思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【2014年秋韓国旅行】セマウルはムグンファの代わりなのか

2014-09-28 09:57:13 | 2014年の旅行記
列車は永登浦で乗ってくるかと思ったらさにあらず。そんなに今のセマウルは人気が無いのかな?と思ってたら水原でどっと乗ってきた。隣の空席にはへそだしルックのお姉さん。韓国にもこんなのがいたんだ。その後も天安では乗るのも多ければ降りるのも多い。とまあこんな具合で、完全に実態はムグンファである。

KTXができる以前、セマウルはソウル~大田~大邱~釜山と言う大都市を移動するための列車。長大編成で食堂車があり、一般車の座席でもグリーン車並みの大きさとリクライニングがあった。そしてムグンファ号が都市と地方を結ぶ役割があった。しかし今ではムグンファが客車なのもあって運転本数も減らされ、セマウルに移行しようとしているのでは?と思う。そのセマウルも昔とは格段に少ないが。

最終的には近距離はムグンファ料金のヌリロ、長距離はセマウルにして日本同様電車運転に移行するでしょう。つまりは長距離においてはていのいい値上げですね。ちなみに今回の電車、ソウル~釜山は5時間丁度ですが、客車のムグンファでも5時間30分くらいです。

食後はうつらうつら寝てしまい、天安より先の記憶が全くなく、気づくと金泉。よく寝たものだ、ちょっと車内見学してこよう。



車内を回ってみたけど、車内販売が無いのは分かってるけど、自販機の類がないのは残念だ。繰り返すけどちょっと前ならしつこいくらい車内販売が回っていたのに。食堂車があった頃はKRパス呈示で2割引きで食事できたのに。新型の電車ではあるし、居住性ではKTXより上だけど、サービス面から見たらKTXのほうがやっぱり上だと結論。



定刻16時50分より3分遅れて釜山に意外にもがらがらでの到着。実は手前の亀浦で相当数が下車してしまったのだ。



でもまあ新車に乗ったんだし、乗り心地が良かったのでいい経験にはなりました。





釜山駅は立派な駅舎です。初めて来た時は1999年で改装前の駅舎。当時は1階がセマウル号窓口、2階に他の種別と別れていたように記憶します。1階と2階の間にインスタントラーメンの食堂があって利用した記憶がありますが、今日の所は



鉄道弘済会が運営しているおでん屋を。いつも賑わっています。実はオデンは釜山がルーツだそうです。



こちらの汁は澄んでいて、まあ業務用の汁でないかと。他の客も汁を沢山飲むものだから、店のオバサン補充に忙しい。後ろにある寸胴鍋からひしゃくで掬って鍋に投入。種類は3種類くらいあったかと記憶します。1本900ウォンですので2本食べて1,800ウォン。ホント、韓国オデンは安くて腹が膨れていいね。