Heal the Meal+

酪農学園大学
・管理栄養士コース(旧健康栄養学専攻)
・獣医学群

三田村農園訪問

2013年10月14日 | 日記

こんにちは。
代表の高橋宗一郎です。

今回の記事はホットです。
僕たちは10月13日、由仁町・三田村農園に行って参りました!
なんと2013メンバーでは初なんです。
高橋は去年から何度かお邪魔しているので、そこに2013メンバーがいるのはとても新鮮。





いつもは大久保さんが運転してくれていたので、自力で行くのは初めてな高橋です。
由仁までは順調だったのですが、途中からナビの力を借りることに……涙
でも今回で覚えましたよ!
ちなみにこの日もレンタカーを借りました。
同じ会社だったので、またプレマシーです。
今回は函館ナンバー。
2度目のプレマシーはちょっと愛着がわきます。笑

13日は、さまざまな方がいらっしゃる日でした。
そこにHTM+もお邪魔させて頂いて、たくさんの方のお話を聞けるようにとの、三田村さんのお心遣いでした。
三田村さんに連絡をとって下さったのは大久保さんでして、お二人には本当に感謝です。

到着してから、農業小学校日曜日コースの皆さんと一緒に、三田村さんのお話を聞きます。
そのあと、三田村さんのところで新規就農された堀内さんのお手伝いをさせて頂きました。
実は、「農家と料理人のハーベストフェスティバル」の際にルゥ用のトマトをこの堀内さんから買わせて頂きました。
しかも完熟の美味しいトマト!
そんなご縁もあり、トマトの収穫をお手伝いしました。

同じハウス内に「農都共生研究会」の方々がいらしていて、ご挨拶をしました。
代表の林美香子さんとは名刺を交換し、サークルを紹介する程度のお話しか出来ませんでした。
またお会いできる機会があれば、詳しいお話を聞かせて頂きたいなと思います。





トマト収穫はお手の物?
そうでもありません。
商品となるトマトを収穫するのはやはり、神経を使います。
こんなに寒くなっても頑張って実っているんだと思うと、かわいらしいですね。
それに、またトマトを収穫できたことが、何だかうれしかったです。

イエローアイコ、こんなにとれました。↓


この時期、暖かいときにはトマトに寄ってこなかった虫が寄ってきたりで、品質管理がとても大変なようです。
とくに堀内さんの場合は無農薬だそうで、虫の対策は大変そうでした。
ですが、三田村さん曰く、昼夜の温度差でトマトの甘味が増すとのこと。
トマトが最後の力を振り絞ってかんばっているんですね。

収穫したトマトは昼食用のものを選別。


堀内さんのお手伝いのあとは、ハウスの中で昼食準備。
この日はピザとシチュー。
HTM+はピザ生地の材料を袋に投入し、みなさんにお渡しする役。


あとは、トッピング用の野菜を切ったり。
発酵が終わった生地は伸ばして伸ばして、三田村さん自家製トマトソースをかけて、トッピング。



ゆうき君、大きくなったね!


ピザ窯は順番待ち。


インターンシップで研修中の山貫(しんちゃん)さんが、雨の中ずっと窯番をしてくださっていて、みんなのピザを焼くことができました。
しんちゃんさん、実は酪農大の出身だそうで!
僕らの先輩でした!!


念願のピザにご満悦?


高橋のピザ、まだ焼きあがりません……。


焼きあがってからは、アツアツを食べたかったので写真を撮らず。笑
気づいた時には半分になっていました。
やっぱり手作りピザは美味しいですね!
僕はクリスピーっぽい記事よりも、今回のようにもちっとした生地が好きです。
思い出したら食べたくなってきます。笑

食後はちゃんとお片付け。
食べた分だけ働きます。笑

三田村さんを取材しにいらしていた団体の方とも名刺を交換。
ここで団体名をあげてよいものやらわかりませんので、これくらいしか書けませんが……汗

本当ならリンゴ狩りへ行く予定だったのですが、あまりに雨がひどいため中止に……。
楽しみにしていたのでとても残念。
ただ、リンゴ狩りへ行けなかった分、三田村さん、堀内さん、しんちゃんさんと、たくさんお話することができました。



農業に関することがメインでした。
ひとつのことにずっと向き合ってきた三田村さんの言葉は、説得力があります。
それに非常に広い視野で考えていらっしゃるんだなということが、お話していてよくわかりました。

お話の中で人脈というキーワードが何度か登場しました。
非公認サークルのHTM+は、外部の方にたくさんお世話になってきました。
せっかくお会いできた縁、出来る限りのお付き合いをさせて頂きたいです。
そしてその方が、HTM+が世代交代をした後もずっと応援してくだされば、とても心強いなと思います。
未来のHTM+の種まきも同時にしているんだなぁと、感じました。

大久保さんが三田村さんと知り合っていなかったら、今頃こんな時間はなかったなとか、
もし匡がHTM+のブログを見なかったら遥兵衛とも今頃他人だったなとか。
改めてそんなことを考えさせられました。
これまでこの6人で活動してこれたこと、これからも活動していけること、みんなに感謝です。
ありがとう。

他のメンバーの感想をいくつか紹介したいと思います。

『初めて話す方ばかりで緊張したが、色々なお話を聞くことが出来て、とても良い経験になった。改めて農業に魅力を感じた』

『良いものを求めるには、それだけを極めれば良いってことではないのだと感じた。色んな知識を深めたり、人脈を広げたり、広い観点から物事を見る重要性を感じた』

『農と食について直接お話を聞いて、身の回りの食を考えることができた』

『自分がしたいことや、好きなことをやり続ける人たちは辛いこともあるだろうけど、その話をしている人たちはみんな笑顔だったということを、感じることが出来た』

……


と。
座談会も終わりまして、一行は生後間もない子猫を見に小屋の中へ。笑



生後3週間の赤ちゃんです。
もうみんな、かわいいしか言ってません。笑

動物が苦手な丸尾も抱っこしてかわいがっていました。
次に行ったときには、みんな里親のところに行けてるといいね。


帰りには定番になっている、マオイの丘へ立ち寄りましたが、マルシェには間に合わず……。
トイレを借りて展望台へ。
うーん。寒い。雨。雨雲。暗い。
でも一応写真は撮ります。



暖房をいれたプレマシーは文句も言わずに僕らを大麻まで運んでくれました。
今日もあっという間の一日でした。
これまでのイベントとは違った意味で、みんなの記憶に残る、為になる一日だったと思います。


「たべるをみつめなおす」という僕たちのテーマ。
一見漠然としているように見えますが、たった十文字にたくさんの意味が込められて凝縮したテーマだと感じました。
僕らが思っているより、このテーマの切り口はたくさんあることに気付かされました。
これまで見えてこなかったことが見えるきっかけになる、そんな一日でした。

最後にメンバーの一人がまとめてくれた感想で締めたいと思います。


三田村さんが少しだけ進化の話をしたのが印象的だった。元々農耕民族だった人類が大地の力を借りてここまでおいしい作物を育てられるようになった。これは、我々のご先祖が知識や知恵を付け試行錯誤の努力の賜物だと思う。
今の時代、スーパーやコンビニに行けば365日いつでも食べ物が手に入るけど、それは便利を手に入れた代償として大切な何かを失ってる気がする。

けど、昨日のように三田村さんの周りには少しでも今の食との係わり合いを自分の行動で変えようとする気概を持った人たちがいるのを直に感じれてよい機会になった。

歴史は繰り返すと誰かが言っていたと思うけど、我々のDNAには古きよき時代の自給自足を求める遺伝子がどこかに残ってるのかもしれない。

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