避けられない非日常

昨日の深夜、というか今日未明の午前1:30頃帰宅途中で交通事故に遭遇した。
どういう原因で発生したのかは分からない。
対抗車線に原付バイクが横転していて（おそらく）男性が投げ出されていた。
既にこちらと向こうの車線で車が１台ずつ止まり携帯電話で救急車を呼んでいるようだった。
暗かったので男性の様子は分からなかった。

国道１号線ということもあり、それなりの交通量だったので少しだけ交通整理をした。
でも、怖くなってすぐに逃げてしまった。
自宅について鞄を置いた時にちょうど救急車のサイレンが聞こえた。

自分に何が出来たろう？何か出来ることは無かったのだろうか？
自分が何かをしなかったために命が１つ失われたかもしれない。

今日はずっと気になっていた。
だから先ほど警察に問い合わせてみた。
もちろん詳細は聞けなかったが、命に別状は無かったらしい。
少し安心した。

赤の他人と言えど命が失われる場には出来るなら居合わせたくない。
でも肉親の死は、もちろん死んで欲しくはないが、看取ってやりたい。
当たり前。

ただ、今回は赤の他人の死を前に逃げてしまう自分が情けなくなった。

死は非日常的な出来事だけど避けて通れない。
覚悟が足りないと思った…。