エンドキサンP
商品名 エンドキサンP メーカー 塩野義
保険薬価 50mg 1錠 42.30円 海外評価 5.5点
分類 アルキル化剤>シクロホスファミド>シクロホスファミド(劇)
処方目的・適応
(1)次の疾患の自覚的・他覚的症状の緩解→多発性骨髄腫,悪性リンパ腫(ホジキン病,リンパ肉腫,細網肉腫),乳がん,急性白血病,真性多血症,肺がん,神経腫瘍(神経芽腫,網膜芽腫),骨腫瘍
(2)次の疾患については他の抗腫瘍薬と併用されます→慢性リンパ性白血病,慢性骨髄性白血病,咽頭がん,胃がん,膵がん,肝がん,結腸がん,子宮頸がん,子宮体がん,卵巣がん,精巣がん,睾丸腫瘍,絨毛(じゅうもう)性疾患(絨毛がん,破壊胞状奇胎,胞状奇胎),横紋筋肉腫,悪性黒色腫
◆警告◆本剤とペントスタチンを併用してはいけません。外国で,錯乱,呼吸困難,低血圧,肺水腫などが現れ,心毒性により死亡した例が報告されています。
使用上の注意 - エンドキサンP
一般的注意
(1)服用してはいけない場合……ペントスタチンの使用中/本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/骨髄機能抑制/感染症の合併/水痘/高齢者
(3)頻回に検査……重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,尿,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(4)尿量の増加……出血性膀胱炎を防ぐため尿量の増加をはかってください。
(5)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(6)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(7)二次発がん……本剤を長期服用した人に,急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS),膀胱腫瘍,悪性リンパ腫,腎盂(う)・尿管腫瘍などが発生したとの報告があります。
(8)その他……
・〈妊婦→回避〉〈授乳婦→回避・授乳中止〉〈小児→未確立〉
副作用の注意
重大な副作用
(1)血圧低下,呼吸困難,じん麻疹,喘鳴(ぜんめい),不快感などで始まるショック,アナフィラキシー症状がおこることがあります。
(2)汎血球減少,貧血,白血球減少,血小板減少,出血などの骨髄機能抑制がおこることがあります。
(3)出血性膀胱炎や排尿障害がおこることがあります。
(4)イレウス(腸閉塞)や胃腸出血が報告されています。
(5)心筋障害や心不全がおこることがあります。
(6)間質性肺炎,肺線維症がおこることがあります。
(7)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)がおこることがあります。
その他副作用
(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(発疹)/脱毛,皮膚炎,色素沈着,爪の変形・変色/黄疸/むくみ/悪心・嘔吐,食欲不振,味覚異常,口渇,潰瘍性口内炎,胸やけ,おくび,腹部膨満感,腹痛,便秘,下痢/倦怠感,頭痛,めまい,不眠,運動失調/心悸亢進/無月経/発熱,創傷の治癒遅延
(2)検査などでわかる副作用……肝機能障害,コリンエステラーゼ低下/低ナトリウム血症,乏尿による尿浸透圧の上昇,タンパク尿/心電図異常/肺水腫/低血圧/副腎皮質機能不全,甲状腺機能亢進/無精子症,卵巣機能不全/高血糖/CK上昇
他の薬剤使用時の注意
(1)本剤と併用してはいけない薬剤……ペントスタチン→錯乱,呼吸困難,低血圧,肺水腫などが現れ,心毒性により死亡した例が報告されています。
(2)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤・療法……他の抗がん薬,アロプリノール/放射線照射
(3)併用すると本剤の作用を強める薬剤……フェノバルビタール
(4)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……副腎皮質ステロイド薬,クロラムフェニコール
(5)本剤との併用で作用が強まる薬剤……インスリン,オキシトシン
(6)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……バソプレシン
商品名 エンドキサンP メーカー 塩野義
保険薬価 50mg 1錠 42.30円 海外評価 5.5点
分類 アルキル化剤>シクロホスファミド>シクロホスファミド(劇)
処方目的・適応
(1)次の疾患の自覚的・他覚的症状の緩解→多発性骨髄腫,悪性リンパ腫(ホジキン病,リンパ肉腫,細網肉腫),乳がん,急性白血病,真性多血症,肺がん,神経腫瘍(神経芽腫,網膜芽腫),骨腫瘍
(2)次の疾患については他の抗腫瘍薬と併用されます→慢性リンパ性白血病,慢性骨髄性白血病,咽頭がん,胃がん,膵がん,肝がん,結腸がん,子宮頸がん,子宮体がん,卵巣がん,精巣がん,睾丸腫瘍,絨毛(じゅうもう)性疾患(絨毛がん,破壊胞状奇胎,胞状奇胎),横紋筋肉腫,悪性黒色腫
◆警告◆本剤とペントスタチンを併用してはいけません。外国で,錯乱,呼吸困難,低血圧,肺水腫などが現れ,心毒性により死亡した例が報告されています。
使用上の注意 - エンドキサンP
一般的注意
(1)服用してはいけない場合……ペントスタチンの使用中/本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/骨髄機能抑制/感染症の合併/水痘/高齢者
(3)頻回に検査……重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,尿,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(4)尿量の増加……出血性膀胱炎を防ぐため尿量の増加をはかってください。
(5)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(6)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(7)二次発がん……本剤を長期服用した人に,急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS),膀胱腫瘍,悪性リンパ腫,腎盂(う)・尿管腫瘍などが発生したとの報告があります。
(8)その他……
・〈妊婦→回避〉〈授乳婦→回避・授乳中止〉〈小児→未確立〉
副作用の注意
重大な副作用
(1)血圧低下,呼吸困難,じん麻疹,喘鳴(ぜんめい),不快感などで始まるショック,アナフィラキシー症状がおこることがあります。
(2)汎血球減少,貧血,白血球減少,血小板減少,出血などの骨髄機能抑制がおこることがあります。
(3)出血性膀胱炎や排尿障害がおこることがあります。
(4)イレウス(腸閉塞)や胃腸出血が報告されています。
(5)心筋障害や心不全がおこることがあります。
(6)間質性肺炎,肺線維症がおこることがあります。
(7)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)がおこることがあります。
その他副作用
(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(発疹)/脱毛,皮膚炎,色素沈着,爪の変形・変色/黄疸/むくみ/悪心・嘔吐,食欲不振,味覚異常,口渇,潰瘍性口内炎,胸やけ,おくび,腹部膨満感,腹痛,便秘,下痢/倦怠感,頭痛,めまい,不眠,運動失調/心悸亢進/無月経/発熱,創傷の治癒遅延
(2)検査などでわかる副作用……肝機能障害,コリンエステラーゼ低下/低ナトリウム血症,乏尿による尿浸透圧の上昇,タンパク尿/心電図異常/肺水腫/低血圧/副腎皮質機能不全,甲状腺機能亢進/無精子症,卵巣機能不全/高血糖/CK上昇
他の薬剤使用時の注意
(1)本剤と併用してはいけない薬剤……ペントスタチン→錯乱,呼吸困難,低血圧,肺水腫などが現れ,心毒性により死亡した例が報告されています。
(2)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤・療法……他の抗がん薬,アロプリノール/放射線照射
(3)併用すると本剤の作用を強める薬剤……フェノバルビタール
(4)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……副腎皮質ステロイド薬,クロラムフェニコール
(5)本剤との併用で作用が強まる薬剤……インスリン,オキシトシン
(6)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……バソプレシン