つれづれなるマーマニー

ヨノナカ ヲ オウ ケンメイニ

とんだ茶番

2007年01月12日 00時50分17秒 | スポーツ
人殺しの流行は昔からゆるくありましたけど
最近は人殺しをしてからバラバラに切り刻むのが流行しているみたいですね。

こわい世の中だなぁ。。





こんばんわ。ファルコンです。






大晦日に行われた「Dynamite!!」での秋山成勲vs桜庭和志の裁定に関する結果報告を主催者が行いました。

その結果とは、「秋山は反則行為により失格。桜庭戦はノーコンテスト」というものでした。


その試合、僕もプロレスファンだった血が騒いでしまって、一生懸命桜庭を応援していたのですが・・・。
結果はボッコボコに殴られてのTKO負け。

しかし、桜庭がタックルを仕掛けると「スルッ」と抜けてしまう不可解な動きが何度かありました。


それもあって、桜庭は秋山にマウントポジションを取られながらもレフェリー梅木に「(秋山の)体が滑る!」と猛抗議。
しかし梅木はそれを取り合わず、あまつさえ止めるタイミングすら見失い、結局大会本部によって秋山のTKO勝ちがコールされたのでした。

ゴングがなった後も桜庭は執拗に「体が滑る!体が滑る!」と抗議。
しかしレフェリーはやはり取り合わずに、秋山の勝ちを宣言したのでした。


桜庭を10年前から見ている僕としては、試合後にこんなに訴える桜庭はおかしいなぁ。秋山はなにか塗ってるんじゃないか!?と感じたわけです。

この疑惑は2ちゃんを中心にネット界で盛り上がり、レフェリー梅木のブログには約2万件ものコメントが寄せられる事態となりました。


そして事態を重く見た主催者が調査し、秋山が故意ではないにしろ体中にスキンクリームを塗ったくっていたことを突き止め、秋山を失格処分にしたわけです。

秋山は「何の弁明の余地もありません。桜庭選手、申し訳ありませんでした。どんな処分も受けるつもりでいました」と頭を下げ、桜庭に対して、「笑ってまたリング上で向かい合うことができたら」と話しました。

対する桜庭は「こちらは正々堂々と試合に臨んでいるのに、このような結果になったことに対しての今回の処分内容に関しては納得しておりません」と言い、秋山に対して「イベント関係者、清原選手、一緒に入場した子どもたち、ファンの方に対して、謝って済む問題ではないけれど、謝ってほしい。ボクはリングに立つときは正々堂々とやりたい。ただそれだけです」と突き放すように語りました。


今回の件は総合格闘技の第一人者である桜庭のプライドを大きく傷つけたことでしょう。彼は全盛期と比べたら明らかに力は落ち、最大限のパフォーマンスは見せられなくなっています。それは事実ですが、そんな状況の中でも現時点で最高のパフォーマンスを見せようとトレーニングを積んできたことを考えると、ファンとしてはこのたびの茶番は残念で仕方ありません。

今回の件でチェックの甘かった審判団への資格停止処分などが発表されていますが、審判団よりも当事者である秋山に最低でも1年程度の資格停止処分を下すべきだったのではないでしょうか。
そうすることが、プロレスとは違って“ガチンコ”であると謳う総合格闘技界の信用を損ねない策だったのではないでしょうか。
今回のような決着のつけ方は、スター選手である秋山を今後も問題なく使うための関係者の処分だったのではないかと勘繰ってしまいます。


今回の一番の被害者、桜庭選手にぜひ再起を期待したいです。




ではまた

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (みなかみ)
2007-01-12 04:02:35
秋山でたどり着きました。
桜庭には復活してもらいたいですが、この団体に居続けたらそのうち死にかねないと冗談なしに思ったりします・・・。
競馬、竜と好きなものが結構被っていたので書き込んでみました(^^)
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はじめまして^^ (ファルコン)
2007-01-12 13:24:57
>みなかみさま
いらっしゃいませ~^^
これからの桜庭は若手選手を育てるようなポジションにシフトしていってもらいたいと思っています。
谷川さんにそういうマッチメイクを組んでもらいたいですねぇ。

競馬&竜&スポーツ全般やっておりますので、どうぞまた覗いてみてください^^
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