*HEAVENLY SHEEP/徒然記*

管理人・伽澄綾の不定期更新日記。ただいま子育て奮闘中のため、更新鈍亀です…^^;

漫画バトン回答。今更!?

2006年01月10日 23時54分59秒 | バトン
えーと…年末に頂いたのに今頃回答になってごめんなさい。
ではとっとと行っちゃいましょう☆


1、これまでに描いた漫画の数
⇒えーと…わかりません。思い出せません。中途半端なのも数知れず。
投稿作は4コマ漫画とか簡単なのも含めると雑誌社に三作。
ノートに書いただけのヤツは小学校時代からあるけど、全部実家で人目に付かないトコに保管してある。そろそろ燃やしたい。

2、貴方が漫画を描くときに使う道具・描くときの手順
⇒色々使ってるんで順を追って。
■プロット・ネーム
投稿作・オリジナルは小説もしくはシナリオ形式でプロットを書きます。
何パターンも出す時もあるので、その時は昔取った杵柄<T-RPGシナリオ書き>形式。これを選ぶとこうなる。みたいな。
同人用、特にギャグの場合は勢いが大事なんでいきなりネームに入ります。
下手をすると直接原稿用紙に書き始めます。
昔よく「なんで?」って言われた事ですが、コマの具体的イメージが決まってると、この時点でネームにトーン指定を入れてます。
□使用する道具
プロットはルーズリーフのB5ノート。場面ごとに分けて書いて後でつなげたりする為。
ネームは何でも良いからB5のノート。投稿作やシリアス系の話の時は、気持ちから入る為にその作品のイメージカラーが表紙に入っているものを使ってます。
これらの作業は大体HBのペンシル一本のみ使用。場面分けにカラーペンを使うときも稀にあります。ギャグや同人用の時は消しゴムは出来る限り使いません。とにかく勢いで書き切ります。

■原稿用紙に下書き
ネームを見ながら書くものの、殆どこの時点でコマ割・セリフなどなど調整を入れる為、絶対ネーム通りには仕上がりません。
コマ割や背景などはこの時点では大体のアタリのみ、フリーハンドで入れます。
□使用する道具
2H芯のペンシル>人物や背景のアタリを取る用。高校から愛用、某ランドのネズミの影があしらわれた真っ赤な細身のもの。
2B芯のペンシル>
アタリの上に本格的に書く時用。凄く筆圧が高いので、原稿用紙を傷つけないように使い分けます。中学時代から愛用してる、クローバー柄の細身の物。これがなくなると落ち着かない。
原稿用紙は基本的に投稿用はIC、同人用はデリータ。どちらも薄い方。
消しゴムは特に決まってませんが、モノ消しや無印良品のを好んで買ってます。


■ペン入れ・消しゴムかけ
基本的に乾かしてる時間が勿体無いので、全部ページ順に全部やってから次の作業へ移ります。
1.下書きのフリーハンド線・人物・セリフの位置を見ながら、順にペン入れ。
まずGペンや様々な太さのペン(筆ペンも)でコマ枠を飛び出るセリフ枠をペン入れ。
2.コマの枠線を烏口で書く。まず横線を全て入れ、次に縦、斜め。
トーンで作る枠は全て乾いたのをチェックした後、鉛筆線に触れないように黄色で書き込みます。
3.人物にかぶるセリフ枠⇒人物⇒残りのセリフ枠⇒小物⇒フラッシュ・スピード線⇒背景の順にペン入れします。
人物・小物は基本的に丸ペンを使ってますが、そのコマによってミリペンなど太さを使い分けます。効果線はGペン。背景はカブラペンやハイテックなど、太さに強弱が出ないものを使用。
4.全部書いたら消しゴムで丁寧に消します。
□使用する道具
インクは烏口は開明墨汁、つけペンは開明ドローイングゾルK。後者は高校時代から愛用。いろんな人に広めました。
烏口は専門学校時代に買わされた教材を今も愛用。
Gペンなどのペン先はまだ自分に合う物を模索中。たまに凄くいいものに当たっても、メーカー混じりすぎたり書いて無かったりでわからない…
枠などを引く定規は40cm以上の物。これも高校から愛用。
トーン指定は蛍光ペンの黄色。雑誌社によって水色を使うように言われますが、水色はたまに印刷にでてしまうので断固拒否。
あと欠かせないのはフラッシュ用画鋲とセロテープ(笑)。

■ベタ塗り・ホワイト修正
□使用する道具
大体の部分は「PUROCKEY」というマーカーの極細・細字・中字・太字を使い分けます。上から白く書いても滲まなくて便利。
人物や服はコマや大きさに合わせて極細と中字の筆ペンを。
広範囲を塗る時は開明墨汁。
ホワイトはICコミックスーパーホワイト。上から修正が効かないので命がけ。
他にポスカや写真ラクガキ用のペンも使うことも。

■トーン貼り・削り
□使用する道具
トーンはIC・ICユース・デリータを愛用。使いたい柄とかの関係もありますが、粘着力がちょうどいい。
カッターは職場でも長年愛用、ブルーベリーカラーのその辺で売ってるコクヨのヤツ。切るのも削るのもそれ。かなり使いやすくて大好き。
たまに気分でデザインカッター使います。
砂消しもたまに使うけど、メーカー決まってません。
トーンを貼る時は何だっけ…それ専用の耳掻きみたいな形のヤツ。名前忘れた。細かい部分はそれを使ってます。
広い部分は天然石のブルーオブシディアンで擦ってます。オブシディアンは固いし丸くて底が平たいので、空気が入らず綺麗に貼れるのです。高校時代学校用の絵のアシしてくれた子がクリスタルでやってくれてたのですが、素晴らしく綺麗に張ってくれてたので真似てみたのが始まり。
柔らかい石だとひびや傷が入るんでご注意。ガラスのペーパーウェイトなんかもおすすめ。
■仕上げ
□使用する道具
パソコン用ビニールはたきで丁寧に汚れを払った後原稿再チェック。
も一度必要なトコにホワイト・ベタを加え、セリフチェックして完成。


3、貴方が漫画を描く時に気をつけている事・こだわっている事
⇒気をつけている事。
投稿作やシリアス系の話はとにかくキャラの感情や、精神面に訴えるものを描きたいので、キャラの表情や一コマ一コマの雰囲気に注意して描いてます。
ギャグは自分の中のテンションを落とさないように、とにかく勢いを大切にしてます。ギャグは何を描いても後から自信が無くなるので(爆笑して貰えるとむしろビビリます)、ちょっとでも笑って貰えたらいいな~くらいの謙虚な気持ちも忘れないようにしてます。
⇒こだわっている事
ストーリーも絵も経験を積まないとどうしようもない物なので、とにかく全力を注ぐ。
時間が無くても限界まで頑張る。納得の行かないものは出さない!
絶対絵描き仲間の誰かには批評・指摘を貰う。
こだわりというか、成長する為に必要なことですね。

4、これまでに描いた中で思い入れのある漫画(複数可)について
⇒専門学校時代に4コマの課題で書いた漫画。
兄貴に受験前日の夜に夜食を持って行ったら、外が猛吹雪なのに窓を開けっ放しでギター掻き鳴らしながら某ビジュアルバンドのバラード歌ってたってのと、弟が兄貴にギター借りたら夢中になりすぎて一日中何もしてくれないって話の二本立てでした。
良くこんなネタ思いつくね、と言われましたが、
ストーリーは全部我が家の実話です。

⇒GUILTY GEARで出した初めてのオールギャグのオフ本はやたら好評であっという間に在庫がなくなったので、そういう意味では思い入れがあります。
それまでギャグは殆ど描かなかったので、友人達に「君がこんなギャグも描けるとは思ってなかった」とかいっぱい言われました。

⇒あと、いつか漫画にしたい自作T-RPGのエピソードは尋常じゃなく思い入れがあります。

5、お知り合いの漫画描きさん1~5人へバトンタッチ or ストップ!
⇒ゴールと言うよりむしろ棄権させて頂きます。
みんなバトン渡ってるか小説書きさんしかおりませぬ。



ふい~、なんかちゃんと書きすぎて2時間掛かっちゃったよ(笑)。
実はイベントで知り合った方の中の絵描き初心者さんには画材の使い方教えたりアドバイスさせて頂いてたので、そういった方たちのちょっと参考にもなれば良いかなと。
質問とかあれば、ブログとかにコメント貰えれば答えますんでね、お気軽にどうぞ。

しかし長すぎるよ…
七崎サマ、お待たせしてごめんなさい。バトンありがとうございました!


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