HASU's Weblog!!!

英語にまみれた社会人失格女子の過去が垣間見れる痛いブログ。更新あんまりしてません笑

今日は1日DVD観賞。

2006-01-01 22:10:17 | DVDレビュー
まず起きたのが・・・11時半くらい?(笑)お父さんが起きてきたのが2時。
すごいね、アタシんち。。。
おかーさんはそんなアタシたちのためにちょっと美味しいご飯を作っておいてくれたのですよ。

その美味しいご飯を2時過ぎから食べ始め・・・3時くらいからずっとDVD観てました、パソコンで。

単純計算で134分ディスク+139分ディスク=273分=4時間33分かぁ・・・




4時間33分!?




アタシ、そんな長い時間ココに座ってたんだぁ・・・凄いな。そりゃー目も悪くなるさ、あはは。


そんなアタシが観ていたDVDはアタシの大好きな北海道の劇団、TEAM-NACSの最新作☆


COMPOSER~響き続ける旋律の調べ~



偉大なる作曲家は、その人生も面白い。


名作には理由がある。1770年、改革目まぐるしいヨーロッパ。そこには後世まで語られる英雄がいた。
音楽家として致命的な聴力。その呪われた運命。今に伝わる激しい気性。音楽への情熱。

彼の名はルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

知る人には困惑を、知らない人には誤解を。

250年続く名作がある。「不変」をテーマに、男5人が体現する、純愛群像劇。




STORY

亡き父の棺にふたりの弟カールとヨハンを立派な音楽家に育てることを誓うルイ(ベートーヴェン[大泉洋])。
そんなルイにカール[佐藤重幸]は、音楽家の道を捨て、娼婦のヨハンナ[音尾琢真]と結婚したいと打ち明け、猛反対を受ける。そしてカールとヨハンナは駆け落ちしてしまう。
それから1年、ルイのもとへ、突然カールがヨハンナとの息子を連れてやってきた。和やかな空気が流れたのもつかの間、
息子の肺病をヨハンナのせいにし、父親も定かではないと言い出したルイに掴みかかったカールが倒れ、そのまま息を引き取ってしまう。
その後、自分の息子として育てるルイは、立派なピアニストにしようとサリエリ[森崎博之]に預ける。彼のもとには、モーツァルトやベートーヴェンのような大作曲家を夢見るフランツ・シューベルト[佐藤重幸]が学んでいた。
恵まれない境遇のフランツは、偉大なる作曲家の息子に激しく嫉妬する。
愛情、憧れ、期待、失望、嫉妬・・・。それぞれのさまざまな感情が交錯する中、天才作曲家、モーツァルト[安田顕]の亡霊が忍び寄っていたのだった・・・。



アタシが観に行ったのは・・・5月か6月の東京公演。場所は池袋サンシャイン劇場でした。そして、東京で彼らの劇を観るのは2回目でした。



凄いですね、努力ってのは。前回のLOOSERを一昨年の12月に観て、約半年後にこの公演を観たのですが、みんな役者としての技術が上がってて。やっぱり東京の広い稽古場と、優秀なスタッフに恵まれたからでしょうか。凄くよかった・・・。終わったらスタンディングオベーションする客が出るくらい。あの超人気劇団、キャラメルボックスの主宰者も楽しみにしていたというくらいですし。

日本全国をまわって61公演・・・バンドのツアー並み!!その最後の61公演目は札幌での凱旋公演。この千秋楽は東京、大阪、福島(?)でクローズドサーキットとして生中継されたんですが、それも観に行ってきたんです。5月か6月に観たのとはまた、違ったんですよね。「全国まわってやりきってきたんだぞ!」っていうのが凄くわかる。1公演1公演、確実にステップアップしていったんでしょう。みんな、さらに役者として成長していました。

最近では単発で全国放送のドラマ出演とかしてますしね。それくらい、認知度も、役者としての技量が上がったってことでしょ?こんなにブレイクする前から彼らを知っていて、応援していたアタシとしてはとても嬉しいです。もう、アタシは半分以上道民ですから(笑)

みなさん、3日と4日の夜中、起きていられる方は是非、フジテレビの「おかしなふたり」というドラマを観ていただきたい!!もじゃもじゃ頭の大泉洋ちゃんが初主演で2日連続ドラマに出ます。リーダーの森崎博之もウエイター役で出ますけど、あんまりモリは知られてないからねぇ・・・、アタシは一番好きなんだけど(笑)




このCOMPOSERは、笑いもあったのですが、結構重い作品です。あと、上に書いたストーリーを読んで気付いているとは思いますが・・・史実完全無視のお話です。だって・・・ベートーヴェンとシューベルトとモーツァルト、サリエリが全く同じ時代にいるんですよ(笑)ありえないでしょ?

テーマが「知る人には誤解を、知らない人には困惑を」ですからね。


このベートーヴェンはナポレオンが大好きで、交響曲第三番「英雄」(←確かこんなんだったはず)という曲を作ります。ナポレオン率いる軍に愛する母親を殺されたシューベルトにとって、ナポレオンは敵。シューベルトはベートーヴェンの息子、カール(佐藤の演ずるカールの息子)の持ってきたその楽譜を見るなり破り捨てます。シューベルトは、尊敬してきたベートーヴェンと、自分の境遇に不満を持つベートーヴェンの息子カールを恨めしく思い、モーツァルトの亡霊の言うとおりに絶望の旋律を奏でようとします。
・・・これ以上話すとストーリー全部書ききってしまいそうなのでやめますが、その結果、ベートーヴェンは自らを絶望に陥れ、聴力を失ってしまうという設定なのです。

それを決定付けるシーンはすごく重くて。

死んだ弟カールの奥さんであり、息子カールの母親であるヨハンナには会うな、親の言うことが聞けないのか!と息子カールにベートーヴェンは怒鳴りつけるのですが、今まで自分の息子として育ててきたカールから「親じゃないだろぉぉぉっ!!これは僕とお母さんの問題なんだ!一番関係無いのはアンタだぁっ!!!」と言われてしまうのです。

そのときの絶望の顔。

観ているアタシ達までもが絶望に陥れられるような感覚なんです。それくらい、ベートーヴェンの演じる洋ちゃんの苦悶に満ちた顔は凄かった。

モーツァルトと絡んでいくにつれ、狂っていくシューベルト役のシゲの狂い方はもう、吐き気をもよおすくらい、気味が悪いです。拳銃をほほにこすり付けながら笑っているシーンとか、ホントにヤバイ。本当にイッちゃったんじゃないかってくらい、気持ち悪い。まぁ・・・シゲは昔からこういう役、上手いんだけどね(笑)



作品としては、本当にリーダーが苦労しまくってました。構想半年?だっけ。ここ2年は苦手シリーズでやってきてて、前作LOOSERは歴史物、この作品はクラシック物。そーとー苦労してたね~、モリ。
雑誌のインタビュー記事で、今まで触れたことの無いものは難しいと嘆いているのを読んだのを覚えています。あとこのDVDの特典ディスクでもこういうこと言ってました。
今までの作品に無く、メンバー全員での話し合い、衝突も多かったみたいで。
でも、5人全員が目指しているのは皆同じく「最高の舞台」。

ホントに役者の努力は凄い!

いつもバカばっかりやってる5人だけど(笑)、この「最高の舞台」を目指して努力してるんだもん・・・。




今年はどんな舞台をみせてくれるのかな?夏以降になる気がするなぁ。




夏にはナックスが出るイベントがあるし・・・また一人で一泊二日、札幌に行くことになりそうだ・・・!!飛行機代、今から貯めておかなくっちゃ

4月までに大阪も行かなきゃいけないし・・・お年玉は・・・あまり使えないかも~・・・




今年は節約の年・・・?どうやって節約しよう・・・

LOOSER~失い続けてしまうアルバム~

2005-12-20 23:23:51 | DVDレビュー

こんなにブログやってきてて、なんで彼らのネタを出さなかったんだろ、アタシ・・・。
ファンクラブに入ってるくらい、この人たちが大好きなのに。

 

今日は、此処のブログでは初めて、アタシの大好きな演劇ユニット「TEAM-NACS」のDVDを紹介したいと思います。

 

LOOSER

 

~失い続けてしまうアルバム~

 

STORY・・・

平凡な日々を憂いながら毎日を送るごく普通の30男、佐藤重幸。
彼はある日怪しげな男から、タイムトリップできるという薬を手に入れる。
「白き薬は10のときを遡り、黒き薬は10のときを超える・・・」
15包の白い薬を頬張った彼がたどり着いたのは、
動乱の幕末「新撰組」の時代だった・・・。

 

この作品は去年、彼らが札幌と、初めて東京での「地方公演」を行った作品です。

アタシは最初、東京公演のチケットを取ることができず、スカイパーフェクTV!のシアターテレビジョンで生放送を見たんですよね。あれはショックだったわぁ・・・。でも12月に東京の日本青年館で再演してくれて。アタシはその千秋楽を観に行くことができたんです。ソレが初めてナックスの劇を生で観たときでした。・・・考えてみれば、ソレが本当の千秋楽だったんだもんなぁ

このお話の主人公、佐藤重幸はこのナックスのメンバーの本名です。彼らの劇にはだいたい、彼ら自身が自分の役で出てきます。ちなみに彼、メンバー内やファンからはハンサム2号(1号は安田顕)と呼ばれていますが、自宅にガンダムのザク(?)の1m20cmフィギュアなどを飾るくらいのガンダムマニアです。エアガンや日本刀もも大量に保持、メンバーから「早く大人になれ」といわれ続けていますし。(←どうでもいいわ)

 

なぜ今になってこのDVDを紹介するのかというと、23日に彼らの最新公演がDVDで発売されるからです(笑)タイトルは、「COMPOSER~響き続ける旋律の調べ~」です。このDVDについては、手に入れてからまた

 

みなさん、一度はこの男の名前を聞いたことがあるでしょう・・・

 

大泉 洋

 

という名前を・・・(頭がもじゃもじゃの男ですよ)

 

彼はこの劇団に所属しています。今はちょっとブレイクしちゃって、救命病棟24時にでちゃったり、年末の特別ドラマの主人公になっちゃったり、来年始まる連ドラに出演しちゃったりとかしてますけど、元々はタダの北海道ローカルタレントですからね(笑)

アタシが彼を知ったのは中学生の頃・・・?かな。北海道に住んでいる従姉妹が一本のビデオを見せてくれたのがきっかけでした。
今ではDVDを発売すると必ずオリコンDVDチャート1位になる北海道ローカルの番組、「水曜どうでしょう」。
これがもう、おかしくて仕方ないのです。羽田から札幌に戻るのにサイコロ振って、そのサイコロの目にはそれぞれ使う交通機関と行き先が決まっていて、札幌と反対方向が出てもそこまで行って、またサイコロ振って、移動して・・・を繰り返したりとか・・・・してました。
(深夜バスに14時間揺られて博多に何度も行ったりとかもしてたなぁ

 

まぁそんな番組が口コミで全国に広がっていったんですからねぇ。今はアタシの地元、横浜でもテレビで見れるんですよ(笑)TVKで金曜日の夜11時から。他の地方局でもやってますよ。ちょっとリンク張るのが面倒なんで(爆)、もっと知りたい方は検索バーに「HTB 水曜どうでしょう」と打ち込んで検索してみてください

良かったら今出ているDVDは全て持っていますので、お貸しすることも出来ますよ(笑)見てみたいという方は、どうぞ、おっしゃってくださいませ(ただし、来年以降になりますが・・・

 

おっと・・・ちょっと話が横道にそれましたが、戻しましょう。

このLOOSERは是非たくさんの人に観て欲しいですね。


新撰組のお話なんですが、史実とフィクションがまぜこぜです。かなりいい出来なんですよ。
途中、主人公が新撰組でなく、坂本龍馬率いる土佐藩の一員になってしまう場面などもあるのですが、その役の切り替えの仕方とかも、アイデアたっぷりで面白いです。一瞬で新撰組の役をやってた人が土佐藩の人間になるんですから。

作品的な感想を言うと、ビデオやCSで観てて、昔のナックス作品を知っているアタシからすれば、ちょっと残念な作品でもあるんですね。今までのナックスらしさは無くなってしまっていましたから。
まぁ・・・今までは他の北海道の劇団に客演来てもらったりしてやってましたからね、5人でやると役回りが増えたり、大変なんでしょうし・・・あと、初めての「地方公演」を東京でやるにあたって、東京は北海道より演劇が進んでいるので、全体的な作品の完成度などを高めなくてはいけないというプレッシャーなどもあったんでしょう。道民だけでなく、東京の人・・・つまり、万人に見せることの出来る作品に仕上げなきゃいけなかったわけで。

 

アタシは彼らの劇を観て、演劇にさらに興味が沸いたんです。

 

ちなみにアタシは昔から演劇に関しては大好きだったので、中3のときから文化祭で必ず一回、劇をやって、ステージに上がっています。

完成させるまでは本当に大変で、辛いこともたくさんあるけど、終わった後のお客さんの拍手が気持ちよくて。来年も友達と有志で劇をやろうと話をしています。

 

将来、演劇の道に進むのもいいなぁ・・・なんて思ったりすることもあります(笑)

とりあえず大学に行くことができたら、演劇サークルに入りますよ!!

(あ・・・でもなぁ・・・ジャズ研とかもいいな[笑]でも掛け持ちはつらいぜ・・・[そんなこの心配する前に勉強しろっておかーさんに言われそう])

 

 

・・・と、まぁ、そんなことを思わせてしまうくらい、彼らの劇は本当に面白いです。笑いあり、涙あり、感動あり・・・おすすめ。

ちなみにレンタルはしてないと思います。

このDVDも見てみたいという方はご連絡くださいませ。お貸しします。やっぱり来年以降だと思いますが(笑)