*HEAVENLY SHEEP/徒然記*

管理人・伽澄綾の不定期更新日記。ただいま子育て奮闘中のため、更新鈍亀です…^^;

3.11より4ヶ月

2011年07月11日 22時46分00秒 | 日常
今日は息子の一歳の検診で、震災の時間に黙祷出来ず。
この日記をアップしたら外に出て、星と月を見ながら黙祷しようと思ってます。

震災から4ヶ月経ちました。
宮城県だけなら行方不明者が3000人切ったそうです。
大切な人の元に帰れた人がまた増えてよかった。
まだの人が一日でも早く見つかりますように…。

この1ヶ月はテレビや新聞…というか政治の動向とにらめっこしてた気分です。
最初から民主党は信用してなかったし票も入れなかったからか、個人的には腹立たしいを通り越して諦めてきた感じ。
テレビ見てると忘れ去られてる感じですけどね、被災地は全然復興どころか復旧も足踏みしてますよ。
現地の自治体は死に物狂いで頑張ってくれてますよ。
だけど、お上が動かないから動きたくても動けないでいるんですよ。
政治のニュース見てると泣きたくなる…。
今年も猛暑になりそうだけど、暑さ対策できなくて亡くなる方が出ませんように…。


さて、先月下旬から八戸に行きまして、先週帰ってきました。
一週間前なんですが、なんだかんだ忙しくて家のこと以外手が回らず。
八戸にいる間は天気はあんまりよくなかったけど気分も爽快で体も軽かったんですが、色々あって帰仙早々からもう鬱状態です。
八戸恋しい…。

八戸にいる間色々調べものとかしてて、結局友人に会う暇は作れませんでした。
けど、多分八戸に母子だけで行くのは決まりそうなので、もっとゆっくり時間取れたら連絡してみようと思った次第。
いつになるかはわからないけど…なるべく早くしなきゃな…。
こっちにいる間もハローワークで職探しとか、また多忙になりそうです。

八戸にいる間海のすぐ近くの親戚の家にいたのですが、息子のお散歩でちょっと歩いて行ったら5分程度で港に着き、津波の爪痕をたくさん見てきました…。
あと少し低い場所だったら妹一家危険だったんだな…。
津波で陸に打ち上げられた船もやっと片付けられたところで、港には被害に遭った船がまだそのままの姿で居ましたし、浸水したり津波に叩かれて壊れた家屋もありました。
荒浜で見た凄惨な風景に比べればまだ見ていられましたが、やはり怖くなりました…。
仙台で見られるニュース、特に全国版では、どこを見ても八戸は被災地なのに忘れ去られてるんですよね。
その事もひどく痛感させられました。
でも、他県より被害が少なかったからなのか、八戸の人たちの復興への意気込みというか、熱さもすごかった。
毎日息子と散歩しててたくさんの人に話しかけられたのですが、みんな頑張ってたし、他県の被災地をすごく思ってくれてた。
負けずに頑張らなくちゃって気持ちを貰った。

実家に帰って十年以上振りに会ったご近所のおじさんやおばさんにも色々話を聞いたけど、やっぱり同じ東北だから親戚が居たとか子供たちがそっちに出張で住んでたとか、そういう話も多かった。
私も家族も相当心配して貰っていた。
本当にありがたいです。
その中で、幼稚園の頃からお世話になってたおばさんは、旦那さんの親戚が石巻にいて、そこの孫さんだかが奥さまと子供二人(三歳と七ヶ月)を亡くされたそうです…。
下の子はちょうどうちの息子と同じくらい…。話ながら息子を見て目が潤んで居ました。
遺体は幸い見つかったそうですが最近のことだし、火葬が出来ず土葬されているとのことでした。
=まだみんな家族の側に居られてないんですね…。

奥さまも下の子も私たちと殆ど変わらず、うちの上の子も無事生まれていたなら三歳…。
切なくて、苦しくなりました。
この家族の分も、頑張って生きていかないとと思いました。

周りの状況は変わらないけど、帰省したことで迷っていた気持ちが固まってきました。
私もうだうだしてないで、頑張れることを精一杯やろうと思います。

がんばろう、東北!
大切なふるさとのために、微力でも出来ることをしたいと思います!


またしばらくオフラインに潜ります。
また何か状況が変わったら日記書きたいな。
それでは、みなさんお互い体に気を付けながら踏ん張りましょう!

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