HASU's Weblog!!!

英語にまみれた社会人失格女子の過去が垣間見れる痛いブログ。更新あんまりしてません笑

今の日本を悲しむべきか、捨てたもんじゃないと思うべきか。

2005-11-01 12:40:12 | 語りゴト
この間の日曜日、アタシは「あしなが育英会」のボランティアスタッフとして八王子駅で街頭募金をしていました。

アタシの心の中はフクザツ。

アタシが、他の学校の生徒が、親を亡くして寮で暮らしている人が、お金を借りて暮らしている人が、此処だけでなく日本各地でこの募金がどのように役立つか、求めている理由などを叫んでも聞いてくれない人が居る。



なんで?



あの時アタシの前を通り過ぎていった、同じ学校の同級生。

募金箱を持ってるアタシのことをみて、一人は笑って手を振った。もう一人はアタシのコトを見ても表情一つ変えずに何も見なかったかのように去っていった。

別にアタシはどう思われようがかまわない。ただ、この人たちの叫びを、苦しみを、少しでも聞いて欲しかった。
もちろん、募金はして欲しかったですよ。でも強制ではないし、状況をわかって、アタシ達が叫んだことに共感してくれた人だけでかまわない。でもやっぱり、たくさんの人たちに聞いて欲しい。考えて欲しい。


他校の生徒で、3人くらい。募金をしてくれた。


けど。


「うちらマジ偉くない?」

「マジ偉いんだけどぉー!」


コレを聞いてアタシは正直、入れてくれたお金を返そうかと思った。


「あんたたちは偉くなんかない!!」


って心の中で叫んだ。

本当に心から共感して募金をしてくれた人は自分のことを「偉い」だなんて言わないし、思わない。自然なこと、普通のことだと思っていると思う。たぶん。

実際には言えないじゃないですか。協力してもらうほうですし。偽善者ぶろうとぶらなくても、入れてくれたから。でも次からは・・・あんまりして欲しくないですね。

逆にこっちが悲しくなる。

どう考えたってアタシ達が叫んでいた、訴えていたことに共感、感動して入れてくれたものではないんだもの。他のスタッフもそれでもいいと思うかもしれないけど、たぶん本当は、心の中では悲しいと思っていると思いますから。


かといって。


募金を純粋にしてくれる小学生くらいの男の子たちが居る。
ヒップホップな金のアクセサリーじゃらじゃらの兄ちゃんが募金がてらに「がんばれよ」と声をかけてくれた。
お母さんと一緒に募金してくれる小さな女の子。
買い物帰りのおばちゃん、おじちゃん。
仕事中のお父さん。

こんなにも共感して募金をしてくれる人が居る。






アタシの心の中は、フクザツ。







今の日本を悲しむか、捨てたもんじゃないと思うか。


あなたはどっち?




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