定年後の暮らし春秋 ~ 菜園だより ~

現役時代の週末菜園から、定年後の野菜づくりへ。
自由な生活を謳歌する昭和15年生まれの日々。

さすが野菜づくりの師匠

2013-12-25 23:55:32 | Weblog
今年は、ハクサイづくりに失敗して、年末、鍋ものには、不可欠なハクサイを、他の人に上げられない。
そこで、畑の土地を貸してくれている親戚の人であり、野菜づくりの師匠に細君が電話して、ハクサイとダイコンを所望したところ、気軽に了解してくれた。
早速、今日、車を走らせて、もらいに行った。
ハクサイ畑に一緒に来てくれたが、収穫残りのハクサイを見て驚いた。
巨大なハクサイなのである。
芯も堅くしっかり卷いている。
あまり立派なハクサイなので、聞くと、土づくりが重要、雑草を生やすな、毎日面倒みないと、種はその辺で売っているものではなく、通販で買え、雑草に埋もれていては絶対いいハクサイはできない、近所の人からもハクサイの評判は上々だ、などと頭の痛いことを言われた。そういえば、私の菜園を見に来てくれないのは、見ると怒りたくなるから行かないなどと言っていたことを思い出した。
それにしても、立派なハクサイである。
大きいハクサイを5個ももらってきた。
ついでに、ダイコンももらったが、これまた、大きい。
まだ収穫できないダイコンが大分残っていたが、本当は全部抜きたいのだが、大きすぎるので、と言っていた。
これだけ大きくなると、抜くのも大変だろうが、土が柔らかいとそうでもないのだろうか。
 今日、私の菜園から最終的に穫ってきたサトイモである。


今年最後のサトイモ

2013-12-23 09:18:35 | Weblog
遅くなってしまったが、今年最後に穫ってきたサトイモである。
もう土の表面は、凍るようになったきたので、これ以上畑に埋まったままにしておくと、凍結を繰り返して、腐敗してくる。
自宅に持ち帰ってきた。庭の蛇口の水で土を洗い落とし、表面を乾かして、毎月24日の地蔵山縁日バザーの出そうか迷っている。
実は、秋の始めに蒔いたハクサイやダイコン、カブなどの種が、気温が低かったのか、芽は順調に出たのだが、成長せず、毎年この時期になると大きく成長して実家に持って行けるぐらいになっているのに、今年は駄目だった。
この時期に白くて太いダイコンや大きなカブ、芯が堅く卷き、抱えるぐらいに大きくなったハクサイ、寒くなる前に穫っておいたサツマイモやサトイモなどがないと、なんとなく寂しい。 
まあ、秋野菜をちゃんと面倒見ないといけない時期に、自宅の大住宅団地を、リニアが通過するという発表があって、色々と忙しくなってしまったせいで、あまり菜園に来なかった報いかもしれない。
 小屋の前には落ち葉


メダカも寒かったのか、この容器のメダカは全部死んでしまったので、代わりにポトスを入れておいたらどんどん伸びていくようである。


開発がダウンすると、緑が復活

2013-12-16 23:35:19 | Weblog
今日は、畑に取り残されているサトイモとサツマイモを収穫してきた。
これ以上放っておくと、土の中といえども凍結を繰り返して腐敗してくる。
特にサトイモは、東側に崖のある麓の部分で作っているので、日陰になるのが早く、日中陽が当たらないと、夜の冷えが強く、凍結してしまう回数も増える。
2、3回、サトイモをそのままにして、ビニールマルチを上から被せ、籾殻を積んで、さらにその上から肥料袋や段ボールを重ねておいたのだが、翌春、種芋にしようと、掘り出してみると腐っていた。内部が、白い液体状になってしまっているのである。
冬でも陽当たりがいい場所だと、50センチぐらいの穴を掘って、一番下に段ボールを敷き、その上に麦ワラを被せ、麦ワラの上をビニールマルチや籾殻を被せてから土を被せておくと、冬を越しても腐らずに残っているから、種芋にしたことがある。

 
話しは急に変わるが、この写真の一番手前になにやらカエルが棒を加えている玩具らしきものがあるが、これは、カエルの背中にあるトサカのようなものを咥えている棒で撫ぜると、カエルの鳴き声のような音が出る。実はこの音が、かって強大なアメリカ軍を相手に戦ったベトナムの人民部隊が、ジャングルの中で、通信器具として使っていたものだという。
他の写真は、私の住んでる大型住宅団地、造成途中にバブルがはじけ、団地全体から言うと、真ん中あたりの広大な山林部分が、そのままになっている。その中に、舗装された道路が通っているのだが、この間歩いてみたら、草ぼうぼうで、舗装された道路も草の中に埋もれかけていた。

その舗装された道路部分に、丸い形の苔がいっぱい生えていた。一緒に歩いた人に言わせると、この丸い苔は、植木鉢の苔に最適だと言う。
 

落ち葉

2013-12-08 10:02:14 | Weblog
先日、名古屋の官庁街を歩いていたら、街路樹の落ち葉の多さにびっくりした。
この近辺の街路樹は、年々立派になってきている。夏の葉の繁りかたもよくなったし、冬の枯葉もだんだん多くなっている。
官庁のビル群が、樹木で隠れるほどに繁っているところもあり、枯葉は、コンクリートの路面に吹き寄せられている。
その枯葉を集めて、大きなビニールの袋に詰めたものが、信号交差点の隅に積んであった。
おそらく焼却されてしまうのだろうが、菜園をやっていると、いい堆肥になるのにと、勿体ないくらいである。
我が家の菜園の休憩小屋の前の庭にも、モミジや、モクレンの枯葉が一面に積もっている。
この枯葉を、集めて、時々、畑のバラまいている。
本当は、農機具小屋の横に作ったコンクリート製のマスに集めて、堆肥づくりに利用すればいいのだが、面倒くさがり屋には、そこまで距離があって、持っていくのが大変なので、堆肥づくりはやっていない。
モクレンは、枯れた葉っぱをおとすと、もう来年の花芽が付いている。
畑には、少し前まで、草が茂っていたので、草刈り機で刈り取らねばと思っていたが、なかなか出来ないでいるうちに、このところの夜の冷え込みで、一面に生えていた雑草が枯葉始めて、冬の景色になりかけている。
昨日は、サトイモを4畝、掘り出して、冬でも結構陽当たりのいい場所に穴を掘り、来年の種芋用に埋めた。
穴を掘っていると、通りがかりの人が、イモでも掘っているのかと聞くので、サトイモを埋める穴あと答えると、そんなに深くなくてもいい、一番下に段ボールを敷くといいなどと教えてくれた。
私のやり方は、60センチぐらいの深さの穴を掘り、掘ってきたサトイモをばらけずにそのままそこに埋め、上から稲藁を被せ、稲藁の上から土を掛け、その上から黒のビニールマルチを掛け、その上に更に土を掛け、さらに上に肥料袋を掛けて雨水が入り込まないようにするというやり方である。
教えてくれたひとの言う通りの、今年は、一番下に段ボールを敷いた。
休憩小屋の中に、残りのジャガイモを置いておいたら、早くも芽が出て来てしまった。
芽が出てしまったジャガイモは、芽を取ってしまえば食べられるのだろうか。
芽が出たり、光にあたって緑色になったものには、猛毒があるから食べるなと言われているが、どうなんだろう。

特定秘密保護法案 汚染食品など生活に密接にかかわるおそれも(女性セブン 03・12・5日号)

2013-12-04 11:09:32 | Weblog
食生活に直接関わる心配のある、こんな記事が、女性セブンの記載されました。悠々自適生活も、これからどんなことになっていくのか、段々心配になって来ました。
我が菜園も、水質汚染では、経験があり、一つは、休憩小屋の庭の前にある崖上からの排水路に流れる汚染水のことがありました。
この排水路には、降雨の直前や降雨中になると、真っ黒な排水が流れて来て、それが一級河川に流れ込んでいました。
この土地の所有者が心配になって、市に相談に行ったら、検査したが大丈夫と言われてそのままになってしまったそうです。
十数年後、黒い水を垂れ流していた崖上の工場が、どこかに移転して、黒い水はながなくなりましたが、今度は、崖上の竹林などが整地され、その跡にパチンコ屋が出来ました。
その整地が始ったころから、今度は、真茶色のあくを含んだ水が大量に流れるようになり、排水路のコンクリート壁や石積みは茶色に変色してしまいました。
この排水路には、生き物がいません。

写真は、にわか雨が降って、排水路が急流になったときななので、茶色の水はすべて河川に流れてしまっている。
もう一つは、菜園の西の端にも渓流が流れていて、ここの水はきれいで、沢ガニがいっぱい棲んでいました。
この渓流のきれいな水を利用して水路が造られ、崖下の数カ所の畑の水として利用されていましたから、私もこの水を利用すれば、念願の田んぼづくりができると、米つくりを始めましたが、8回ほど、稲の手植え、鎌での刈り取り、ハザ掛け、脱穀だけは小型脱穀機でやってくれるお年寄りの力を借りて脱穀する、昔ながらの米作りをし、田植えや稲刈りになると大勢の友人たちが応援にきてくれて、ともに楽しんでいました。
ところが、崖が整地されると、このきれいな渓流も、真っ赤な水と変わり、気持ち悪いので、米つくりも断念しました。
茶色のあくの強い水には、鉄分が含まれているということですが、本当に無害な鉄分だけなのか本当のところはわかりません。
かって、東濃地方の各地に、猛毒のフェロシフトを普通の土だと偽って捨てた三重県の石原産業が、環境に重大な影響をもたらすということで、全量撤去を余儀なくされた事件がありましたが、その発端となったのもこの真茶色の水と、東濃地方に無数にあるため池の魚が死んだことでした。



今まさに国会審議が大詰めを迎えている「特定秘密保護法案」。与野党による修正協議が行われ、みんなの党は与党の修正案を了承した。
 7月の参院選でも争点にならず、いつのまにか成立間近となったこの法案。安倍晋三首相(59才)はやたらと成立を急いでいるが、この法案の裏に潜む恐ろしさに気づかないままでいると、とんでもないことになる。実は、私たちの生活とかかわる部分も多いのだ。
 そもそも「特定秘密保護法案」とは、政府が保有する「防衛」「外交」「スパイ活動の防止」「テロ防止」に関する情報のうち、国の安全保障にかかわる重要なものを、閣僚など、「行政機関の長」が「特定秘密」に指定し、情報が外部に漏れることを防ぐ法案のこと。
 特定秘密を扱う公務員、警察官、関係する民間業者が秘密を漏らせば、最高10年の懲役。秘密漏洩を教唆(そそのかし)した者も最高5年の懲役となる。

「国の秘密情報なんて、私の生活には関係ない」と思うかもしれないが、実はそうではないのだ。
「防衛、スパイやテロなどは一般市民から遠いイメージですが、実は私たちの生活に密接にかかわる法案なんです」
 と語る日弁連の特定秘密保全法制対策本部事務局次長・齋藤裕弁護士によれば、こんなケースが考えられるという。
「例えば『外交』では、外国政府や国際機関との交渉のうち、“国民の生命や身体の保護に関する重要な情報”が特定秘密になります。ですから、メタミドホス入り餃子やBSE(牛海綿脳症)、遺伝子組み替え食品など、国民の健康にかかわる食品の輸入に関する外交交渉も含まれる可能性があります。
 米国から『BSEなんて心配ないから、もっと米国産牛肉を買え』と迫られ、弱腰で行う交渉を特定秘密に指定できる。市民が食の危険を知らされないばかりか、義憤を抱いた農水省の役人が、『国民の健康が危ない』と内部告発すると、法律違反で逮捕されることもあります」
 さらに「テロ防止」の項目にもこんな危険性が。
「テロ組織が狙うとして、原子力発電所の情報も特定秘密の対象となりえます。現在問題となっている汚染水タンクや福島第一原発4号機の使用済み核燃料などの情報はもちろん、また原発事故が起きた場合も、秘匿されるかもしれません」(齋藤弁護士)
 そもそも、「特定秘密」の内容が曖昧すぎると呆れるのは、ノンフィクション作家の澤地久枝さんだ。
「法案をよく読んでも、特定秘密がどこまでを対象とするか見えず、国家権力が好き放題に運用できる内容です。国民が『何が秘密ですか』と聞いても、『それは秘密』と言い逃れできる、ひどい法案です」
 10月25日に国会に提出された法案を読むと、特定秘密となるのは、「国際機関からの情報“その他”の重要な情報」など、“その他”という表現が実に36か所も! これでは、確かに何でも特定秘密にできてしまう。
※女性セブン2013年12月5日号

菜園の様子

2013-12-03 23:31:47 | Weblog
最近は、余り行っていないのだが、このところ気温がそれほど低くないので、畑に行ってみた。
前日に耕しておいた畑に、遅れていた、ソラマメ、スナップエンドウ、キヌサヤエンドウの種を蒔いた。
これらは、冬越しの豆類である。
春先に芽が出て来たら、支柱を立ててやらねばならない。
掘り降り残しのサトイモを掘らねばならないし.大きくなっていたホウレンソウ、チンゲンサイ、ワケギなどを収穫しないといけない。サツマイモも掘らないといけないのだが、時間がなくて、ついそのままになっている。
小春日和だと、イスを外に出して、コンビニで買ってきた、弁当とカップみそ汁を食べるのだが、寒いと小屋の中に入って、弁当を食べる。
小屋の中で食べるときは、ちょうどNHKの昼の憩いの時間で、農業に関する時間である。
通信員という人がいるらしく、日本各地の田舎の情報が報告されて、ほっとする時間である。
畑に来るのは、早い時で、10時半頃なので、昼食の時間までに出来ることはわずかである。



陶芸で、干支の午をつくる

2013-12-01 08:56:51 | Weblog
來年の干支は午(馬)なので、陶芸教室では、馬づくりが大忙しである。
馬は、形づくりがなかなかむずかしいが、それぞれ自分の馬がどんどん増えている。
私は、馬の素材の写真をアイフォトに入れ、それをプリントして、厚紙に貼り、切り抜いておき、粘土の板を作って上に切り抜いた馬を置いて、粘土を切る。
それを長方形の板に貼って、壁飾りにしようとやってみた。
4枚成形したが、一枚は、カップに取手に馬の形を付けてみた。
なんとか、成形できたので、これを素焼きしてもらうことにした。
この教室は、多治見の陶磁器産地である市之倉という集落の、国道から少し上がったところにある。陽当たりのいい高台なので、工房の横には、菜園があり、4季を通じて野菜が作られている。
教師を退職してから、絵画や陶器づくり、菜園でのやさいづくりなどをして悠々自適の生活をしている先生である。
アトリエや二階建ての展示場もあり、作り貯めた作品が所狭しと並んでいる。
陶器まつりには、作業所の前の駐車場にテントを張り、作品をならべてまつりに参加している。