慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

4/4 豊南Vs.駒大高、都足立新田Vs.都武蔵村山

2009-04-04 21:18:53 | 2009年春季大会
第一試合 豊南 Vs. 駒大高
甲子園が終わったと思ったら、すぐに春季大会。息子がデートコースとして開幕試合に行ったとのことで、選手名簿をもらって半年ぶりに神宮第二へ出かける。特に贔屓チームでもない2回戦の試合が2試合で700円って、甲子園から帰ってくると高く感じるなぁ。
さすがに2回戦くらいで人気校が出ないと、まったり観戦できる。ネット裏ほぼ正面に鎮座。
そういえば、駒大系列の高校って全国にいっぱいありそうだが、実は岩見沢、苫小牧とこの駒大高だけだと聞いたことがある。
後ろに駒大高の女子学生と思われる一段がきてしまい(共学かどうか知らないが)、キャピキャピうるさいのうるさいのって。自分の高校だったら3塁側に行って応援しろよ。しかしあそこまで素人丸出しの会話を野球場で聞くのは初めて。「センターってどこ?」にはさすがに思わず吹いた。って、相手校に点数が入っても拍手して騒いでいたくらいだから、しょうがないか。
今日の天候は晴れ。「暑きゃ脱げばいいや」と思って厚着をして汗をかきながら電車に乗ったが、厳重装備は大正解。やはりまだまだ寒い。
豊南のスターティングメンバーは守備位置と背番号がバラバラ。スコアボードに名前は表示されないんだし、神宮第二のアナウンスって聞きづらいんだから、気を遣ってくれよ。
駒大高は昨秋ベスト8に入ったが、そのときは所用があり観戦していない。父兄は青いシャツで多数来ていたものの、どちらかというと豊南の方が応援は気合が入っていた。
試合は豊南が先行したが駒大は4回に一挙7点を入れ逆転。甲子園で緊迫した投手戦はもう見飽きたので、点数が入る試合も魅力的だけど、四球とエラーを乱発しヒット1本で7点ってないだろ。4回終了時点で両チーム合計3安打で7-2ってなんだ?
最後は平凡なセンターフライの場面でセンターが転んで試合終了。駒大高はバントが一切ない攻撃だけど、常葉菊川のようなものすごい打力っていうほどでもないので、勝ち進んで行くと厳しい面もあるかもしれない。

第二試合 都足立新田 Vs. 都武蔵村山
今やシードの常連となった足立新田(以下「足立」と称す。)と筆者は初観戦となる武蔵村山(以下「武蔵」と称す。)。足立は十数人のブラバン、10人のチアを含め結構な数の応援団。一方武蔵は控え部員10人くらいと女子マネ2名と父兄5人。途中OBらしきメンバーと福生高校の友情応援が加わったが、足立と武蔵の攻撃時の応援音量のギャップが激しすぎる。足立はひとりひとりのテーマソングを使っていたが、凡退したときは間が悪くなるなぁ。武蔵は背番号と守備位置がぴったり一致してくれて嬉しかった。
ネームバリューから言うと足立の一方的な展開が予想され、開始2球で1点入ったところはコールドか?とも思ったが、結果は接戦。残塁10で5点の武蔵に対し、足立は残塁3で7点。中盤は武蔵が終始押し気味の展開。
足立の試合は昨秋も見ているが、それほど大きなレベルアップは感じなかった。チアの踊りは上手くなっていたような気もしたが。
足立が6回で4点リードし、ワンアウト2・3塁の場面。9番打者とはいえ本当に極端な前進守備を敷くっていうのはどうなんだろう。9回サヨナラ負けの場面をシミュレートしているのかなぁ。
武蔵の投手も初回と6回に集中打を浴びたが、球種も多く、西東京の強豪校も甘く見ると足元を掬われるかもしれない。
超高校級の選手はいなかったが、いい仕事しているなと思ったのは足立3塁コーチの小澤。今名簿を見てみたらキャプテンのようだが、的確な判断と大きなジェスチャー、審判に怒られない程度のコーチスボックスからのはみ出し方。多分普段の練習でもいいキャプテンシーを発揮しているんだろう。なかなかのもんでした。

P.S,
大会の選手名簿に誤植発見。
昨秋の大会の準決勝スコアが「明大中野12-0早実」となっていた。


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