花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

『ニッセイ親子寄席』 

2014年08月08日 | きまま
『ニッセイ親子寄席』と銘打って日生劇場が、企画する夏休みのファミリーフェスティヴァル の一つ。

バレエは毎年あるもののほかに音楽コンサートがあったり、
人形劇があったり、ミュージカルだったり、
歌舞伎や狂言と全てが子供が楽しめるアレンジがなされている。

その中で、ファミリーフェスティヴァル初らしいのだけれど「寄席」という形で
落語や大神楽曲芸、紙切り、鳴きまねが、披露された。

何度となく足を運ぶファミリーフェスティヴァルのなかお父さん、おじいちゃん参加率が、多かった企画かも。

そういえば「落語会」とか「独演会」にいっても「寄席」に行く人は少ないかも。
でも考えたら寄席って一番子供と行ける場所なのかもしれないな。

一つ一つがコンパクト。
迷惑かけなきゃ出入りだって自由だし、もちろん迷惑かけなきゃ飲食自由。

たしか池袋演芸場は、畳席。。。って思って調べたら、現演芸場は92席の椅子席だそうな。

迷惑な客がいれば多分、舞台の上からなんだかのアプローチ受けてしまうだろうし、
それこそ噺家さんは言葉巧みにご注意くださる。

なんて思いながらの『ニッセイ親子寄席』

初めに登場してきた今回企画の花禄さん、
まずは、落語の舞台となる時代背景ともいうセットを登場させて、落語の解説。

長屋の様子や登場人物、そして落語に使われている三味線や太鼓を紹介。
(国立劇場の子供向け歌舞伎紹介って雰囲気です)
順番に紹介していくと舞台は寄席に変身!!

そこで花録さんも羽織を着て高座にあがりました。

演目は「つる」 「つる」ってなんで「つる」っていうのか知ってる?
ってはなしで、教えてもらったものの、それを誰かに聞かせたくって、
ムリやロ聞いてもらうと「あらら??」って聞いてる子供たちもその失敗がわかるもので
大笑い。

そのあとは、紙切り。これはほんと凄いよね。はさみと白い紙だけで作る世界。
でもなあーんとなく、広い会場なんだけれど、
お客さんは前方のみが対象にナちゃっていたかな。

その後の鳴きまね。
江戸家猫八、小猫の親子。
っていってもひょっとするとその一代前を想像している方が多いかも(苦笑)
今は四代目猫八さんで小猫の息子さんは1977生まれ。

聞いてる子供達、やっぱり動物や虫のなきまねを当てる楽しさが一杯。
盛り上がっておりました。

大神楽曲芸これはどうなのだろ?って思ったら、これまた凄い受けてる!!
ひや~~~!!驚き(笑)

そして最後に落語がもう一席。
「初天神」これはこまっしゃくれた息子をお父さんといっしょに初天神参りにでかけて
屋台のお店の並んでいる中、団子を買ってもらいのだけど、

ってこれは、オチが子供向けになっていた!!
そう毎度聞いてたオチは、衛生上も悪いわね(苦笑)って思いながら、
それでも、話の楽しさは十分に伝わりました。

そしてこの「お初天神」こそ今回の『ニッセイ親子寄席』 だったのかな?って
お母さんが、お留守番で、お父さんと子供がお出かけする姿。

『ニッセイ親子寄席』なかなか楽しい企画だったと思います。
バレエや人形劇もいいけれど、寄席も今後続けていって欲しいなと。

そしてできれれば。。寄席そのもので子供向け企画!ありかもね

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