食品を扱う

廃棄されたはずの食品が,

秘密裏に横流しされ,

店頭で売られていた！

異物混入、

賞味期限切れ……

廃棄の理由はいろいろでも、

食するのに問題がある商品なのは、

明確である。

　それを平気な顔で,

再流通させる食品業者がいるという

事実に驚くばかりだ。

廃棄業者の介在はさておいても、

食品を扱う業者の資格は、

人の命を左右しかねない、

医師と並ぶ業務についている自覚である。

利益に目がくらみ、

食品の扱いを疎かにするものに、

食品関与を絶対許してはいけない。

　調理の現場にいたころ、

食中毒を出さないための

３原則（清潔・迅速・加熱冷却）に基づき

丁寧な調理を常に求められた。

食品スーパー店頭での仕事の際は、

正味期限、

消費期限、

産地、

異物混入など、

食品の安全のためにシャカリキとなった。

それが当然なのだ。

　今回の問題は

氷山の一角とも噂されている。

食の安全は国の根幹に関わるもの。

解明と解決を

国の主導で断乎やり遂げてほしい。