花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

義経千本桜 河連法眼館 初日

2005年07月03日 | 歌舞伎
3日、本日初日。

客席は満席。
10~30人ぐらいの団体が多いような、
もう少し大きい団体かも?
もちろん顔見知りの澤瀉屋ファンも多いようで、
11時、2時半と2回みる人も多いようだった。

11時開演。「歌舞伎のみかた」
国立の回り舞台(盆)を生かしてセリを見せる。
あがっていたセリに、澤瀉屋の傘をさした袴姿の春猿が、登場。

6月もそうだか、「すっぽん」か「セリ」で登場は、定番なのかな?
この歌舞伎鑑賞会。

春猿から、舞台の説明があり、花道から笑三郎登場。
今回は、歌舞伎で使われる音楽の説明だった。

初日だったせいか、予定より時間が、オーバーしてしまったが、
楽しいコンビの説明だった。

11時55分からの河連法眼館は、12時からとなり、さて幕が引かれて・・・
と思ったら、
再度春猿登場。ちょいと見方のアドバイスがあった。
そして・・・「そろそろ幕内の準備ができております」の運びから
春猿の口上をもってすっぽんから消え行く。

ようやく定式幕が開かれる。
河連法眼と妻飛鳥とのやりとりがあるが、
澤瀉屋のは、義経をお守りするというもののようで、
河連法眼が妻飛鳥を試すものではなかった。
(過去の澤瀉屋の筋書きと照らしあわしながら記述)

段次郎の義経も登場し、
そこに佐藤忠信が、訪れる。
この時、右近緊張してたのか、単にミスでもしたのか?
花道で指が震えているようにみえた。

そしてセリフも流れがち?。聞き取りつらかった。
意味不明というのではなく、義太夫にのっていないかんじ。
それとも・・・澤瀉屋コンナかんじだったか?

テンポは確かに速いのですが。

右近、さらに狐になってからは、さらに
わが道をいくようで、義太夫のテンポでなく、
リアリティ追求という感じで、
感情を出しすぎているようで
三味線とあっていない気がしてならない。

このところ音羽屋(六代目菊五郎型)ばかり意識していたせいか、
いくつかのセリフが、耳に和まなかった。
あと何回か見る予定にしているから、本当の感想は
もう少し後にしよう。

今日は、誰もが、がんばっていることは、とてもよく
わかったのだから。

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