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農ある暮らしの中で

片田舎で過ごす 静かな農ある暮らしを色々な思いをこめながら日々綴っていきたいと思います。

仲間

2013年07月27日 | 山登り

 もう 日付が変わってしまったけれど・・・

 今日は 一年ぶり 遠く離れてしまった山の会のメンバーを囲んでの懇親会だった。

 月日は流れ 年齢を重ねたメンバーは
みんな それぞれのスタイルや趣味に合わせた山登りをするようになり 
今では なかなかメンバーが顔を揃えることが少なくなってきた。


  それでも たまに こうして会って飲み交わせば 
メンバーで登った山の話に花が咲き
山の上で笑ったあの頃に、ふっと帰る事ができる。

 ああ、仲間なんだな~って感じさせてくれる

 「じゃあね またね。」
って 夜更けの街を、 片手を上げて別れるのが なんとなく寂しくて 
なんだか話し足りなくて・・・
まだ ずっと夜を 明かしてでも まだずっと話していたいなあ~って思った

 もう 新たに、これから こんな 仲間つくりは 
多分もうきっと出来ないだろうなあと思う。
  

 

笠戸アルプス縦走

2013年02月17日 | 山登り

  吹く風の ほんのりと潮の香りがするのは気のせいだったろうか・・・

  

眼下に広がる凪の海
火振岬の周りには 小さな漁船が出て漁をしている 
耳を澄ませば潮騒の音が聞こえる
肌寒い一日だったけれど 確実に春の足音を感じた


 少し早く着いた待ち合わせ場所に
自転車に乗ってやってきた はっちゃんと同時だった
いつもの緑のジャンバーにズボン そして、トレードマークのはっちゃんハット
飾り気のない素朴な、いでたちがはっちゃんの人柄を醸し出している。 
 
 今日は はちべえさんに案内して頂き、
深浦から本浦まで 笠戸アルプスを縦走した。
スカイ5号から1号すべてを歩き切った。
道はきれいに刈り払われ 広い山道になっていて最後までハイキング感覚で歩けるコースになっている。

 少しずつ森の様子や樹勢も変わってくる
途中、山道に立ちはだかる、大きなヤマモモの木は存在感を示す  
 
 

  尻高山、高壺山を越えると戦跡エリアに入る。
 
 

 
 
 兵舎跡 砲台 砲台指揮所 探照灯環濠 聴音機環濠
 実際こんなにたくさんの跡が残っているのには驚いた
 はっちゃんの説明を聞きながら 
 組まれた煉瓦やコンクリー 盛られた土塁を目の当たりにすると
 ヘルメットをかぶり動き回る 
 当時70名くらいはいたという兵士の影を見るような気がした
 
 

戦後65年 笠戸の山で静かに時を刻んでいる
 風化してはならないと思った

 

 午後の休憩で
はっちゃんから頂いた 大きな栗饅頭が とっても美味しかった
心もお腹も 満腹な 中身の濃い山歩きだった

 はっちゃん ありがとう

琴石山

2013年01月05日 | 山登り

 今日は はっちゃん 泰山さん さくらさん4人で 琴石山へ登った。



今年の初めての登山だ。

 久しぶりに会ったはっちゃんは とても元気そうで嬉しかった。

 山の空気と ふかふかの落ち葉のクッションが 心地良い。

やっぱり山はいい。
登り始めには 照葉樹の森が広がる。
ヤブツバキやタブの木 青々とした葉が 息を吹きかえさせてくれるよう。

 途中 大きなヤマザクラがある。
春はきっときれいなんだろうなあ・・・。


         
 
 

登りながら振り返ると キラキラと光り輝く海がとてもきれい。
大きな息をした。


      



 人は 身体を動かさなくっちゃ ダメになる。
今年も お米つくりや 畑の手伝いを頑張るぞって思った。


  

観音岳

2012年11月29日 | 山登り

  その一片はふるさとの土となる秋
                     種田山頭火

  先週日曜日 さくらさんと観音岳に登った。
弘法大師八十八か所巡りとなっていて 山道に八十八番までの石仏が並んでいた。
山全体が霊山 信仰の山である。
一つ一つに手を合わせ祈りを捧げた。
お天気も最高に 山の空気はとても気持ちよかった。

 なかでも 磨崖仏は素晴らしく 国東を彷彿とさせるようだった。
こんな近くに こんないい山があったのに 今まで登らずにいたなんて・・・。


 地元の方々がきれいに整備され 頂上も見晴らしがいい。
徳地から来られたという仲の良い老夫婦 山仲間二人連れの光の方と 
頂上でお昼を食べながら色々な話をした。

帰りに立ち寄ったカフエでは 地元周南市書道家やデザイナーの個展が開かれていた。
コヒーを頂いたあとゆっくりと作品を鑑賞した。
芸術にも触れることができた とっても素敵な一日だった。

 紅葉の美しい 三俣山

2012年10月15日 | 山登り


 人は 年に一度 まるで山に神が降りてきたような 
この美しい紅葉を求めて
何度も山へ足を運び入れる。

   
 春・・・ミヤマキリシマのピンクに染まった山々もそうだが
山を登りきったあとの 目の前に広がる別世界に 思わず感嘆の声をあげずにはおれない。
数種の樹木が色付くこの コントラストは 圧巻だ。

   

  九重の山々は 雄大で 中国山脈とはまた違う魅力に溢れている。

 この自然は 人の疲れた精神や身体を癒し また新しい鋭気と活力を培ってくれる。
母の懐にそっと抱かれたようなこの感覚・・・ 
 これは きっと人もこの自然の一部だからかもしれない。

  

 色とりどりの山姿に身を包み列をなし山を下りて行く人々・・・ 
仲間と共に頂を踏み 同じ感動を共有し また明日からそれぞれが日々の喧騒の中へと戻って行く。


   
 
    

術後、元気になられた寿限無さんの足慣らしにとモンチさんのお誘いで 三俣山へ登った。

 まだ真っ暗な 待ち合わせ場所で見た寿限無さんの首にはまだギブスが巻かれ 痛々しかった。
道中、リスクの高い手術のこと その後の経過をお聞きした。
 
 
  登り始めると すがもり越までのガレ場を みるみる間に私たちと距離を置かれスイスイと登られ
手術したとは思えない 今まで以上の健脚さを取り戻されていた。
 
  寿限無さん ここに在り・・・。 
相変わらず よたよたゆっくりペースの私は 元気な寿限無さんの後姿を見ながら
なんだか とても嬉しくなりました。

 大曲登山口9時10分 - すがもり越え10時5分 - 西峰10時40分 - 本峰11時20分 昼食 ー 南峰 12時 ー大なべ  -  本峰13時20分 - 大曲登山口 15時