「水を守る!」 (多事総論-総論)

2006-04-09 01:40:18 | はなみず君でコラム
「水を守る!」と書いてみた。水は守らなければならないと思っている。ここの水道水は夏でも冷たくて旨い。山に行くと湧き水を飲むことができる。(注:確証はないけど、僕は今のところ飲んでいて何ともない)

近くの人造湖の上流に新しい産廃業者が来るらしい。興味本位で、説明会に行ってきた。勉強不足は僕も負けないのだけど、そこでは想像を超えた「競技」が繰り広げられていた。率直に言って、僕にはルールが分からなかったし、結局…何が起こったのかも分からなかった。アメフトを見ている感じがした。インドでクリケットを見たことを思い出した。素人が恋人を見つけるためにバスに乗って知らない国を皆で旅する番組を見た感じにも良く似ていた。全ての原因は僕の勉強不足にあることは間違いないから、説明会の話には触れない。「水」について書くことにする。

以前ここでも書いたが、「水源を守る条例」を作ろうとしている県議会議員がいる。うん、花巻にいる素晴らしい人だ。
その人とこんな話をした。(以下、思い出しながら書いているので不確かです!)

*東京から帰ってきて岩手の自然の豊かさに驚いた。こんな美しい場所はない。水が綺麗で、米や野菜が旨い。これをブランドにして全国にアピールすることで今までの岩手から脱却することが出来る。

僕が帰り道考えた違うことは「水を守るメリット」についてだった。
水を守るメリットって、イメージし難い。何でか?って言うと。大切だと思ったことがないからだと思う。農作物がブランド力をつけているか?NETを通じて無農薬の有機農法で作った農作物を売って成功している人はいる。いいことだ!しかし一部でしょう。山に入って人間の手を逃れた自然を楽しむ人もいる。だよね?素晴らしいし、単純に楽しいよ。都会から移り住んで安くて美味しい野菜を喜んで食べている人もいる。そりゃそうだ、旨いものは旨い。湧き水に惚れてここで蕎麦を打つ人がいる。蕎麦人間の僕にとっては憧れの存在ですよ。

でも、どれだけ居るだろうか?美しい「水」をイメージして暮らしている人がどれだけいるのだろうか?美しい水に憧れを持って、仕方なく美しくない水に囲まれて生きている人をイメージできるか?何か、水が綺麗なことってイメージし難いと思う。だって水を単独で考えることって、僕の生活の中では殆どないんだもん。皆がイメージできないから駄目だって言っているんじゃなくて…です。

そういうデリケートなことを利益を優先される業者に伝えることは難しいと思ったのだ。本当の意味での重要性を持って帰ってもらうことが難しい!正義は勿論そこに住む住民にある。僕ら(僕を含めちゃうけど…)の生活は真っ当で清らかで、おそらく人間らしいものだ。しかし、産廃は排出される。僕も排出している。例えば沢山ゴミを出す都市部の人たちに上に書いた、デリケートで難しいことを伝えなければならない。議員立法(水源を守る条例)にしても然り!同じことだと思う。過半数(?)の議員にイメージさせて共感してもらわなければならない。水の重要性は、それは当然重要なことなんだけど、伝えることが余りに難しい。伝わる感じを想像でき、ない!

産廃は大抵山奥に処分される。人が余り住んでいない所が狙われる。それは、大きな意味で公共の利益のためだとも言える。産廃を多く出す都市部が公共の多数を占めることは当たり前の事実だし、好んでそこに住む人に水の重要性を説くのは難しい。話が大きくなったけど、詰まる話…僕はそう思った。

僕自身は産廃業者も、産廃を出す経済システムも、業者を指導する立場の行政もナンセンスだと思う。(ヴィジョンがないのが彼らに不信感をもつ原因なんだけど、僕にもこれといったヴィジョンがないことも白状しちゃう)

やはり、水の問題に関してはもっと大きな共有できるヴィジョンの必要性を感じた。分からせる為にも、分かる為にも、僕が思うに違う方法があると思う。規範のようなものが必要なのかもしれないし、神託みたいなのが必要なのかもしれない。環境の問題はホント難しい。難しい、難しい…さっきから書いてる。最後に、「ヒロユキさん、難しいよぉ!」


そんな感想です。アホのくせに生意気なことを書いたかもしんない。ただ、僕の立場は、「水を守る側」なのです。ただ、守る方法が…、守る為にしなければならないことが…全然、分からない。






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1 コメント

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とろろ (まり)
2006-04-09 12:08:27
芸能人のヒミツ教えちゃいます♪

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