花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

こけら落五月大歌舞伎 歌舞伎座

2013年05月11日 | 歌舞伎
土曜日 母と一緒に歌舞伎座へ・・ところが、私待ち合わせ時間を勘違いしてしまうといういう失態!!
でもなぜか今日は妙に早い時間にしていたため歌舞伎座にはゆっくり到着。
なのになのに・・東銀座駅から歌舞伎座にいくと地下の広場は沢山の人、人、人。
今人気スポットになっていること間違い無しの歌舞伎座。
クロネコヤマトの宅急便でお土産を送っている方もかなりいる。
広場のお店も4月よりも増えているかんじ。
広場のお弁当売り場でお弁当を購入して、いざ歌舞伎座中へ。

今回は2等席。1階の後方。
母、「前より数が減ったかしら?」
「やっぱりここがすき!!」と前の列の席との段差が座高の低い母には、1等後方よりも見易いというわけ。
開演前に今日は自販機のカップコーヒーを飲む。
(私かななりのコーヒー好き。今日は今朝寝坊して飲んでこなかったため、先ずここで1杯ってかんじ)

そして開演。まず最初は舞踊
「鶴亀」能の「鶴亀」の詞章をそのまま長唄に移した舞踊。ってことなのですが、
皇帝 梅 玉
亀 橋之助
従者 松 江
鶴 翫 雀

という舞踊で、品のある皇帝梅玉さんなれど・・やはり歳なのかな?中央の段から降りる時必ず足元の段差を確認しておりるのが目につくのでした。
そして鶴と亀が踊るのですが・・鶴と亀逆にも思えるような・・
亀の橋之助さんはきびきびと、鶴の翫雀さんは、優雅に女性的なかんじで、父である藤十郎さんによく似てる。
千扇さんの女形よりやらかさがあるように思えました。

15分の休憩後、「寺子屋」
なにか久々に見るような気がする寺子屋。
ここでいちばん驚いたのは東蔵さんの園生の前・・最近ここは若い方が演じる場合が多いゆえに・・(笑)
また最後の「いろは送り」。最近では竹浄瑠璃を竹本に語らせず、登場人物である役者さんが、順に台詞としていっていくことが多かったので今回、竹本さんが新鮮。
あとは・・どちらかというと、何を演じてもいい人感が出てしまう彦三郎さんが玄蕃役で出ていましたが、
いい人かんでなく、涎くり(よだれくり)を息子である亀寿さんの頭をポーンとたたくシーンが微笑ましくみえてしまった自分に苦笑い。

この寺子屋はもちろんこれだけでも演じられる公演なわかですが、通しもみたくなった今回でした。
そう言って母と菅原伝授手習鑑で菅丞相はやっぱり仁左衛門さんしかいないよね~と。
仁左衛門以外にだれかいるかな・・と二人でしばし考えたものの見つからないねえ・・と思わず。

そしてその後は・・ランチ休憩。
お弁当をたべて、紹介される緞帳を今回はながめて・・
4月よりもお客さんの流れもよくなった東側のショップへ。

二部よりやっぱり時間の割り方がいいわね・・って言いながら。

最後は「三人吉三巴白浪」
このチケットを予約をした時点では、まだ團十郎さんがでるという公演だったため、
1部團十郎みたさに購入した5月公演だった。
いまだに・・まさかだよね。っと母といいながら席につき
先月の歌舞伎名ぜりふともいわれてまちがいない「知らざあ言って聞かせやしょう」につづき
「月も朧に白魚の 篝(かがり)もかすむ 春の空」で聞かせてくれるお嬢吉三の菊五郎さん。
いろいろな方がこの役を演じて、このセルフを語られますが・・やっぱり菊五郎さんのがイチバン好き!
って思い、またそこに絡むお坊吉三仁左衛門さんもかっこいい。
この芝居も若手が演じることもおおいいけれど・・やっぱり大御所達はcっひがうよねえ・・ってつくづく。

見終わって・・やっぱりみたって感じよね~と母と歌舞伎座隣に建つ、文明堂へ。
そこでしばし親子のカンダン。

そしてそして歌舞伎座まえの群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃんち」へ。
母はラッキーにもそこで「だるま」を抽選でGET。

今日はいいことがいっぱいだったわ。来月もいいことがありますよに・・って。
来月は海老蔵登場。
その前にわたしば来週二部にいく(笑)


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