思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

タイ国鉄メークロン線(東線・マハーチャイ線)と渡し舟

2017-06-01 18:13:35 | 2017年の旅行記
明けて5月26日は6時半に起床。身支度をして7時15分頃に外出。いつもならゆっくり行動開始ですけど、今日はというか今回の旅の目的です。通勤通学客で大混雑のBTSに乗ってやって来たのは。



タイ国鉄のウォンウェンヤイ駅、ローカル線の起点駅です。





何年か前にマハーチャイまでは乗ったことあるんですが、そこから先は接続が無い時間帯だったので折り返して戻ってしまいました。しかし今回はメークロンまで行って有名な線路市場を見たいと考えています。メークロンまでは途中のマハーチャイ~バーンレムが渡船による連絡になっており、通しの切符は売っていませんのでまずはマハーチャイまで、運賃は10バーツと恐ろしく安いがタイ国民は無賃。タクシン政権の頃に低所得者対策で、バンコク市内の赤バスとか国鉄の三等車の無賃政策が10年くらい経った今でもずっと続いているのです。といってもそのまま乗れないようで、窓口で無料乗車券を貰う必要はあるようです。これで人員を確定して運賃を政府に請求するのかな?

程なくすると列車が到着します、4両編成の気動車です。



発車までは10分弱あるので朝食を食べよう。せっかくなので”駅弁”ではないけど車内でタイの風を受けて弁当を食べたい。ホームには弁当を売る店が何軒もあるし、種類もあるのでどれにするか悩んだが。



いろいろ具が入った30バーツの弁当を選びました。色とりどりでありますが、唐辛子もちらほら見えてちと辛い。でも旨かったですよ。食後にレッドブル飲んでおけば元気百倍アンパンマン!!列車は8時35分に発車しマハーチャイへ向かいます。



走り出して20分ほどで小休止、対向列車と行き違いです。



"モー、早く汽車来なさいよ!!"そんな声が聞こえてきそうですが、この写真を見てあることに気づいたら相当な鉄道マニアです。何かが足りないと思いませんか、それは

信号機が無い

メークロン線はほかの路線と繋がっていない「飛び地路線」で列車本数も多くないので、信号機による運行管理をしていません。じゃあ通票(タブレット)を使っているのかと思うかもしれませんがそれもありません。全く何も使っていません。運行管理に使うのは時刻表と列車無線だけ。行き違いできる駅か限られているからこれでいいのかもしれませんが、行き違い駅に簡単な軌道回路を設けて特殊自動閉塞にすることができると思うんですがね。



定刻9時35分より10分近く遅れてマハーチャイに到着。ここも駅構内がマーケットになっていますがかわいいものです。



駅を出て殆どの人は船着き場へ向かいますので、付いてゆけば迷わないでしょう。どうしても方向音痴な人はグーグルマップでも見ればいいと思いますね。土地の雰囲気もつかめますがいい時代になったと思いますね。外国の知らない街なら昔は道に迷ったものですが。



徒歩3分ほどで到着します。渡し舟の運賃は3バーツ。掲示はどこにも見当たりませんが、運賃管理している人に聞いたら何ともいい発音の英語で返ってきました。毎度のことで上手くなったのでしょうね。





渡船にはバイクも一緒に、対岸までは3分ほどの所要時間です。



しっかし、川は水草が多いなあ…。