Satoru's diary

日々の想いをつづります。
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日本が右翼化している?

2012-10-26 13:08:42 | 日記
26th Oct 2012 (Fri) 気になるNews:日本が右翼化している?

最近は海外で「日本が右翼化している」というNewsを日本のマスコミがそのまま流しています。
右翼の定義は、色々あるので、右翼の定義を明確に提示せずにマスコミが流すのはどうかな? と思います。
マスコミも馬鹿ではないので、何か意図があって、そういうNewsを流していると思います。

右翼と聞くと、黒いバスに日の丸や日章旗をつけ、軍歌などを流している人達をイメージする人がいるかもしれません。
日本がそんな右翼化しているとは思えません。(笑

右翼/左翼という言葉には、色々な定義、使われ方があるので、気をつけて使わないといけません。

例えば、こんな使われ方....

右翼:愛国 / 左翼:売国
どうやら、共産主義を基準にして、左右に分かれているようです。
資本主義の米国や日本では、右翼は愛国者となりますが、北朝鮮では左翼が愛国者となるようです。

右翼:保守 / 左翼:革新
現状維持、継続、過去を大事にするのが右翼(保守的)であり、
現状打破、改革、変革を訴えるのが左翼(革新)とも言えます。
よく使われる例で、北方領土や天皇制など、日本古来の物を大事にしようとしている例です。

また、右や左という言い方をいう人もいます。
右:強硬派 / 左:強調派
右と言えば強硬派、左と言えば強調派と言う人もいます。

こんな感じですが、ロシアでは「右翼→保守的→共産党」という流れもあります。
日本では「右翼→保守的→自民党」または「左翼→共産党、朝日新聞」なんていう方もいます。

また、右翼/左翼に親米/反米なども絡めてくる方もいます。
本来の定義から言うと、右翼は反米反ソでなければなりません。 日本を愛するのですから(笑
そして戦前の日本の右翼は反米でした。 しかし戦後は戦争中に敵であったのに共産主義と戦う米国も同じ志を持つ物として右翼者の中に親米者が増えていきました。
もちろん、今も本来の趣旨を守る、反米反ロの右翼of右翼の方もいると思います。

いずれにしても、私の理解は以下です。

1.マスコミは気軽に右翼という言葉を使うべきではない。
  マスコミは言葉に対して、国民より知識がある(はずな)ので、注意して使いましょう。

2.右翼という言葉に良いイメージを持っている人がどれだけいるかわかりません。
  想像するに、右翼という言葉に良いイメージを持っている人は少ないのではないかと思います。
  もしそうであれば「右翼化している」というNewsを流すことにより、左翼側に持っていこうとしている意図を感じます。

3.右翼=愛国だとしたら、今までの日本人は愛国心がなさすぎたと感じます。
  他の国がどれだけ愛国心を持った国民を持っているかわかりません。
  しかし、日本人はもっと日本に誇りを持ち、日本を愛さなければならないと感じています。
  そういう意味では、今まで(異常に?)低かった愛国心が、少しづつ正常なレベルに戻りつつあるのではないかと思います。
  本当に、愛国レベルが上がりすぎて、軍国主義的な発想に国民全体がなってしまいそうならば、ブレーキをかけなければなりませんが、今はまだ日本人の愛国心を高めるレベルにあると思います。

アジアの隣国の人々を傷つける事はしない方が良いと思いますが、国が違えば立場も違います。
実際の行動は兎も角、日本国民はもっと日本を愛しても良いと感じるし、もっと興味を持っても良いと思います。

領土問題や政治問題だけが、愛国心ではありません。
自分の故郷や現在の町を愛したり、子供が安心して暮らせる国であったり、国産野菜の消費やこの国の雇用について考えてもいいと思います。


昔は右翼/左翼と分けられたかもしれませんが、現在では、単純に右翼/左翼と分けることは難しく、
愛国者だけど、他国と協力(時には売国?)し、守る物もあれば、革新していかなければならない事もあります。
従って、単純に右翼/左翼を分けられる状況にない今、この言葉を使うことに疑問があります。

私は、何か強い意図がない限り、右翼・左翼という言葉を使わなくて良いと思っていますし、
反対にマスコミが右翼・左翼を使うときには、意図を察しなければいけないと思っています。

なぁ~んて、ちょっと真面目な話をしちゃいました。(笑

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