カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
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時期を過ぎた藍。刈り取りから乾燥まで。

2019年09月14日 | 藍の栽培・加工・染色
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今年の藍育てはあまりうまくできませんでした。

天候のせいではなく、単に私の管理が良くなかったからです。

畑に植えるのも遅かったので、例年だと二番刈りをする頃なのですが、

まだファーストも刈っていない!


それでも育ってくれた藍。

8月19回




花もつき始めてきたのでこの頃刈り時だったと思います。

そこからなかなか手をつけられず昨日…。

9月13日



花も大きくなり、葉が黄色く見えます。

さっそく鎌でタライにひとつ分刈り取り
葉と茎を分けました。





矢印の部分は乾燥させても残るので
この段階で混ぜないようにします。



こんな風に残してもいいし、
先にこの部分を取ってしまってもOKです。

根元の方には枯れた葉や黄色くなった葉が多いのでそれも混ぜないようにします。



葉だけになったら揉みます。
揉まずに乾燥藍としても、OKです。
私は発酵させたいのでこの段階で酵素との反応が必要ですので揉みます。




ザルに擦り付けるように揉みました。

揉む前


 
揉み後
↑もっと揉んだ方がいいのですが、時期を過ぎてるため硬くて大変…

そしてアツアツのアスファルトへ


右側のが先に干したもの。左側が揉みたて。

時間が経つにつれ濃くなっていっています。

あとは乾いたら紙袋などで保管。

これが案外乾きにくいので、混ぜるなどしてうまく乾かしてください。

まだあと半分あるのでもうひと頑張りです。