それぞれの時効

「ＬＡＷ＆ＯＲＤＥＲ：性犯罪特捜班」第１４話のタイトルです。

・・・・・クイズにしようと思いましたが、難しいようなので、
ラストはコメント欄に書きました。
犯人像を想像してみてくださいね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



アメリカでは殺人に時効はありません。
しかし、時効のある犯罪もあります。
レイプは５年で時効を迎えます。

今回の事件は、時効が数日後に迫った、連続レイプ事件の話です。

被害者は
ロイス、ジェニファー・ニール、ビッキー・クラフトの３人。
このうち、ビッキーの事件は時効を迎えてしまっていました。
犯人を裁けるのは、ロイスとジェニファーの事件だけです。

犯人のＤＮＡは残っていました。
犯人は「男１２１」と呼ばれていました。
警察は裁判官に「男１２１」の逮捕状の発行を請求しますが、審査が２回行われ、２審とも却下されてしまいました。

調査を開始してすぐに
犯人はグリーンの自転車に乗って逃げていることがわかりました。

グリーンの自転車は、倒産したメッセンジャー（自転車でメッセージを運ぶサービス。日本のバイク便のようなもの）会社のものとわかりました。
その会社の元社長を見つけ、話を聞きにいきます。
「仕事中に怪我をした社員の面倒を見る金さえない」と社長はいいました。
会社の資料は快く提出してくれました。

被害者に話を聞くうち、その一人、ジェニファーが犯人を知っていることが判明します。
しかし、ジェニファーは頑として犯人の名を言いません。
裁判所に召喚し、証言を要求しますが、ジェニファーは拒否、拘束されてしまいます。

ジェニファーの言い分は以下のようなものです。

会ったのは偶然
犯行を認め、後悔している。
更生している。
自首しようとしたのを、ジェニファーが止めている。
二度と犯行を起こすことはない。
彼に恋愛感情を持っているわけではない。
クエーカーという宗教集団に属していて、共に祈りをささげている。
友人もジェニファーが犯人を庇うのを応援している。

しかしほかの二人の被害者が納得するわけはありません。
警察側はさらに被害者が増えることを恐れています。
時効は迫っています。


ジェニファーはなぜ犯人を庇うのでしょう？
結果はコメント欄に書きます。