goo blog サービス終了のお知らせ 

定年後の暮らし春秋 ~ 菜園だより ~

現役時代の週末菜園から、定年後の野菜づくりへ。
自由な生活を謳歌する昭和15年生まれの日々。

合体ダイコンと冬の菜園

2012-12-28 00:13:16 | Weblog


今日、ダイコンを収穫していたら、写真のようなダイコンがあった。
葉っぱを取り去るまでは気づかなかったが、葉を取ってみたら、どうやら二本のダイコンが合体しているようだった。
くっ付いたという感じではなくて、芽のうちから合体して、太い部分は一本のダイコンのようになっている。
葉が出て来る部分はふたつに分かれて、別々に葉が出ている。
人間の下半身のようなダイコンはよくあるが、頭の部分がふたつで、下半身はひとつ、というダイコンはめずらしい。
今日も、ハクサイとダイコン、カブをそれぞれ20個ばかり穫って、細君の友人たち6カ所に配った。
年末の料理づくりに使ってもらうためである。


連日の寒波で、畑も、一日中日陰の部分は、完全に凍結していて、カチカチになっている。陽射しが当たってもわずかな時間なので、溶ける間もなく、再び凍結してしまっているのである。

播種後36日目のエンドウとソラマメ

2012-12-25 23:37:36 | Weblog
  

播種後36日目のエンドウ、大分大きくなってきたので、そろそろ畑に移植しないといけないのだが、寒さが厳しくてなかなか行く気にならない。


エンドウは、これだけになれば移植できるのだが、ソラマメのほうがまだ芽が出始めたばかりなので、エンドウもソラマメも一緒に移植しようと思っているとどうもタイミングが合わない。
もたもたしていると、雨が降ったり、小雪が降ったりして出ばなをくじかれる。
エンドウたちを植えたら、竹林の整理も待っているのだが、こちらも伐採すると、枝を払わないと来年用のエンドウの支柱にならないし、払った枝は燃やさないといけない。
燃やすとなると、風の吹かない日でないと危険だし。
とにかくなかなかタイミングをつかむのがむずかしいのである。
菜園が車で30分ほどかかる場所にあるので、一度出かけたら、ほぼ一日畑で過ごすことになる。
12月に入って、昔、河川敷だった畑は、寒風が吹いて、相当寒さが厳しく、水道のモーターポンプも凍結してしまった。
おそらく来年4月ごろにならないと動かない。
水道の水がないと、ダイコンやカブを収穫しても洗うことができない。
バザーに出すにも、近所に配るにも、洗ってないと渡せない。
普通の家庭には、泥の付いた野菜は困るのである。

干支の巳

2012-12-24 23:24:21 | Weblog


縁日バザーの日、地蔵山を守る会の人たちが伸びすぎた灌木を切ったり、地蔵さんの社の周辺を掃除したり、石畳の枯れ葉を掃除して、水を撒いたり環境管理の作業をしてくれている。
出店に並べられている作品の中に、1週間ごの迫った来年(2013年)の干支である巳(蛇)の陶芸作品があった。
団地在住の陶芸を趣味にしている人が作ったのだという。
このバザー、多くの人たちの趣味の手づくり作品発表の場所でもある。
この日は、朝から地蔵山を守る会に人々で、賑やかである。
道路から10段ぐらいの石段を上ったところにお社があり、地蔵さんが鎮座しているのだが、20数年前は、山の頂上にあったと、立ち寄ったおばあさんが教えてくれた。
それを住民が高齢化してきて、山道を登るのが困難になってきてために、道路の近くに移動させたのだという。
お社の前まで10段ほどの石段を付け、石段の真ん中には手すりも付けた。
お年寄りが登りやすくしてある。
道路の脇には、水道の蛇口も引いてあって、水道水が使えるようになっている。
今日は寒波がやってきていて、寒かったが、元気なお年寄りたちが次々と立ち寄っている。
わざわざ地蔵さんのお参りにやってきてくれているのである。
一ヶ月に一度、顔見知りに会えるのが楽しみなのだという。


普段は静かな路地に賑やかな話し声が聞こえるので、冬のすずめたちも集団でやってきている。

暮れの鍋物に

2012-12-22 00:11:53 | Weblog
  

午前中、少し暖かくなったので、畑にでかけて、ダイコン、ハクサイ、カブなど暮れの鍋物に使う野菜を穫ってきた。
ダイコンやハクサイも、年を越して、1月の末から2月中旬ごろになると、暖かい地方だと言われている東濃地方でも氷の張る日が続き、ダイコンは地上に出ている部分が凍結したり昼間の気温で溶けたりして腐ってしまう。
凍みる、と言っているのだが、空気中に出ている部分が腐敗してしまうのである。
土の中にある部分は腐らないから、腐ると言ってもバイキンで腐るのではないらしい。
ハクサイも、その時期になると、表面の葉っぱの部分数枚分が腐り、腐ってから乾燥してびったりと芯の部分に張り付く。
乾燥したハクサイの葉っぱは、結構寒さや乾燥から芯の部分を防いでくれるから、春3月になると、表面の固い殻を破って菜の花が芽を出す。
今日、ダイコンを抜いて、並べていると、どこからか、セグロセキレイが4、5羽やってきて、私の周りを歩き回っている。
どういうわけか、いつもなら、少し距離を保って周りを歩き回るのだが、今日は、足元のすぐ近くに寄ってくる。
抜いたダイコンの葉っぱをちぎって捨てているので、捨てられた葉っぱの中に虫でもいるのかもしれない。
それにしても人間にそんなに近づくと危険だぞと言ってやりたいくらいである。

来年の干支(巳)

2012-12-20 23:49:38 | Weblog
   

いろいろあった今年2012年も、あと10日あまりになった。
今年最後の陶芸教室で、前回釉薬を付けた来年の干支のヘビとカッパが焼きあがっていた。
ほかに成形したヘビの取っ手を付けたコップの素焼もできていた。
写真の後ろにあるヘビの置物は、教室の先生のデザインの来年の干支の巳である。
この作り方だと、円形の太い粘土を造り、六角形で4、5センチの幅にカットして、外側から一匹ずつ切り取っていくと、小さくなって行くが、切り取るにつれて4匹ぐらいできる。
尻尾の部分に口をひらけた頭の部分をのせて、目を付け、鼻を付ければ完成である。あとは、胴体の部分に模様を入れたり、釉薬で色を変えたりする。
教室の生徒たちがそれぞれ10日後に迫った干支に備えて、焼き上がりを待っていたり、すでに完成したものが、棚に置いてある。
毎年、11月や12月になると、翌年の干支がずらりと並ぶ。
カッパは、余った粘土で作ったもので、この形は、何度も作ったので、慣れている。



播種後25日のエンドウ

2012-12-18 00:12:53 | Weblog
  

播種後25日目のエンドウのポット苗である。
芽は出たのだが、なかなか大きくならない。
これで春になると伸びて来るのだろうかと心配になる感じである。
エンドウの他に、ソラマメも同じ日に蒔いたのだが、こちらは、土の中で大分膨れてはきたが、まだ芽を出すに至っていない。
このところ天気があまりよくなくて、日がよく当たらないからなのか、あるいは、外に出しておくと、霜に当たって、成長が遅くなってしまうかもしれないと、サンルームの中に置いてあるからなのか。
畑に移植したいのだが、こんなに小さくてはどうだろうと、遅らせている。
年の瀬も押し詰まり、そろそろハクサイの収穫をし、収穫の残りは、外側から縛って冬の寒さを避ける作業をしなければならないし、ダイコンも食べるものは、早めに収穫しないと、厳冬期になると、土から出ている部分が凍結したり解凍を繰り返して腐ってしまう。
腐っても、春になると、芽が出てきて、菜の花が咲くから、その分残しておく。
ハクサイも、外側の葉を縛っておくと、冬の間に葉が腐り、乾燥して、びっしりと紙のようなうす皮が全体を覆って、ハクサイ内部は腐ることはない。
芯の部分が少なくはなるが、結構大きな部分が食用になるし、春になれば、菜の花の芽が出てくる。


カモ

2012-12-16 00:28:17 | Weblog


近江八景のひとつ、近江水郷めぐりで手漕ぎ船に乗って、ゆったりと揺られていると、すぐそばにマガモが寄って来た。
船頭さんによると、ここを通ると必ず寄って来るという。
葦原の間に縦横に水路があり、水路は琵琶湖に通じている。
水鳥にとっては棲みやすい場所だろう。
カモといえば、去年、フィンランドへ行ったときに、港の公園で、カモの親子を見かけた。


ヒナを連れた親のカモが、ヒナたちを前方に並べて、後ろから、日本の鵜飼の鵜匠が鵜を紐で操縦しているのを彷彿させる光景である。
日本でよく写真や動画で見かけるのは、カルガモがヒナたちを後ろに一列に従えて、車が頻繁に通る道路を横断するという光景だったので、このフィンランドの公園のカモの情景が珍しかった。
外国のカモは、ヒナを前に並べて後ろから監督しながら歩いていて、日本のカモはヒナを後ろに従えて歩くのかと一瞬思ったのだが、帰国してから調べてみたら、日本のカモも場合によってはヒナを前に並べて歩くこともあるらしく、時と場合によるものらしい。
たまたま扇状にヒナが並んで歩いていたのだが、これが親カモの前を、ヒナたちが一列になって歩くということもあるのだろうか。
日本のカルガモでも、親カモの後ろをヒナたちが一列になって付いて行くというのはあるが、親カモの前をヒナが一列になって歩いている姿は見たことがない。

初積雪

2012-12-10 23:46:29 | Weblog
  

あまり雪が積もることのない東濃地方で、今朝、5センチくらいの雪が積もった。
12月の10日という早い時期に、雪が積もるというのもめずらしいが、5センチもの積雪があったというのも、例年だと、真冬の1月下旬から2月中なので、びっくりした。
自宅の周りの住宅の屋根や植栽にふんわりと綿帽子である。
昼ごろには、陽射しが出て、まもなく溶けてしまったが、この冬が例年になく厳しい寒さになるのではと思わせた。
北陸や東北、北海道のように11月に入れば雪国になる地方と違って、ここ東濃地方は、ひと冬に積雪があるのは、3回か4回である。
東濃地方というのは、岐阜県の東部の多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市を言うのだが、このうち中津川市と恵那市は、かなり北に属していて、多治見や土岐市や瑞浪市とは気候が大分違う。
可児市は、天気予報では、東濃ではなく中濃に属しているのだが、どうも感じとしては、中濃といっても木曽川を境に大分気候が違う。
夏の雨も、冬の積雪も、木曽の山岳地帯に近い木曽川の北西側と東側とでは、かなり違う。
上空の雲の動きを見ていても、西から北にどうやらジェット気流といわれる気流が流れていることが高空を飛ぶ飛行機の飛行雲でよくわかる。
可児市の中でも、多治見市に隣接する桜ヶ丘地区は、気候的には多治見市と同じようである。

寒さで遅れているソラマメの芽

2012-12-07 22:33:59 | Weblog


今年は、11月下旬から12月初旬にかけて例年になく低い気温が続いているので、去年と同じ頃にビニールポットに蒔いて、自宅の庭で発芽を待っているのだが、なかなか芽が大きくならない。
まだ芽が顔を出したばかりであり、芽が伸びてこないのである。
このままいくと、芽が育つかどうかわからない。
数日前には、菜園の日陰の場所は、土の表面が凍っていた。
寒さに強いダイコンの育ちはいいのだが、ハクサイは、外側の葉は大きくなってきているが芯の巻きが悪く、芯の堅いハクサイができるかどうか。
写真は、去年、自宅の庭で種から育てたソラマメの苗を畑に移植したときのものである。
暖冬だった去年は、この苗を移植後順調に育ち、初めて自分で育てたソラマメを味わった。

鈴なりギンナン

2012-12-05 23:53:54 | Weblog
 

前回は祖父江町のイチョウの写真を載せたが、今回は、ギンナンの実の成りかたである。
イチョウの古木が多いだけあって、ギンナンの実の成りかたも半端ではない。
こんなにびっしりとギンナンの実が成っているとは思わなかった。
実がたくさん成っているイチョウの木の下に来ると、酸っぱい臭いがすることも分かった。
どうやって収穫するのか分からないが、全部穫るのは大変だろうし、種の外側の柔らかい果実を取るのも大変だろう。
祖父江町のギンナンは、実が大きくて市場で高値で売れるらしい。
居酒屋の酒の肴に、ギンナンがあり、好んで頼む友人がいるが、固い殻が向けるように裂け目ができている。
どうやって裂け目を作ってるのかしらないが、その友人は、レンジでやれば裂け目ができるという。
なんとなく危なそうで試しいない。
もともとは、ギンナンは、食料不足のときに食べ始めたらしい。
実が成るには、雌雄の木が近くにないと実がならないところは、我が家の菜園にあるキウイと同じである。
キウイの雌雄を見分ける方法を知らないので、今は、キウイの実が付かない状態が続いている。


落ち葉の季節

2012-12-03 23:46:52 | Weblog


銀杏の落ち葉は、日曜日に見物にでかけた稲沢市祖父江町のものである。
毎年行われているという銀杏まつりの最終日だったが、12月の初旬だというのに、真冬並の寒さだった。
それでも大勢の見物客が銀杏並木や屋敷の中の銀杏を楽しんでいた。
この地域に植わっている大木のほとんど全部が銀杏という壮観である。
伊吹山の白雪を遠くに望む尾張平野の真ん中に位置するこの辺り、さぞ冬の息吹おろしは厳しいのだろう。


もうひとつの落ち葉は、菜園の庭にあるモクレンの落ち葉である。
夏の日陰を作ってくれていたモクレンの葉が、すっかり枯れ葉になって落ちた。
この落ち葉の下では、虫たちが冬越しするには最適の環境らしい。
実際に、落ち葉の中に手を突っ込んでみると、なんとなく暖かいのが分かる。

来年の干支は巳

2012-12-01 23:29:06 | Weblog


しばらく行っていなかったが、しばらくぶりに陶芸教室にでかけ、来年の干支をどう作ろうかと考えた。
蛇はあまり人に好かれておらず、十二支の中でもつくるのが難しい動物らしい。
リアルすぎると嫌われるので、それを避けると、どうしてもこどもの玩具のようになってしまう。
結局、蛇は一応リアルだが、蛇の胴から手が出ているというあり得ない動物にすることにした。
とぐろを卷いた蛇が両手で、9条の旗さし物を抱えている姿である。
先生は、何も言わなかった。

教室に行くときは、近くの、さかずき美術館の駐車場に車を駐車するのだが、車を停めたところの楓の紅葉が一段ときれいだった。
真っ赤ではなくて、赤みを帯びた黄色で、今年はとくにきれいである。
今年は、東濃地方の灌木の丘陵の黄葉も例年になくきれいで、土岐市にある菜園への行き帰りの山の中の道の黄葉が楽しい。