し前に、竹林を伐採するということは聞いていたのだが、こんなにきれいさっぱりと伐採してしまうとは思っていなかったので、少々驚いた。

 

   

 

右の真ん中にある骨は、雑草を刈り取ったときに出て来た小動物の骨らしいのだが、どんな小動物なのか検討がつかない。どういうことで喰われてしまったのか、どんな動物か鳥に喰われたのか。近くの森に住むカラスなのか、空を飛ぶトビなのか、不明である。2、3年前、ヌートリアと思われる小動物がカラスに喰われて骨と皮だけ残っていたことがあるので、カラスではないかと思うのだが、確信はない。とにかく時々しか来ないので、目撃したことはないのだが、この畑には、亀もいるし、イタチもいる、亀とイタチは目撃した。他にも野鳥やシラサギ、カワウ、カモ、ヘビ、ウサギ、コジュケイ、キジ、キツネ、タヌキなどがいる。最近は、鹿や猪などもいるかもしれないと隣で菜園をやっている人の話である。


久しぶりに更新

2016-10-17 14:04:18 | Weblog

前回の更新以来、菜園は、秋野菜の準備をしないといけない時期だったが、予想外に降雨があり、雑草刈りや刈ったあとの耕耘のタイミング、種まきなどがやれずにずるずると伸びてしまっていた。それでも毎年やっている、自宅の庭でのハクサイのポット苗作りを終え、移植可能な大きさに育ったのに、移植しようと思い立つと、雨が降る始末。なんとなく野菜づくりが延び延びになっていて、このブログも更新ができなかった。ハクサイの苗が畑に移植可能になったが、今度は畑のほうがぐちゃぐちゃで、畝も作れない。まあいいやなどと思っているうちにハクサイの苗を畑に植える時期ものびてしまった。10月の10日過ぎになったようやく雨の降らない日が少しずつ増えて来て、雨水が畑の土にしみ込んで、耕耘機も重くて耕すのが大変だったがこれ以上遅れてはと、なんとか耕して、ハクサイの苗を移植したり、ダイコンやホウレンソウ、カブなどの種も播いた。雨降りは、そろそろ収穫時期に入りかけたサツマイモを掘ってみたが、なんとなくまだ細い。サトイモも試験的に掘ったが、これはまあまあの大きさだった。これから少しずつ彫っていける。トマトやズッキーニ、ナス畑も雑草だらけになったので、晴れ間を選んで、雑草を草刈り機で刈り取ったが、まだ残っている。草を刈った後に小動物の背骨の骨が落ちていた。おそらくトウモロコシを狙っていた小動物だろうが、20センチ以上もある骨なので、仮に他の動物かカラスに襲われて死んで、喰われてしまったのだろうが、どんな小動物なのか分からないし、何に襲われたのかもわからない。草むらの中で喰われてしまったのだろうが、生き物の生存競争の激しさが想像される。ここ二、三日やっと秋晴れの日があったから、急いで畑作業を進めた。

上段、左から自宅で育てたハクサイのポット苗、突然の夕立で休憩小屋の玄関前が水浸しに、一番右は移植したハクサイの苗、

下段左から黄色ピーマン、リニア関連で水質検査(可児市、御嵩町、多治見等)、畑にあった小動物の骨。


夏野菜の収穫も終わりに

2016-08-18 22:43:47 | Weblog

酷暑の8月13日、この夏、最後となるだろう野菜の収穫に出かけた。年令のせいで、真夏の暑さがこたえるので、畑に行く回数が減り、雑草だらけなっている。暑さを我慢して草刈り機で、一部を刈り取っても、しばらく行かないと、刈り取ったとは思えない草むらに変身している。それでも、野菜を植えたところは、なんとか雑草を取る作業をやるのだが、とても雑草の成長にはかなわない。ナスや、キュウリ、ピーマンやオクラ、それに成長の初期に、カラスがかじったスイカがでっかくなったので、これも1個、2個と穫ってきて、自宅の冷蔵庫でしばらく冷やして食した。大変甘い。マクワウリやトウモロコシも小動物の襲撃から免れたものを穫って来た。それにことしは、自生えのヒョウタンが10個以上成った。余り大きくなると処理に困ると思って、全部切取って干している。中味まで(種まで)乾燥するかどうか分からないが、とにかく中味を抜き取らずに干している。ヒョウタンの支柱の下に、これもゴーヤの自生えの芽を移植したのだが、どうやらヒョウタンの勢いに負けてしまったらしい。このほか、サツマイモも雑草に埋もれてしまったが、もうすこし経ったら掘り出してみよう。自生えで大きく育ち立派な花を咲かせたヒマワリは、猛暑で、枯れのが早く、今では茎までも枯れてしまった。これも放置しておいて、来年、自生えの芽を期待している。いずれにしても、放置したまま世話もしないで雑草の中で、野菜づくりするのは、限界なのかもしれない。年にせいで体力が衰えてきたこともあるのだが。そろそろ秋野菜の準備をしないといけない時期になって、少しづつ草刈り機を使って雑草を刈り取っている。

先日団地内を歩いていたら、鉄砲ユリが最盛期である。鉄砲ユリ、あまり大切にされる花ではないが、よくみると、結構見栄えのする花である。真夏の一番暑い時期に真っ白な花をつける花だが、猛暑のさなかなので枯れるのも早い。枯れると茶褐色になってあまりきれいとはいえない色になって地面に落ちるので、あまり好まれないのかもしれないが枯れてしまえばどんな花も同じである。

    

 

 

 

 

 


猛暑下の野菜たち

2016-08-04 09:50:56 | Weblog

2016年8月3日の菜園収穫物たち
しばらく、載せてなかったが、春に準備した野菜たちが、どんどん成長し、ときどき畑を訪れては、収穫を繰り返した。ミニと大玉のトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ズッキーニ、トウモロコシ、ジャガイモ、などが行くたびに収穫出来るが、その処理が大変である。
今年、春先に、去年ヒョウタンの種を休憩小屋の庭で取り出していて、そのまま種を放置しておいたら、春、芽が出て来た。初めはなんの芽なのかわからなかったので、ヒョウタンかあるいはトウガンなのかと思って、庭の垣根沿いに5、6本、畑に10数本植え替えておいたら、順調に伸びてきて、7月の初旬には、花が付き、実が成り出した。ヒョウタンだった。ヒョウタンは去年も植えたが、畑だと栄養が十分あるのか、幾つもヒョウタンが成り、放っておいたら、デカくなった。余りデカいと処置に困るので、今年はまだそれほどデカくならないうちにと切取って。庭の池に入れておいた。ただ、この池の水は、畑に行った時に小型モーターで亜炭抗跡に貯まった地下水を入れているが、畑に行かないときが続き、その間天気が続くと、池にはった水がなくなってしまう。おそらく池の底から地下に浸透してしまうのか、あるいは、空気が乾燥しているので、池も乾燥するのか、いずれにしても水がなくなってしまので、去年、ホームセンターで、大きな水槽を2個買って来て、そこに野菜達への水を確保した。その水槽にヒョウタンを入れている。腐ったら内部の種を取り出して、あとは乾かすと、丈夫で軽いヒョウタンができる。
少し前、畑に行ったときに池の隅で浮かんだ枯葉などを水を排水路に流す管の入り口に溜まった枯葉を管の中に流していたら、とつぜん薮から小動物が崖の方に逃げて行った。一瞬だったが、どうやらタヌキらしい。おそらくこいつがトウモロコシの完熟した収穫直前の実を茎から倒して、きれいに食べ尽くしていく本人に違いない。トウモロコシは、こいつの食べかすを見つけると、人間も収穫にとりかかる。しかし、同時に完熟するわけではないので、あまり多くは収穫できない、タヌキとの競争なのである。ただ、タヌキは夜中が活躍どきなので、人間との競争は大抵人間が負ける。




夏野菜の苗 育ち始める

2016-06-20 08:27:17 | Weblog

2016年6月も下旬入りし、田植えの終った田んぼの苗も育ち始めた。水が張られ、田植えが始まる前、一面が湖のように太陽に照り映えていたのも、1週間もすると、水面が成長する稲の穂に隠れてしまう。稲の生長は驚くほど早い。今年は、梅雨入り後の降雨が東濃地方では少ない。少ないと言っても渇水になるほどではなく、適度に弱い降水があって、稲だけでなく、春以降植えた野菜の苗も順調に伸び始めた。ミニトマトや、ズッキーニや、ナスなどは収穫出来るものも出始めた。冬明けには、僅かな緑しか残っていなかった菜園も、春の訪れ以降、懸命の畑仕事で徐々に菜園らしく姿を変えて行き、最近では再び一面が緑に覆われるようになった。76才になったころから、高齢の兆しが体のあちこちに出始め、少しずつだが、何時までも農作業が続けられるものではないのかもと感じられるようになったが、それでも、車の助けをかりて、自宅から30分ほどの菜園に通っている。土岐川の河川敷が崖と堤防に挟まれて出来上がった細長い畑には、夫婦でやっていた専業農家だったが、夫が亡くなったあと、寡婦がひとりで広大な畑を維持しているところと、その隣でこれまたかなり広い畑で野菜を中心に、収穫物を定期的に頒布していて、専業農家のように幅広く作物を作っている元公務員の男性と、その隣で、定年後の趣味で菜園を始めた人と私とで合計4組が広い河川敷を畑作物づくりにいそしんでいるのである。崖と土岐川に囲まれて、街中なのに里山のような雰囲気に満ちた一角で、遠くの対岸に、中央線や中央道、国道19号線などが密集しているとは、思えないほど閑静な土地である。堤防道路は、一般の車は通行出来ないようになっているため、人間や車はほとんど入ってこない。地元の人が散歩のために時々通るだけの堤防道路なのである。10年ほど前に地元の人たちがこの堤防道路に桜の幼木を植えた。この桜並木が5、6年ほどまえから見事な桜の花をつけるようになり、桜に季節になると、桜のトンネルになるようになったが、地元の人たちもあまりしらない秘境といってもいい場所である。以前は、崖の上には広大な竹林があり、そこはスズメのお宿があった。数百羽のスズメの集団が集まり、大声で何やら議論百出の集会をやっていた。その竹林も、そのうちに伐採され、パチンコ屋ができてしまった。おかげで、竹林のころは、竹林から始る渓谷からきれいな清水が静かに流れ出て、沢ガニが棲んでいたのだが、パチンコ屋が作られるときに、崖を造成したために、清水の流れが、赤ちゃけた水に変わってしまった。清流の頃に合計で8回ほどこの清水を利用して小さな稲作づくりをやっていたが、赤茶色の水では稲作はできないとやめてしまった。人間があまり近づかないと動物たちの楽園になるのか、野うさぎや、タヌキ、ハクビシン、キツネ、キジの親子、イタチ、コジュケイ、などが人間がじっとしていると現れる。野鳥たちも飛来してくる。とんびやカラス、野鳩、ガン、カワウ、シラサギ、ヘビ、カエル、など動物たちがいっぱいである。

 


初夏の野菜たち(2016年5月21日)

2016-05-22 17:10:28 | Weblog

5月も半ばを過ぎると、畑作業も忙しくなってくる。この頃は、夏草が大きくなり、ちょっと手を抜くと、一面、雑草が繁茂して、草の除去も、大変である。草取りも、よく耕して空けておいたところに生えて来る草は、簡単に抜けるが、耕してないところに生えている草は、土が堅くなっていて、その固い土に根を張っている草は、除去するには、除草用の小さくて三角形の鎌がついて小型草取り機が便利である。軽くて鎌の先が刃物のように切れるようになっているので、つよく土を叩くと草が切れる。我が家の上の菜園は、粘土質の土なので、カチカチに固くなっている。いつだったか2週間ほど雨が降らず渇水になったときは、耕耘機が歯が立たなかった。重い耕耘機が固い土の上で、踊り出してしまった。余りの固さに耕耘機の刃が土の中に食い込まないのである。野菜たちは、本当は、柔くて、ふわわふした土が好きなのだろうから、化学肥料しか使わない菜園の土が、固くなってしまうのはやむを得ない。土が堅くなるのを防ぐには除去した雑草を土の上に被せて、やがて土に還るようにするのがいいのかもしれない。除去した雑草を焼いてしまうのではなくて、土の上に放置しておくと、やがて下のほうから土に変わっていく。そういうことが分かったので、刈り取った雑草を土手の脇に積み上げ、その上から黒いビニールマルチを被せておき、翌年には、マルチの上を破ってカボチャの苗を植えると、カボチャの苗がよく育ち、カボチャが10個以上成る。今年もトウモロコシの苗は自宅のビニールポットで育てた。あとのキュウリやスイカ、シシトウ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、ナス、ズッキーニ、トマトなどは、菜園に来る途中にあるホームセンターで苗を買った。苗も最盛期になると、接ぎ木のものが多くなり、値段もたかくなるので、ちょっと早めに買いに行くと、接ぎ木でないが、安い苗を売っているので、それを買って移植する。

   

 


4月初旬の菜園

2016-04-14 09:01:17 | Weblog

寒さの厳しい間、菜園の作業も、枯れた雑草や堤防のニセアカシアを伐採した枯れ木を燃やしたり、竹林の枯れ竹を燃やしたり、モクレンの枯葉をかき集めて燃やしたり、耕しておかないと、春に雑草が繁茂しやすいので、何も栽培するわけではないが耕したりしていたのだが、少しずつ暖かくなり、タンポポが咲き出し、ハクサイや、ダイコン、カブなどの収穫しきれなかった野菜から菜の花の芽が出て来るようになると、ようやく春の兆しが出て来る。ホウレンソウなどの寒さに強い野菜が急に元気になってくると同時に、あちこちに飛び散った、カモミールの芽がいたるとこから顔を出して来る。ホームセンターで最初に売る出される野菜の苗は、エンドウである。10本の苗が1個のケースに入れられたものが売り出されたので、これを最初に畑に植えた。キヌサヤエンドウとスナップエンドウなどは、余り近くに植えると混じり合ってしまうらしいので、離れた場所に植え、4月なってから支柱を立てた。支柱は、冬の間に竹林の竹を伐採し、竹の先のほう2メートルほどを切り離して、放置しておくと、葉っぱが枯れて地面に落ちてしまい、細かくて細い枝が残る。これはエンドウの支柱として最適なのである。ときどき近所の野菜作りをしている人たちが、同じくエンドウの支柱にするらしく、竹を切らせてくると言って切って行く。4月に入ると、植物たちの息吹が忙しくなってくるし、3月に花を咲かせたハクモクレンやヒモクレンが寒さにやられて、茶色に変色して地面に一斉に落ちる頃には、桜が一斉に芽吹いてくる。冷たかった空気がなんとなく暖かくなり、気分も快適になってきて、連日畑に行こうという気になる。桜の花が散る頃には、菜園一面に黄色いタンポポが咲く。今年はめずらしく、白いタンポポが咲いた。初めてである。去年蔓が出て新しいカブを作ったイチゴの芽をふた畝作っておいたのが、成長し始めている。

  

  

  


「ロマネスコ」 ブロッコリーとカリフラワーの中間?

2016-01-21 11:01:22 | Weblog

去年、何んか野菜らしくない種がホームセンターに出ていたので、購入し、畑に蒔いておいたのだが、今年の正月ごろから、ブロッコリーのような葉が大きくなって来た。葉っぱが覆っていてどんなものが出来ているのかわからなかったが、今年になって、葉っぱを除けてみると、種の袋にある写真のとおりのものが顔を覗かせた。幾何学模様で、規則正しい。どうしてこんな模様の野菜が出来たのか不思議である。

写真のロマネスコは2015年の暮れに穫ってきたのもので、奇妙な形をしている。

正月用にサトイモやネギ、ハクサイ、ニンジン、ダイコン、カブ、ホウレンソウなどを収穫して来た。サトイモは、翌年用に土に埋めておいたものだが、種芋としては多すぎたので、一部正月用に掘り出したものである。冬は、野菜づくりができないので、ときどき畑にきては自家用に収穫している。ニンジンの色が結構赤い。普通はニンジンは黄色い色をしているが、真っ赤な色は少なくなって来た。ダイコンは去年の12月は、異常に暖かかったので、大きくなりすぎているという野菜づくり仲間の評判である。去年の暮れに、エンドウの種を蒔くのを忘れてしまった。エンドウは毎年3種類は蒔いて春先の菜の花とともに春の兆しを感じられる野菜なのだが、種まきは2月の厳冬期を過ぎてからでもいいだろうか。

もう76歳にもなってしまったが、職業でもなく、利益を挙げる必要もない、遊びの野菜づくりはこれからも体が動く間は続けたいと思っている。

 

  


バザーのための野菜の収穫

2015-12-25 10:54:39 | Weblog

団地内の地蔵山の麓にお地蔵様の社殿があり、その前で、住民の一人が、毎月一回バザーを開いている、団地内に残された僅かな自然を守ろうと団地住民が数年前から自発的に清掃や雑草刈り山道の整備、周りの道路の清掃、麓の公園、トイレの清掃等を行っている。バザーもその一環で、お地蔵さんにお参りに来て、ついでにバザーに出品されているいろんな手づくり品を見たり買ったりしているのだが、ここでの売り上げは全て9条の会の活動費として使われている。憲法9条を守り、戦争のない豊かな生活を守ろうと一人9条の会を立ち上げた。長く続けているうちに、団地住民だけでなく、近隣の人々も地蔵さんのお参りに集まるようになり、私も素人野菜づくりの野菜の処理に困って、ここのバザーに出品するようになった。本当はただで出したいのだが、安価な野菜が受けて、持っていくと待っていてくれるようになった。勿論売り上げは9条の会へのカンパである。立ち上げた人は、バザーに来てくれる人々に、憲法9条を守ろうという機関紙を自らつくり渡す。この機関紙も最近、読むのを楽しみにしてくれる人も増えた。都市近郊の大型住宅団地なのだが、少しずつ高齢化が進行し、独居老人も増えて、近所の住民とのコミュニケーションの場も少なくなって来て、陽気のいい日にバザーに来ると、世間話ができることから、何時も訪れてくれる住民も増えて来た。バザーへの出品者もだんだん増えて、自宅の庭で採取した蜜を持って来たり、絶滅の危機にあるメダカをなんとか増やそうとしている人が、遠くの自宅からメダカを持って来てくれるようになった。自宅で趣味の陶器を作っている人が作品を持参し、趣味で手芸品を作っている人が出品してくれる。日曜大工の椅子や物置台、その他雑多な品物がたくさん出品され受けている。大型団地での陽だまりでの談話の場所として貴重な集まりだったが、残念ながら立ち上げた人も高齢になり、少しずつ体調に自身がなくなってきて、今年を最後に引退することになった。

   

  


菜園、旅行、泡盛王国など

2015-11-20 15:44:32 | Weblog

半月以上アップを怠けていたが、この間、ときどき畑に収穫だけいく程度だった。秋の野菜の最盛期になってきて、畑の作物も収穫期に入った。穫ってくるのは、ホウレンソウ、やサトイモ、サツマイモダイコン、カブなどだが、そのうちに穫りきれなくなる。今年の白菜は、出来が良くて、ほとんど全部芯が卷いている。歳末の鍋物の具には充分である。来年用のタマネギも、9条ネギも苗が根付いたし、今年夏にホームセンターで買ってきた四季成りのイチゴは、この時期になっても花が咲き、実を付ける。細君がそれを穫ってきて、レンジで即席のジャムを作って毎朝のパンに付けて食べている。今年は、畑の隅に植えたカキにいっぱい柿が実り、収穫してきては、生食しているが、なかなか消費できないから、2回ほど熟した柿の実から種を取って、ジャムにしている。ジャムにするときには種を取らなければならないのだが、柿の種には、周りにやわらかい実が巻き付いているのだが、これを取ることができず、放棄してしまうのが勿体ないような気がする。熟した柿の実は、柔らかすぎて干し柿にするにもうまくいかない。干し柿にするには、まだ固いうちに処置しないとやりにくいのである。完熟の柿は、評判が良くなくて、我が家では私以外はだれも食べない。干し柿というのも、高齢者で歯が弱くなっていると、食べるのにも苦労する。年は取りたくないものである。昔の職場の仲間と、この間に国宝姫路城と小豆島に行ってきた。小豆島では、最初の二十四の瞳ではなく、二度目の二十四の瞳を撮影するときに作った岬の分校やの巨大なセットが観光施設になっていた。小豆島にいく前に、最初の二十四の瞳を60数年ぶりにユーチューブで見た。

  

 

 

  

 

 


野菜づくりだけの頃が懐かしい

2015-10-31 17:22:43 | Weblog

野菜づくりだけのころは、比較的のんびりとした日常生活で、余計なことを考えなくてもよかったのだが、近頃はだんだんと世の中がきな臭くなってきて、のほほんとしていられなくなってきた。先の戦争末期をちょっとだけ経験し、後遺症だった食糧難時代には、くいもの不足が人間の本性をされけだしてしまう悲惨な経験もした最後の世代としては、戦争の恐ろしさは身に着いている。戦後長きにわたって生きるための労働で、起きているあいだの全ての時間を使い、僅かな睡眠でやっと一日の疲れを解消するという生活を続けてきて、やっと働き詰めの60年が終わり、ほっとした定年生活も、どうやら終わりがきたようである。それでもいったん始めたやさいづくりは、止めたくない。菜園の動植物を始めとする自然は、生きることの新しい世界を展開してくれた。もうそれほど生きられるわけではないが、人生の終わりに近づいた時期に、人間として生まれた価値を味わえたことに感謝している。最近は、農機具の使用にも闇雲さがなくなってきたり、草取りの経ったりすわったりの一日中の連続にも、後日体に響くようになった。畑へ来る途中の風景にも、休耕田の代わりに無機質なパネルが覆うようになった。

今日の写真は大きすぎるが、たまには我慢してくださいね。