僕の背中を押すもの、

2005-10-21 10:00:19 | 月刊!山岳民族
月明かりの中、僕の背中を押すもの…。それは…松浦あや。そう、ラジオから聞こえて来るあややの声。彼女の声に集中し、熊を忘れ、恐怖心がつくりだす幻覚を避ける。…オールナイト・ニッポン、「デフリバ全員集合!」デフリバ…?バリ!筆(ふで)??詳しいことはよく分からないが、彼女たちのやっていることは川柳ではない。ピンクが好きで仕方ない女の子、ママに耳掘りを頼む女の子、等などで構成される個性的なメンバーと自称する、川柳からは覗えない。僕の背中を押すもの、それは記憶の中に鮮明に焼き付いている、CGのような情景。それを獲得するために月明かりの下、進む。人気のない山頂付近、半径数キロに渡り人の気配はない。卑劣な寒さのなか、暖かい朝日を待つ。あややは既に側にない…。霜柱を踏みながら、卑屈に朝日を待つ。CGのような光によって眼下に現れる、パンに付くカビのような紅葉にも「折角だから…」と期待する。装備の貧弱さに付け入るお前(寒さ)が、調子に乗っていられるのも、今のうちだけだ!!    10月20日 5:30AM


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5 コメント

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スナップに帰る。 (hanamizu)
2005-10-22 21:42:55
とか言いますね。だから、壮大な自然を撮る!時には壮大な自然まで行かなきゃ行けないんですね。多分…。知ったこっちゃねーけど。じゃあ、日常に埋もれている素晴らしいものを撮るためには何が必要か?まぁ…分からないですね。



CARONさん先日はお世話になりました。近日中に飯代に代わるものを持って行きます。
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プロとの違いはっきりしました (くらふといちごや)
2005-10-21 21:24:25
「近くまで寄ってがつんと撮る」

・・・・・。

目から湯垢が落ちました。ガツンですね?ガツン!

でもプロのプロたるポイントは「近くまで寄って」ですかね?「ガツンと撮る」ですかね?

知人の写真家(松某氏)の写真を見ると「近くまで寄ってパオンと撮る」といった感じなのですが・・・・。

結構そのパオンがすきなのですがどうしましょ?



いや、さてそれは置いといて、写真すごい!

写真展やろうよ。「ろこ冒険家のプチ日常」と題してさー。

ん、でもこれはうならせる。

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そこに何がある?山があるからさ? (Caron)
2005-10-21 19:48:18
暗く、静かな山頂に立った君はいつでもすばらしい!この写真を見たひとは、なにを感じるのだろう?少なくともそこに立ったことのある者はわかる。朝を迎えようとしている空になにもかも忘れられるのだろう。その後ろ姿が物がたっているように。
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しょって来たかも…。 (hanamizu)
2005-10-21 16:52:07
後頭部が重いんですよね…。



そのしょってきたアメージングな何かか、昨晩の酒が残っているのか、それとも両方かもしんない…。



分からないし、面倒臭いので、とりあえず迎えを酒でしときます。



昔、パキスタンで写真家に出会いまして、相部屋だったので色々お話を聞いたんですよ。素敵な写真を撮る秘訣を尋ねたら、「近くまで行って、近くでガツンと撮る!」って言ってました(笑)非常に分かり易いですね。



「プロとアマの違いは、近くまで行くか、行かないかだよ」って、「俺は一応、山の写真のプロだから近くまで行く!」チャーミングな人ですね。



もしかしたら、この写真がそうなのだと思います。360度全部綺麗ですからね、後は切り取るだけ。そう、ただ行けばいい。
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神 降臨? (すとろべり てんちょ)
2005-10-21 14:18:59
写真のすばらしさについコメントを・・・



しょってきたね。

なにか、目に見えるようなみえないような、

そこにいるような居ないような、

全能なものをしょってきましたね。



後光までみえます。

って、ご来光ですかね。それは・・・



極限状態で半ば自分いじめをしながら、それでも夜中に山に登るのは、

何かを連れてくるためだったのか・・・



・・・おすそわけしてちょ・・・
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