山を越えた〈べにばな〉は羽前椿あたりから乗客が増えだして今泉では山形鉄道に接続。あちらは未乗なので乗り換えようかと思ったが…、終点まで乗りとおしますか。11時31分に米沢に到着。
この先奥羽本線(山形線)は線路幅が違うのでここで線路はおしまい。
13時08分発福島行きに乗り換えるのに1時間半余り。米沢に来たからには「為せば成るなさねばならぬ何事も…」の上杉鷹山を祀っている(上杉謙信も祀られているけど)上杉神社を参拝したいと思うのですが、駅から都合よくバスは走っていない(田舎だから)。なので歩いてみようと思ったが片道2.5キロもあるという。この距離だと片道30分か、往復1時間として1時間半ほどの時間ではきちんとお参りできないし、それ以前に腹がゴロゴロ。参拝は断念して駅へ戻ります。
戻る道すがら、駅弁屋の「松川弁当店」の工場売店が。買おうかなと思ったけど、どうせ買うなら駅の売店のほうがいいかな。しかしこの選択はミスチョイスとなります。
この駅はさほど大きくないのに松川弁当店と新杵屋がしのぎを削っていることで有名で、テレビでもよく紹介される「牛肉どまん中」は新杵屋の商品ですが何度か食べたことありますし東京駅でも買えたりするので今回は松川弁当店と決めていたんです。売り場は改札を出たところで二軒とも並んでおります。そこの売り子のオッサンに「牛肉道場ください」と言うと「売り切れました」。「牛肉弁当はありますか」「それも売り切れましたね…」。一体なにを売っているんだ?と思うのですが、オッサンはしきりに「私のおすすめメニューはこちらなんですよね」と勧めるのは1,600円とか1,700円もする売り場で一番高い弁当。つい「そんな高いの要らんわ」って言ってしまったが無視するかのように「ほんと、これが一番なんですよ」という。松川は諦めて新杵屋に行こうと思ったが一番安い「すき焼き弁当」は2個あるのが見えた。なのでそれちょうだいと言っても「すき焼き弁当ですか?これもいいですけど私のおすすめは…」
しつこい、買う気がないのが分からんのか!
おすすめおすすめというけど一番高いものばかりなので、事情知らない旅行客に高いものを売りつけちゃえ!って感じだろう。だいたいこっちからおすすめは?と聞いていないのだし、客にその気が無くなった時点でセールストークするのはやめるべきで客としては鬱陶しい。コンビニで「ご一緒にLチキ20円引きですかいかがですか?」などと言うのにも通じますけどね。ともかくすき焼き弁当を買って電車の中へ。
まずぱっと見てですが値段も安いことあって肉の量が少ない。ご飯のうえにさらっと持ってある程度で半分は白滝だ。牛丼屋の並盛よりも少ないね。でも味が良ければヨシということで口にしますとかなり甘辛く煮込まれています。当地のすき焼きが甘い味付けなのか駅弁だから品質保持上濃くしたのかわかりませんが悪くはありません。しかしおかずがね、ふきみそや高菜の醤油漬けなど漬物系ばっかりで違うものはがんも煮だけ、蓮根だって酢漬けになっている。華やかさがまったくありません。そしてご飯が冷えているという点も考慮しなくてはなりませんがもちみたいに固くなっている。食感もうるち米にもち米混ぜてる?という感じ。朝食の記事にも書いたけど私はモチモチした食感のコメは苦手なんです。なので残念ながら低評価。これなら待合室でこの旅4軒目の立ち食いソバのほうがよかったか。
このあたりで車掌がやってきて検札となった。私はパスを見せればいいけども、この車掌がなんともかわいい女の子なんですよ。ポニーテールでぱっちりした瞳、喋りもハキハキしているし福島の車掌にしておくの勿体ないわーと思うほど。
峠駅では”日本三大鉄道餅”力餅を買うのは欠かせません。扉が開くなり10人以上が我先にと購入。ちなみにほかの鉄道餅は笹子駅の「笹子餅」と小沢駅の「トンネル餅」ですかね。トンネル餅はすあまですが私の好物で昔はよく買いました。今でも売っているんでしょうか?
ひとつだけつまみましたがポタポタした感じの柔らかい大福もち。私は酒もあんこも好きな両刀使いですから。
この先奥羽本線(山形線)は線路幅が違うのでここで線路はおしまい。
13時08分発福島行きに乗り換えるのに1時間半余り。米沢に来たからには「為せば成るなさねばならぬ何事も…」の上杉鷹山を祀っている(上杉謙信も祀られているけど)上杉神社を参拝したいと思うのですが、駅から都合よくバスは走っていない(田舎だから)。なので歩いてみようと思ったが片道2.5キロもあるという。この距離だと片道30分か、往復1時間として1時間半ほどの時間ではきちんとお参りできないし、それ以前に腹がゴロゴロ。参拝は断念して駅へ戻ります。
戻る道すがら、駅弁屋の「松川弁当店」の工場売店が。買おうかなと思ったけど、どうせ買うなら駅の売店のほうがいいかな。しかしこの選択はミスチョイスとなります。
この駅はさほど大きくないのに松川弁当店と新杵屋がしのぎを削っていることで有名で、テレビでもよく紹介される「牛肉どまん中」は新杵屋の商品ですが何度か食べたことありますし東京駅でも買えたりするので今回は松川弁当店と決めていたんです。売り場は改札を出たところで二軒とも並んでおります。そこの売り子のオッサンに「牛肉道場ください」と言うと「売り切れました」。「牛肉弁当はありますか」「それも売り切れましたね…」。一体なにを売っているんだ?と思うのですが、オッサンはしきりに「私のおすすめメニューはこちらなんですよね」と勧めるのは1,600円とか1,700円もする売り場で一番高い弁当。つい「そんな高いの要らんわ」って言ってしまったが無視するかのように「ほんと、これが一番なんですよ」という。松川は諦めて新杵屋に行こうと思ったが一番安い「すき焼き弁当」は2個あるのが見えた。なのでそれちょうだいと言っても「すき焼き弁当ですか?これもいいですけど私のおすすめは…」
しつこい、買う気がないのが分からんのか!
おすすめおすすめというけど一番高いものばかりなので、事情知らない旅行客に高いものを売りつけちゃえ!って感じだろう。だいたいこっちからおすすめは?と聞いていないのだし、客にその気が無くなった時点でセールストークするのはやめるべきで客としては鬱陶しい。コンビニで「ご一緒にLチキ20円引きですかいかがですか?」などと言うのにも通じますけどね。ともかくすき焼き弁当を買って電車の中へ。
まずぱっと見てですが値段も安いことあって肉の量が少ない。ご飯のうえにさらっと持ってある程度で半分は白滝だ。牛丼屋の並盛よりも少ないね。でも味が良ければヨシということで口にしますとかなり甘辛く煮込まれています。当地のすき焼きが甘い味付けなのか駅弁だから品質保持上濃くしたのかわかりませんが悪くはありません。しかしおかずがね、ふきみそや高菜の醤油漬けなど漬物系ばっかりで違うものはがんも煮だけ、蓮根だって酢漬けになっている。華やかさがまったくありません。そしてご飯が冷えているという点も考慮しなくてはなりませんがもちみたいに固くなっている。食感もうるち米にもち米混ぜてる?という感じ。朝食の記事にも書いたけど私はモチモチした食感のコメは苦手なんです。なので残念ながら低評価。これなら待合室でこの旅4軒目の立ち食いソバのほうがよかったか。
このあたりで車掌がやってきて検札となった。私はパスを見せればいいけども、この車掌がなんともかわいい女の子なんですよ。ポニーテールでぱっちりした瞳、喋りもハキハキしているし福島の車掌にしておくの勿体ないわーと思うほど。
峠駅では”日本三大鉄道餅”力餅を買うのは欠かせません。扉が開くなり10人以上が我先にと購入。ちなみにほかの鉄道餅は笹子駅の「笹子餅」と小沢駅の「トンネル餅」ですかね。トンネル餅はすあまですが私の好物で昔はよく買いました。今でも売っているんでしょうか?
ひとつだけつまみましたがポタポタした感じの柔らかい大福もち。私は酒もあんこも好きな両刀使いですから。