15時を少し回ってからハートヤイ駅に戻りました。列車はすでに入線しています。
駅のホームはとても長く、1番ホームから5番ホームまであります。地下道で繋がっていますが、改札前を含めて3か所くらい、線路横断をできる構内踏切があるのであまり利用されません。利用されるとしたら、踏切を列車が塞いでいるとき。乗客は「階段は面倒くさいな」とばかりに利用することでしょう。
クアラルンプール行きは4番ホームに停車していました。3両編成で機関車はまだ連結されていません。このホームはあまり使われている感じが無いので、今朝到着してからずっと置きっぱなしでしょう。
編成の1両は寝台車。私はこちらです。事前にKTMのインターネット予約で確保しています。でないとまず寝台は買えません。座席はKTM、マレーシアで管理されており、タイのハートヤイ駅販売分は5席しか割り当てが無いと聞いたことがあります。下段は満席だったので上段を、タイと違って583系のような小窓があります。583系と言えばJR西日本からは博物館保存分を除いて全部廃車にしたようで、残るは東日本の6両だけ。もう乗ることはないだろうな…。
そして1両は座席車。これに電源車の3両編成で国境のバタンプサールまで向かいます。荷物を寝台に置くと車掌が早くも回ってきて検札。実はネット予約しておきながら、web乗車券を印字するのを忘れました。どうしたもんかなあ…、とスマホでKTMサイトに接続してログインし、web乗車券の画像ページの保存を昨夜のバンコクのホテルでしました。結局はこれで問題ないようで、車掌は画面を拡大して乗車日と区間、座席番号を確認して「オーケー」と言いました。日本の鉄道ネット予約もこれくらい便利だったらいいのに。高速バスだったらこの扱いなのに。
まだ時間はありますから、もうちょっと駅を散策しましょう。
ここのチッキ窓口も賑わっています。鉄道輸送が安定して安価で大量に遅れる手段なのでしょう。バンコクのような都市にはクロネコヤマトが進出しているようですが高いでしょうね。
1番ホームには売店と言うか露店が何軒もあり、大概売られている物は
鶏ですね。前にバタワース→バンコクに乗った時は車内まで売りに来ました。1個30バーツ、さっきフライドチキン食べたばかりですが、買っておけば夜食になるし、まさかこれが後で助かるとは。
ホームにはコンビニがあり、店員が1人、ほかに長髪のオカマが椅子に座って寛いでました。変な雰囲気だなあと思いながら、飲料水1リットルと缶ビール2本を持ってレジに行くとオカマがやってきて袋詰めを手伝った。オカマはアルバイトですか？
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