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花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014夏

2014年08月18日 | きまま
先週のつづき
歌舞伎座1部を見た日に「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014夏」のためシアタークリエに移動。

ミュージカルコンサート。
最近ミュージカルに行く本数減りました。

早い話、お金をミュージカル鑑賞に使うよりバレエや歌舞伎等の舞台に使うようになったから。
ことにバレエが、そいれまでのミュージカル鑑賞分に流れてる。ってことなんですが、
どうしても気になるのが坂元健児さんがでる舞台。

今回の「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014夏」も坂元健児さんの名前があったからなのですが、
それでも1万以上の支払いしてまではと、10,800円のチケットでなく割引チケットで今回見てきました。
7,000円。これならよし!! 私の適正価格です(笑)

出演者は、日によって数人違うようですが、この日は入野自由、上口耕平、大澄賢也、岡田浩暉、坂元健児、
戸井勝海、藤岡正明、彩輝なお、彩乃かなみ、貴城けい、土居裕子(男女五十音順)
スペシャルゲスト:マテ・カマラス ってことでした。

これまでの東宝で上演されたミュージカルの楽曲がメインだったと思われますが、
1部2部構成で2部では、出演者の歌いたい曲?だったのかな?と思う曲も。

出演者の中では、土居裕子さんの歌声が、絶品!
ポカホンタス
の『Colors of the Wind』や戸井勝海さんとの『Tonight』がすてきでした!!
聴かせていただきました。

その他の方もそれなりによかった訳ですが、やはり私にとりましては、坂元健児さんがやっぱりかな。って(笑)
やはりこのかた要チェエク!?

男性陣の女装のうちサカケンは、以前あら?ってかんじできれいなおみ足を「テイクフライト」で見せていただきましたゆえ
やってるのね。って感じでしたがマテ・カマラスさんの女装のハイヒールにはびっくり!!そこまで高いピンヒールをはきこなすとは!!
すごい!!って思わず。
歌よりもピンヒールが、印象に残りました。

総括? 7000円での鑑賞!満足です(苦笑)

「レ・ミゼラブル」のキャスト発表

2014年08月14日 | きまま
私が、ここ数年ミュージカルをみるようになったきっかけは
東宝の「モーツァルト」、その後「レ・ミゼラブル」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観るようになり
日本のミュージカルだけでなく海外のミュ―ジカルが見たくなって「ブロードウエイ」になんて、
どんどん好奇心を広げてしまう私ですが、最近はどう~も見たい!と思う気持ちが、薄くなって。

今回も出ました2015年の「レ・ミゼラブル」のキャスト
う~ん。見たい!って気持ちがわいてこない。

それでも「ミス・サイゴン」に思うあの作品すきじゃない。って気きちや
「シスターアクト」のキャストが思いえがいた人と違い過ぎ~っと自分の中で
ここにお金は使えないと思ってしまったほどのことでないのだけれど、
今回の「レ・ミゼラブル」のキャスト発表、見ただけでは、期待したくなるような~感があまりないんです。

オーディションで選ばれたと勝手におもっていたけど、今回は補充オーディションだったのね。
前回の新演出のオーディションからの続きなのね。

応募要領は「歌唱力に秀でた男女」とはあったけど「芝居経験」ウンヌンはないだから
絶対条件「歌唱力なんだなあ」って
でもきっとそれよりも東宝にしてみたら「バック、身持ちがしっかりしてる人」ようは、
コネがあるかどこかの事務所に入っている人ってことなおかなあ。っと。
優秀な人材ならで事務所は追って決めてくださいだろうけどその優秀な人っているのかなあ。

新キャストはこちら
http://www.tohostage.com/lesmiserables/cast.html



Pritam's performance をみつけて

2014年08月13日 | きまま
今年のIIFA(International Indian Film Academy) 国際 インド映画アカデミーの動画をみてたんですけどね
国際 インド映画アカデミーとは、2000年から毎年1回世界各都市で開催されている国際的な映画祭らしいんです。
インド系の住民が多く住み、インド映画ファンを対象にその年の優秀作を選出するというインド映画界最大のイベントらしいです。

今年の開催がフロリダ州タンパだったそうですが、
授賞式で、ボリウッド俳優のリティック・ローシャンと一緒にジョン・トラヴォルタがダンスを披露すしたとかってありましたが
Watch John Travolta & Hrithik Roshan dance at Tata Motors IIFA Awards 2014


Pritam's performanceって動画があって、Pritam(プリタム)というとボリウッド映画の音楽を数多く手がけてヒット曲も多い方
プリタム・チャクラボルティ(Pritam Chakraborty)って紹介されるけど、あかぬけないおっちゃん(若いのかなあ?)
映像は鮮明だけど、人はみためじゃないなんて思いながら
(以前プリタムの音楽は、パクリ的な音楽がかなりあったようですが最近はそうでもない??)
今年東宝系で 上演される 「バルフィ! ~人生に唄えば(Barfi!)」もこの人の音楽です。


Pritam's performance at IIFA Magic of the Movies 2014 (Part 1)


Pritam's performance at IIFA Magic of the Movies 2014 (Part 2)

「Simon's Cat」サイモンさんのニャンコ

2014年08月13日 | きまま
夏の高校野球が始まって、
今日13日は、帰省ラッシュで関越道下り62キロ渋滞 新幹線も130%って
すごいですね。
ここ数年こんなに混んでいなかったように思うのですが、思い違いでしょうか?

さてと、久々ちゃんと見たものブログにUPしたぞ!って思いながら、
5月6月7月を振り返るかどうか?

今更ってかんじもありますので、個々数日はまった動画を紹介
「Simon's Cat」

すでにご存知の方も多いかと思いますが、
イギリスのサイモンと一緒に住んでるいたずらニャンコ。
YouTubeでみることができる動画です。

Simon Tofieldさんが描いてるアニメなんです。
Simon Tofieldさんはアニメーターさんだそうな。
実生活でも4匹のネコをかってるそうな。

ネコを飼っている人、飼っていた人なら思わず笑ってしまうショート動画です。

絵本もイギリスをはじめ何カ国っで出版されているようですが、
日本の出版は紹介されてません。サイモンズキャット
勝手にデザイン(色)を変えちゃったからでしょうか?
それとも出版がふるいからでしようか?

それはさておき、いくつかUPしておきます。
Hot Water - Simon's Cat(最新版らしい)


Pawtrait


Scary Legs - Simon's Cat (A Halloween Special)


Cat & Mouse - Simon's Cat


ほかにも「Simon's Cat 」で見ることができます。
ニャンコ好きにはおすすめです(笑)

Simon's Cat Vs. the World! (Simons Cat)
Simon Tofield
Canongate Books Ltd


Simon's Cat
Simon Tofield
Canongate Books


【バーゲンブック】 サイモンズキャット
サイモン・トフィールド
中央公論新社

『ニッセイ親子寄席』 

2014年08月08日 | きまま
『ニッセイ親子寄席』と銘打って日生劇場が、企画する夏休みのファミリーフェスティヴァル の一つ。

バレエは毎年あるもののほかに音楽コンサートがあったり、
人形劇があったり、ミュージカルだったり、
歌舞伎や狂言と全てが子供が楽しめるアレンジがなされている。

その中で、ファミリーフェスティヴァル初らしいのだけれど「寄席」という形で
落語や大神楽曲芸、紙切り、鳴きまねが、披露された。

何度となく足を運ぶファミリーフェスティヴァルのなかお父さん、おじいちゃん参加率が、多かった企画かも。

そういえば「落語会」とか「独演会」にいっても「寄席」に行く人は少ないかも。
でも考えたら寄席って一番子供と行ける場所なのかもしれないな。

一つ一つがコンパクト。
迷惑かけなきゃ出入りだって自由だし、もちろん迷惑かけなきゃ飲食自由。

たしか池袋演芸場は、畳席。。。って思って調べたら、現演芸場は92席の椅子席だそうな。

迷惑な客がいれば多分、舞台の上からなんだかのアプローチ受けてしまうだろうし、
それこそ噺家さんは言葉巧みにご注意くださる。

なんて思いながらの『ニッセイ親子寄席』

初めに登場してきた今回企画の花禄さん、
まずは、落語の舞台となる時代背景ともいうセットを登場させて、落語の解説。

長屋の様子や登場人物、そして落語に使われている三味線や太鼓を紹介。
(国立劇場の子供向け歌舞伎紹介って雰囲気です)
順番に紹介していくと舞台は寄席に変身!!

そこで花録さんも羽織を着て高座にあがりました。

演目は「つる」 「つる」ってなんで「つる」っていうのか知ってる?
ってはなしで、教えてもらったものの、それを誰かに聞かせたくって、
ムリやロ聞いてもらうと「あらら??」って聞いてる子供たちもその失敗がわかるもので
大笑い。

そのあとは、紙切り。これはほんと凄いよね。はさみと白い紙だけで作る世界。
でもなあーんとなく、広い会場なんだけれど、
お客さんは前方のみが対象にナちゃっていたかな。

その後の鳴きまね。
江戸家猫八、小猫の親子。
っていってもひょっとするとその一代前を想像している方が多いかも(苦笑)
今は四代目猫八さんで小猫の息子さんは1977生まれ。

聞いてる子供達、やっぱり動物や虫のなきまねを当てる楽しさが一杯。
盛り上がっておりました。

大神楽曲芸これはどうなのだろ?って思ったら、これまた凄い受けてる!!
ひや~~~!!驚き(笑)

そして最後に落語がもう一席。
「初天神」これはこまっしゃくれた息子をお父さんといっしょに初天神参りにでかけて
屋台のお店の並んでいる中、団子を買ってもらいのだけど、

ってこれは、オチが子供向けになっていた!!
そう毎度聞いてたオチは、衛生上も悪いわね(苦笑)って思いながら、
それでも、話の楽しさは十分に伝わりました。

そしてこの「お初天神」こそ今回の『ニッセイ親子寄席』 だったのかな?って
お母さんが、お留守番で、お父さんと子供がお出かけする姿。

『ニッセイ親子寄席』なかなか楽しい企画だったと思います。
バレエや人形劇もいいけれど、寄席も今後続けていって欲しいなと。

そしてできれれば。。寄席そのもので子供向け企画!ありかもね

熱海五郎一座 「天然女房のスパイ大作戦」

2014年06月30日 | きまま
六月に見に行った舞台。もう1本。

三宅裕司率いる「熱海五郎一座」
誰でも楽しめる“軽演劇”を目指し、2004年に伊東四朗が旗揚げした「伊東四朗一座」を受け継いで生まれた「熱海五郎一座」。
温泉地伊東のお隣ともいえそうな熱海から名前をとってさらに四郎の次ゆえ五郎とシャレ心でついた一座の名前。
出演者も座長・三宅裕司に渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太に今回は「Take2」の東貴博と深沢邦之が交互出演で。ゲストは沢口靖子と朝海ひかる。

すっごくみたい!って舞台ではなくなったものの観ればおかしくってたのしい舞台であることに変わりない。
今回も笑わせてもらった。

下着会社に勤める夫(三宅)の浮気の証拠を掴んだ天然の主婦(沢口)が、必死に浮気調査を繰り広げる喜劇。ってことで
この下着会社の社長がラサール石井。なんだけど会社名が、「カルバンクラインCalvin Klein」ならぬ「ガリベンクライ」
はなしのなかにラサール高校でてるんだけど・・・っていったり、結婚云々、ラサール石井ご本人のエピソードも盛ってくる。そんな社長の名前が猿又八朗。下着ゆえに「さるまた」かあ。

主人公天の奥さんの名前が、郡瀬真白(ぐんぜましろ)グンゼですよ。下着メーカーのグンゼ!!
もうそのほかのかの名前もシャレが効いててユニークです。
旦那さまの様子がおかしいと探偵に頼んで調査すると部下とラブホテルに!!
現場発見で旦那様を問いつめると、新しい下着の開発というものの・・・信じられない奥様は・・・
浮気調査をするためにスパイ養成所の所長へ。
そこの所長が春風亭昇太でコードネーム「座布団」一方奥様はコードネームは「ブリーフ」となり・・

会社では旦那様の所属している部署ともう一つの部署が新製品の開発をして、
どちらかを会社の製品として下着メーカーのコンペに出し、会社の株を上げたいと社員同士を競わせてるという

メインが浮気調査であるもののそこには会社の企てもからんでと各自得意とするようなベタな笑いが、客を飽きさせない。

ばかばかしい・・けど、おかしくて、見ちゃうんだな。というチームワーウの良さが、昭和の懐かしいTVのよう。

今回ゲストの沢口靖子さんと朝海ひかるさんの起用のされ方も
昭和の天然主婦と昭和だけれどしたたか、クールな女性と使い分けてうまいなあ~っと。

これは笑いと歌と踊りが融合したコメディ・ミュージカル。このコメディさは温泉につかってほっこりに近いかも。

オーシャンズ11

2014年06月21日 | きまま
19日木曜日シアターオーブへ「オーシャンズ11」を見に行った。
香取慎吾、山本耕史、観月ありさが出演するミュージカルだからが、二番目の見に行った理由で
やはり坂元健児出演というのがチケットを購入した理由になる。
2001年の世界的大ヒットアクションムービー「オーシャンズ11」をミュージカルとして
宝塚歌劇が舞台化したものを今回香取慎吾主演での公演に坂元健児もでる。ってことで。

はい。見終って、みんなが、楽しんでるしこれだけのお客さんを集客できるってことだから凄いよね。
だけどだけど。。。
でも私は、なんだかなあ。演出や歌のメロディや歌詞がまったるくくて、おもしろかったか?と聞かれれば
イマイチ!!と答えてしまいます。

というこで、ここからは、私の毒舌!!

作曲・編曲・音楽監督の太田 健って誰だ?知らんぞ?とWEBで検索してみると宝塚歌劇団に所属してるのかしら?
脚本・演出も小池修一郎ってことゆえ宝塚歌劇団所属ってことなんですかね。
やはり宝塚なんですかね。

宝塚の作品を東京の東宝じゃなく、梅田芸術劇場が企画・制作したのね。ふ~ん。
ってそこで納得していいのかどうなのかってこともありますが、
メロディも新しさしさを感じずも、そこに登場人物の気持ちを台詞べたなまま歌詞にして
べガスっていうものの、東京いやせめてアジアのマカオにしておいてくれよ!
11人ももうちょいクールと言いましょうか、キザな雰囲気欲しいですねえ。
べガスでこの11人のうちほとんどが野暮だ。
まあ設定が、エコなんていってるから昨今のべガスじゃないっていってるけどね。
しっくりこないんだなあ。タモリさんのミュージカル嫌いに近い感覚じゃないか?と思うのだが。


やはりジャニーズが出ていたミュージカルでも色は違うけど
脚本・鈴木おさむ、演出・宮本亜門、音楽・槇原敬之のほうが面白かったぞ!って
あれを宝塚が上演したらつまらないものになりそうだが。

映像の多様はあるものの予算も収益大事でほんとにこれが松井るみさんの美術なのか?。
予算抑えらてない??しかし宝塚にくらべるとゴージャスらしいし、1階でみるといいのか?
今回2階の後方ではスロットマシーンがやたらあって、後方カーテンのラメ(?)に
豪華な舞台の装置というプラチナ?っぽいりんごの木。これが「ラスベガス」なのか?
あれしかないのか。
どうせならもっと抽象的にしあげてお客さんの想像にお任せしますでもいいじゃないか。
歌の歌詞も意訳?台詞じゃなくて、もうちちょっと気持ちだけでもいいんような。とこちらは別か

無理を承知で
たった1日のトニー賞の会場となるラジオシティのあの舞台ぐらい派手にしてほしかったりする(苦笑)


今回の高額チケ価格でほぼ1ヶ月の公演。さらに大阪もやるなら舞台美術にもうすこしお金かけらないのか?
海外のように上演権はらう・・・おっと映画製作側に払ってるのか?
利益ありきか?

今回、立ち姿は香取慎吾も観月ありさもポーズひとつひとつはかっこいいって感じだが、
芝居としてはまだ劇場サイズほんとは赤坂ACTシアターやEXシアター六本木の人じゃないかな?っと
たぶんそのあたりは、さすがにまわりにいる舞台経験も豊富な出演者によってフォローはされているが。

やはりみどことはダンスかな?ってかってに思う。
(残念ながら、観月ありさは、おどってませんが)
さわやかクールな印象の。
と難癖つけて申し訳ない。がそう思ったぶたいだった。

こういいながらもう1度サカケンをみます。

演出や舞台装置とうには変化はないでしょうけれど、出演者のみなさんは変化あるか?


パゴダの王子

2014年06月19日 | きまま
新国立劇場 バレエ22013/2014シーズン最後となった「パゴダの王子」
デヴィッド・ビントレー氏が、新国立劇場の舞踊芸術監督であるシーズンの最終公演。

私にとっては、バレエの面白さを一番伝えてくれたのがデヴィッド・ビントレー氏たったと思う。
バレエなんぞは、眠くなるもの。と日本の古典芸術以上に私には堅苦しい舞台であるという「印象をもっていた。
初めて新国立劇場でみたバレエは、寝なかった!解説見なくても理解できた。と、舞台の楽しさは二の次だった。

森山開次氏のコンテンポラリーダンスをみたときに、よくわからないのに心惹かれ、
やがていろいろなコンテンポラリーダンスを見にいきたくなったという興味、好奇心への広がりのようなものを
初めて見たバレエ舞台には感じなかった。

それが初めてビントレー氏の作品「アラジン」というバレエをみたときに、みていてワクワクする!という気分になったのだった。
バレエ雑誌やバレエ通らしき人の評は、けっして褒めてはいなかったけど。
ド素人の私が、この人デヴィッド・ビントレー氏の作り出す舞台みたさに、新国立バレエに通いだした。
やがてバレエという舞台に、クラシック音楽にもその好奇心が広がって行った。

ビントレー氏の作品が、西洋に目を向けさせてくれた!といっても間違えではないだろう。

私の場合「この人」が、お気に入り!に入るとドンドン幅が広がって、「この人」だったけど
「こっちの人」に移ったりもして、今に至っている。
が、バレエ作品においては、今は、ビントレー氏の作品がどれも好きでほかに気移りはしていない。

今回、最終、日本での舞踊芸術監督を経験したことから、新しく振り付けされた「パゴダの王子」
着物のような衣装でバレエを踊る。
その話は、まるで御伽草子のようだ。御伽草子とは、江戸時代(古くは鎌倉末期頃からをいうらしい)の素朴な短編小説。
一寸法師や浦島太郎 。
おとぎ話をバレエ作品にしたんじゃないか?って作品だ。

日本を題材にしたバレエといってピン!っとくるのは、モーリス・ベジャールのザ・カブキ(忠臣蔵が題材)やM(三島由紀夫を題材)や
オペラでは、蝶々夫人。どれもそこには日本の潔い死や武士道みたいなものを感じる。

そんな日本とは違うところに目をむけた「パゴダの王子」。
物語の主人公ともなる「さくら姫」の国は、日本っぽい。
名前からして「さくら」なのですから。
その国は、王子がなくなり、元気のなくなった王と妹だった姫にとっては、継母となる王妃が国の政権を担っている。
そして今、自分の言いなりになる婿を姫に迎えようとしている継母、姫は、それに従わず
兄とも知らずやってきたトカゲ男とともに城を出て行ってしまう。
なんと過去継母によって、幼かった王子はトカゲにさせられてしまったのだ
そのトカゲ男には、従者として4人の妖怪が登場してくる。
なかなか愛嬌のある妖怪だ。これはビントレー氏が国芳の絵をヒントに作り出したキャラクター。
ビントレー氏の舞台には、かぶりものが出てくるけれどその中でもこのキャラは、インパクト大!!
登場してくるときのブリテンのメロディにもしっくりくるのだ。

で姫は、トカゲ男と4人の妖怪とともに空や海を渡り、パゴダの国にやってくる。
ブリテンがバリやインドネシアを思わせるガムランの音楽を取り入れた場面だ。
そこで姫は真実を知り、兄を救い、兄ともに継母を死に、国を建て直す決意をする

この「パゴタの王子」1957年英国ロイヤルバレエの振付家クランコが構想、
英国人作曲家ブリテンに委嘱して創られた『パゴダの王子』。その後マクミランも振付けた。
しかし「パゴタの王子」成功作品ではなかったようで、それをビントレー氏があらたに作り直した作品となる。

初演を見たときにも書いたかも??

さて初演との違い?
やっぱり、熟れてる。ダンサーの方が、和的な動きありきなにバレエ。
コール・ド・バレエのみなさんといっても、このコール・ド・バレエ主役を踊るようなソリストさんたちの存在も。

着物そのものではないものの袴っぽいから?違和感をいだかない和バレエ.
動きが和部分も多々。
コール・ド・バレエによって、ビントレー氏が得意としてるかどうかは?ですが、
華やかな演出もされ、もちろん主役による見せ場もあって、楽しい。
音楽の面白もあるのかもしれない。

初日小野・福岡コンビの日は、平日なのに客席もかなりはいっていた。が、
土曜日むむっ。マチソワともにやっぱり空席が後方にある。
なんでなんで!!
バレエのお稽古作品ではないし、高尚誇る趣味の世界で会話したい人には物足りない作品
それに、新国立劇場のダンサーさんすばらしいのに、吉田都さんや熊川哲也さんまではいかなくても
知名度、人気が問題ありか?

でも小野・福岡コンビにお客さんはいってたしな。と
今回3組の公演を一回づつ見ました。

最終日いけなかったのは、残念でもありますが、3回もみたんだし、一般的には見過ぎだよ(苦笑)
小野・福岡、華があるし、奥田・奥村やっぱり新鮮、米沢・菅野一好きなコンビだ~
ってその他にも......

6月12日(木)
さくら姫 : 小野絢子
王子:福岡雄大

皇后エピーヌ :湯川麻美子
皇帝:山本隆之

北の王:八幡顕光
東の王:古川和則
西の王:マイレン・トレウバエフ
南の王:貝川鐵夫

道化 :福田圭吾

6月14日(土)2:00p.m.

さくら姫 : 奥田花純
王子:奥村康祐

皇后エピーヌ : 長田佳世
皇帝:山本隆之

北の王:江本 拓
東の王:古川和則
西の王:マイレン・トレウバエフ
南の王:貝川鐵夫

道化:福田圭吾


14日(土)7:00p.m.
さくら姫 : 米沢 唯
王子:菅野英男

皇后エピーヌ : 本島美和
皇帝:マイレン・トレウバエフ

北の王:福田圭吾
東の王:輪島拓也
西の王:小口邦明
南の王:宝満直也

道化 :高橋一輝

ジェームズ・バーバーのジャン・バルジャン

2014年06月17日 | きまま
現在ブロードウェイでも上演されている「レ・ミゼラブル」
ブロードウェイのジャン・バルジャンは、ラミン・カリムルー!!
みたいなあ、と思っていましたが、もっとみたいと思た「レ・ミゼラブル」が!!

ジェームズ·バーバーがジャン・バルジャンを努めている「レ・ミゼラブル」が
今ロスで上演されているらしいんです。
ただし、6月22日までなので、見に行けませんけど。
ラミラダ劇場で今回その写真がDMで送られてきたのでちょいっと紹介。



こんな記事もありましたのでご紹介
http://musicalsinla.blogspot.jp/2014/06/review-james-barbour-breathes.html

こちらはYouTube
Les Mis - Sneak Peek of 1st Dress Rehearsal

4月も終わり

2014年04月30日 | きまま
GWが始まりましたが、大型連休ってことで、26日土曜日から5月6日火曜日まで連続11日休暇・・・なんていう職場もあれば、
カレンダー通りだから、とびとび過ぎのGWなんだよね~・・・と、今年のGW。
あのアベノミクスで好景気を迎えてるっていうところが、休みも大型?
なんの恩恵もなく消費税、社会保険にとどまらず家計は苦しくなるばかりといってるほうが、休みもさほど大型と言えずなのかも・・・と
「はたらけど はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る」って石川啄木の「一握の砂」の歌をおもいだしてみちゃったりするのです。
石川啄木って人はこの歌のイメージとは違った面もあるようですけどね。

私の職場の関係会社は、新聞紙上でもいろいろ景気がいいようなのですが、私のところにはまったくその恩恵は、やってこず。。。なんだかなあ~でございうますよ。

しかし、それでへこんでいちゃ人生は楽しくございません(苦笑)
楽しくなるようにしないとね・・・。

散財して四月もいろいろ劇場にいったのですけど、ブログさっぱりですねえ(笑)
何書きましょ・・・このところ歌舞伎のこと書いてないですねえ。

歌舞伎座は、毎月相変わらす行ってます。

3月は京都南座や俳優祭もいって、やっぱり散財。
俳優祭の1階2階が「2万5000円」は「ぼったくりだ~~~~!」って思いながらもやっぱり見たいのですよね。
夜の部に見に行けたのですが、
5月31日(土)14:00~16:25(Eテレ・全国放送)ってことですから、
そのときの「六歌仙容彩」「楠公」(舞踊)
「模擬店・演芸会ダイジェスト」
「鈴ヶ森錦繍雲駕」をまた見てしまおうかな。っと

今年の俳優祭は若手のがんばりが、大きく目立ちましたが、舞台を休演されていた仁左衛門さんが、2階のドリンクコーナーでドリンクを売っていたり
同じくこのところ舞台をお休みされていた田之助さんがくまもんのお菓子を1階で売っていてたりで元気なお姿にあえるとうれしいものです。
3階でTシャツを売っていた中車さん(香川照之さん)はなんとも感じよく、一緒にいた母と写真を撮っていただいていいですか?ってきくと「もちろん!」「おかあさん!!どうぞ!」って、すごいファンサービス笑顔でとらせていただけました。
母は最初、「いやだってば!!」っていってたものの写真を撮ってもらった後は、「いいわねえ」、「いいわね~~」の連発。
まったくもう!!本心撮りたかったんじゃない。って感じでした(笑)
また、この日の模擬店での勘九郎さんのコーナーめちゃくちゃにんきだったんですけど・・・
後日パルコ劇場の客席に座ってらした勘九郎さん。全く目立つことなく・・終演後帰りがけ一緒にいっていた友達の旦那様に勘九郎さんの足がちょっっとひっかかったら、気さくに「ごめんなさい」っていってくれたそうな。
すごく感じよかった~~~って。
人気の歌舞伎役者さんながら、歌舞伎じゃないと目立たない好青年なのでした(笑)

「鈴ヶ森錦繍雲駕」は、染五郎さんおのご長男と松緑さんのご長男の大活躍。
白井権八の松本金太郎くんと幡随長兵衛の藤間大河くんの鈴ヶ森、ここにはゆるきゃら「くまモン」も登場!!
「くまモン」も大活躍。この日の役者さん達のブログやツイッターにはくまモンとの写真がUPされておりました。
雲助には菊五郎さん、吉右衛門さん、梅玉さん、幸四郎さん等が出てらしたんですけど、なんといっても左團次さんのお姿は・・・
あれはNHKで放送されるのでしょうか?ってくらいキャミ姿で笑わせてくれました。
またいつもはお美しい女形の魁春さん、梅玉さんが「これ弟!」っていってくれなきゃ「誰だ??」ってまったくわかりませんでした。
TVで再度拝見できるかな?

最後には役者さん達から手ぬぐいが、舞台上から撒かれて、一緒にいった母と私。それぞれGET!!
やった~~~!そんな思い出のできた俳優祭のあと、

開演まもない「鳳凰祭四月大歌舞伎」昼の部へ。
私チェック漏れでした。『曽根崎心中』で、坂田藤十郎さんがお初一世一代で演じられること。
一緒にいった母はしっかりチェックして「後半筋書きの写真入り買ってきて!」ってと。
藤十郎さんの舞台は最近ときどきお疲れ模様なんていうこともありましうたが、今回の「お初」
もちろん一世一代(演じ納め)ってこともあるのでしょうけれど、若々しいかわいい「お初」でした。
好きになった男のためなら、命も捧げるって、心中を選ぶ可憐さ・・・
これってどこか日本なんだよね~みたいなものがあってね。
普通なら84歳のおじいちゃんなんだけど、どうしてこうも可憐でかわいい女の子になっちゃうのかな?
ってほんと見てて『曽根崎心中』って馬鹿だなあ~って思っちゃうし
けっして好きなSTORY演目じゃないんですが・・・魅きこまれてしまう演目なのです、

昼の部は、ほかに「寿春鳳凰祭(いわうはるこびきのにぎわい)」「鎌倉三代記」「寿靱猿(ことぶきうつぼざる)」と4本。
たっぷり見せてもらった~~~~って公演でした。寿靱猿の三津五郎さんも楽しかった。
病気で復活というと「お祭り」で大向こうから「待ってました!!」ってかかることが多いのですが、さすが踊りの名手!
「靱猿」で復活とは。
平成7年に父であるの九代目三津五郎さんと、ご長男・巳之助さんの初舞台で、三代そろって祝った思い出の演目なんだってこともすごいなあ~と。

こうやって歌舞伎だけ振り返っても長くなりそうな四月・・・。次はどうしましょうか?