手づくり庭も30年

きのうは家の周りの草刈り。
庭木も雑草も茂って、
ジャングル化していた。
剪定は、
もうすこし涼しくなってからと思うが、
草刈りは待ったなしだ。
家が太陽を遮り影らになったところからスタート。
炎天下の作業と違い、
身体が軽く感じて、
もうラクラクである。
ひととおり終わると、
刈り払った草の上にドカッと尻を落とした。
駆け寄ってきた源ちゃんをハグ。
しばし頭を空白状態に。
豊かな里山に囲まれた田舎のど真ん中の自宅。
そこにまた自然が息づいている。
３０年前はひまわり畑だった。
自宅の建築から始まり、
大工の従兄の手伝いに走り回り、
庭は何もない所に、
工業団地開発で出た残土を運んでもらい、
古い重機を使い整地。
川原や山で見繕った岩を運び庭づくり。
若かったからできたんだろうな。（頬笑み）
お金がなかった分、
体当たりでなんでもやるしかなかったのだが。
庭木も、
ホームセンターで売れ残っていた苗木を安く買い求めたり、
山野で手に入れたものを植え込んだ。
ひょろっと頼りない存在だったのが、
いまや大木然としている。（感無量）
自分が生み育てた感のある、
庭の緑の中に身を置けるしあわせ。
心地よいひとりぼっちを味わったのだった。（ウン）