思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

高崎駅の幻の駅弁!? 上州の朝がゆを10年以上ぶりに食べた

2018-03-21 20:09:14 | 2018年の旅行記
東京から上野に移動して5時43分発の高崎行きに乗車。



難なく1号車のボックス席を確保、自販機で味噌汁の缶も購入したが、ホームで待っていた車掌を見るとポニーテールの女の子でカバンには乗泊に使うのか首まくら?とくまのぬいぐるみが何個も括ってあった。なんだかほほえましかったな。終点まで乗り通して高崎に7時29分に到着。

ホームを見るとトラロープで規制線が張られていて撮り鉄が結構陣取っている。なにか珍しい電車でも走るのだろうか?と思って調べると湘南色115系のラストラン臨時だって、115系なんてまだ長野(しなの鉄道)にも新潟にもあるし下関方面に行ったらいっぱいあるのに騒ぐことはなにのになと思う。さてここで朝食にしますが何を食べようか?ホームの立ち食いソバは昨年7月末にも食べているがなかなかレベル高い立ち食いソバだと思うが、改札内の駅弁屋を見るとあの駅弁があったのです。何度となく朝の高崎に来ても売り切れていてばかりで10年以上?いや15年くらいぶりの対面である。すかさずひとつ購入して7時45分発の水上行きに乗車して車内で食べることに。221系のロングシートだけど結構空いているので構わないでしょう。

入手の困難さから幻の駅弁とまで言われている「上州の朝がゆ」です。1個450円と駅弁としては恐ろしく安い部類。



版画風のパッケージが郷愁を誘います。中を開けると牛丼の持ち帰り容器同様のパックに入った粥と、納豆の容器に入った付属品。



開けると塩に練り梅と奈良漬けが入っています。私はこれを全部粥に混ぜて食べるのが旨いと思います。でないと粥は相当プレーンなので味がしません。



具は栗とむきエビが入っていますがすべて底に沈んだ状態。掘り起こすように混ぜて食べればあっさりして旨い。粥自体にもシラスが混じっていてほのかな塩気といいアクセント的食感を醸し出していますが、すっかり齢をとったなあと我ながら思う。子供の頃は粥と言う食べ物が大嫌いで、そもそも汁っぽいご飯が苦手なんです、お茶漬けもね。なので病気で粥を出されそうになっても「その必要はない、普通の飯でいい」と粥など食べなかった私が30代に入ってから粥が旨いと感じだした。お茶漬けも普通に食べられるようになった、もうこれって嗜好の変化ですよね、介護保険料を嫌でも給料から天引きされる世代になったのだしそんなものなんでしょうかね。

あと欲を言えば、中華粥のような塩気のあるフレーク状のおかずがあればなお最高ですが、そうなると「上州の」ではなくなるから難しいですかね。話によるとたかべん工場併設の食堂に行くと500円で粥の食べ放題だそうで、機会あれば行ってみたい。



8時45分に水上に着くと雪こそ無いが恐ろしく寒い、でもまだまだ北上します。

たかべん弁当 / 高崎駅(JR)高崎駅(上信)

昼総合点★★★☆☆ 3.3