ハヤコが、私のせいでストレス性胃腸炎になり、いろいろな方に心配いただきました。
ありがとうございました。
モモ先生の適切な処置もあり、ハヤコは、あっという間に、快便となりました。
ということは、血便となった原因は、我慢とつまらなさへのストレスということでしかありません。
それほど我慢していたハヤコに、謝ることしか、なかった私でした。
私は、緩い躾イベントに参加して、ハヤコが血便出してから約一週間ほど、漠然と頭の隅に引っかかるものがあった。
「躾」?
なんぞや「躾」。
そして、今日、ひょっこり、私の問に私が答えを出したこと。
躾け教室は、「ヒントやろ」と。
躾教室はたしかに必要だと思う、我が飼い犬と意思疎通ができないペアはたくさんいる。
意思疎通するためのヒントやろ?
とはいえ、私が参加したゆるいイベントで教えてもらった「方法」だけでも、それは、「型」であって、「型」でしかない。
型に囚われるトラップが沢山だ。
そして、そのトラップに、囚われる一般ピープルが、多くないか?
「こうやったら、犬は言うこと聞きます」、と。
まるで、「このツボ買ったら病気が治る」なんてのと、ちょっと似てないか?
私は、ツボがどんなのか見てみるくらいはしそうだよ。
躾けって、意味、これ書いたら辞書引いてみよう。
おかーさんのことをちゃんとわかっていて、やさしいやさしいハヤコちゃんはパーフェクト、これ以上なにもいりませんよー。でも、がんばっちゃったのね。なんてけなげ。
ヒトより前を歩いちゃいけないとか、怖いものや興味のあるもののそばでもじっと座っていなきゃいけないとか、イヌの意志を押し込める「躾」に疑問を感じています。だいたい45分って、長すぎると思うなあ。
ロボットや奴隷じゃないんですもの、わけのわからない嫌なことや向いてないことはやりたくない。ヒトだって同じですよねえ。
それぞれの個性を尊重して、ヒトとイヌの心が通じていればそれでいい。ちゃんと向き合おうとされるかあさんに拍手、です。
ハヤコ、すっかり元気になりました。
調子崩した原因は、私ですよ。
楽しめるかなと、ゲーム感覚で参加したのですけど、意識がハッキリしているハヤコには、ゲームは必要ありませんでした。
随分前に、ハヤコが一歳のころ、一度訓練所のアジリティの見学をしたことがあるのですが、その時、一瞬ですが、訓練所の方がハヤコの首を意図あって釣った(引っ張った?)んです、ハヤコは、「かあさん?」って、意味が分からないといった顔で私に振り返ったのを、今でも覚えています。
それから訓練やアジリティには足向けてなかったのですけどね。
型だけのものには、もう今更、触れる意味はないということのようです、ハヤコとの関係がおかしくなる原因になるものに、近寄らないのが一番です(笑)
犬は、ロボットじゃないですから、ね♪
躾教室はあくまでヒント。
正しい答えは犬それぞれ人それぞれ。
自分と犬と一緒に見つけていかないとネ。
型に囚われるトラップとは言い得て妙ですね。
ホントそうなんですよ~。
お手軽に「やり方」や「結果」だけを求める人間の多い事よ。
悲しいかな、自分もそうだったと反省しきりです。
私もすぐに罠に引っかかることありますが、引っかかったことに気が付いたら、「チクショー」なんて、悔しくなりますよ(笑)
でも、今回は悔しいどころでなかったですよ、焦るとか、そんな簡単に現せる言葉でなくて、感情の色が違いましたから。
躾けって、ほんと、何なんでしょうかね。