思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

楽天トラベルの口コミで1位!? 新潟東映ホテルの朝食と米坂線の最新型気動車

2017-10-21 08:21:17 | 2017年の旅行記
翌朝は6時ころに妙にのどが渇いて目が覚める。枕元にある氷水ポットから水をゴクゴク飲む。最近のホテルでは冷蔵庫にミネラルウォーターのボトルをサービスで入れることはあっても氷水ポットをわざわざ用意しているホテルは温泉旅館はあっても街のホテルでは珍しくなったと思う。ともあれ嬉しいサービスです。

7時には完全に起床、8時43分発米沢行き〈べにばな〉に乗るので朝食へ。なんでもここのホテルの朝食は予約サイトでの評価が高く、楽天トラベルでは1位でじゃらんでは5位の評価だとエレベータ内に貼ってあった。ただ評価が高いといっても「新潟市内のホテル」という条件付きなので果たしてどんなものやら。

7時半に9階のレストランへ行きますとバイキング形式。夜はそれなりの値段を取るレストランなので作りは立派だが、ゆえにテーブルの配置がゆったりかつ大きめなので卓数はそれほど多くはないかな。席を見つけるの大変でしたから。それでは自慢の朝食はといいますと、ご飯は二種類用意してあって、ひとつは加治川産のコシヒカリ。加治川とは新発田のほうの地域だそうで、もうひとつは新しくできたブランド米「新之助」。この秋から市販が始まった新品種だそうで、そういえば駅構内や電車の中吊りとかあちこちでポスター見たなあ。係の人も「ぜひ食べ比べてみてください」と積極的に声をかけている。



でまずよそったのは「新之助」。おかずは生卵で、これも地元のブランド卵なんだそうだが、なかなかおいしいお米だと思います。最近の新品種は食味に関して進歩が速いと思いますね、ちょっとウカウカしているとすでに落ち目銘柄になっていたりしますから。そして二杯目にコシヒカリ、うーん?軍配は「新之助」ですね。もっとも私はコシヒカリって好きじゃないんですよ。妙にモチモチした食感が苦手なんです。そんな私は宮城の米屋から通販で「ササニシキ」を取り寄せ、それに押し麦を混ぜて食べています。ササニシキはモチモチしないしあっさりした味わいだからどんなおかずにも合わせられますし食べ飽きしません。本当のコメ好きはササニシキに行き着くんだって。ただ、ほかのおかずは新潟らしいものはあまりないかな。焼き魚が鯖のほかに赤魚が用意されていたことと小鉢にキノコの和え物?があったほかは珍しいものはない。もっとも「新潟らしい」朝食のおかずってなんでしょうかね?私にはわかりませんけど。だけど冬瓜と鶏の煮物は旨かった、朝から温まる感じ。

https://tabelog.com/rvwr/001205719/rvwdtl/B302796341/

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8時20分頃にチェックアウトして新潟駅へ。



昨日は雨だったけど今日は快晴。秋晴れですね。



バス乗り場には新潟交通の犬夜叉塗装のバス。なにか関係あるのかな?って思って調べてみたら高橋留美子の出身地が新潟なんだね。改札で「秋の乗り放題パス」を見せると仏頂面で「どうぞ!」。昨日降りた時と同じ駅員で、こういう切符が面白くないのか単にもうすぐ勤務明けで気持ちがこもっていないのか。昨夜も仏頂面だったから前者だろうか。



米沢行き〈べにばな〉は2両編成でキハE120+キハ110の編成。車内は思いのほか乗っていて大荷物を持った人も多いし「おはようビール」を嗜む御仁もいる。私もしたいけど…今日はやめておこう。運転台のあたりでは運転士になにやら交渉して助士側のアクリル板にカメラを吸盤で固定して全面展望を撮っているオッサン、いや爺さんか。どうみても60代で大学の教授風、中小企業の経営者のような風体だ。どうせいま撮影したものをYoutubeに投稿して稼いで、それで次の旅をして撮影、その繰り返しではないだろうか。運転士も運転士で「営利目的の撮影ならお断り」とでも言えばいいのに、言ったら言ったで揉めるだろうから認めるのだろう。自分の仕事を監視されているようなものだから嫌だろうな本心は。

列車は定刻に発車し、気動車とは思えないような素晴らしい加速で気持ち良い乗り心地。しかし車内は停車することに減ってゆき新発田でごそっと降りて坂町でも結構降りた。結局米坂線に直通する乗客は1両に15人ほどしかいない。かつては都市間連絡の重要な急行だったが高速バスが多数運行されるのでそっちが便利ですよね。



荒川に沿って米沢へ向けて進みますが、窓からは国道113号線も見え全区間にわたって改良されているようだ。これじゃあJRが分が悪いよなあ…。