ハレノクニでワイン

11年間の島暮らしから、ワイン農家を目指して山暮らしへ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

5代目バリカンPanasonic ER-GC74Sを購入

2024-06-11 | 暮らしの日記

新しいバリカンを購入しました。

PanasonicのER-GC74Sという機種で、Amazonでぽちっと¥6,655。

これで人生5代目のバリカンとなりました。

先代は別に故障したわけでもないのですが、今回買い替えとなったのは

海外の電圧に対応してる機種が必要になったからです。 

というのも、9月中頃から1か月間ほどフランスのワイナリーで勉強できる機会をいただきまして、

その間の相棒が必要になったわけです。

 

バリカンって構造がシンプルなだけに故障はほとんどなく、充電池と替刃さえ交換できればほぼずっと使えます。

初代は大学生の時に購入し、社会人になるまで活躍。

2代目は隠岐に移住した時に購入し、実は2019年にフランスに滞在した際、電圧の違いで壊してしまったのでした。

3代目は急遽フランスで購入したフランス製。現地を離れる際にリサイクルに出しました。

そして4代目は帰国してから今までずっと。

僅か数千円で、美容室でカットするなら1回分の値段でずっと髪が整うのですから最高ですね。

わが家は息子2人もセルフカットなので、果たして今までいくら得したかわからんな、という感じです。

 

5代目を初めて使ってみたところ、縦よりも横方向のカットが安定するという今までにない特徴があり、

使いこなせれば息子たちが中学までは行けそうな感じ。

もちろん、自分はずっとお世話になります。

一生モノの買い物となりました。

 

 


応援で力をもらうのはどちらか

2024-01-28 | 暮らしの日記

息子が昨年の12月から少年野球チームに入ったので、応援することが多くなって気が付いたこと。

応援で力をもらうのは誰か。

 

応援は、一般的にはされる側のためにあると思ってる。

プロ野球のヒーローインタビューなんかでも「ファンの皆さんの声援のおかげで~」などというし、

箱根駅伝を見ていても、やはり路上の声援や運営管理者から飛ばされる監督の檄に後押しをされて

力を振り絞る選手たちの姿がカメラに映し出される。

 

しかし、今日も応援をしていて本当に力をもらったのは自分なんじゃないか、と思った。

 

今日は息子のチームが所属する地域の児童軟式野球連盟に所属する4チームが参加した駅伝大会でした。

1区間は1㎞~1.5㎞で、10区を襷でつなぎます。

会場は運動公園の中に有るグランド周辺の通路で、アップダウンが激しいコース。

というか、ほとんどアップかダウンでかなりキツそう。

 

うちの子はまだチームに加入したばかりなので、私自身もようやく走る選手たちの顔と名前を覚えたところ。

コースの誘導役をしながら声援を飛ばしました。

 

息子は4区を走ることになり、レース前はちょっと緊張した表情。

雨の予報もあった中で、ギリギリ天気ももちこたえ、いよいよスタート。

第一走者はいつも息子が一緒に野球を練習している子で、他チームの上級生を押しのけて1位で帰ってきた。

そこからは一進一退、息子は2位で襷をうけ、3位に落ちたもののその後巻き返して2位で襷を渡す。

もう一人一人が一生懸命で、苦しくて、それでも顔を赤くして走っている姿に大人が熱くならないわけがない。

会場にいた保護者や監督・コーチ全員が大声援を送る。

毎年正月に横浜に帰省した際には、家の近くを走る箱根駅伝のランナーを路上で応援するが、

母校の選手を応援するときの10倍くらいは力が入って応援したと思う。

その後、9区で首位に返り咲き、アンカーは首位を守ったままゴール。

7秒差で歓喜に湧きました。

 

アンカーだったキャプテンは区間賞で、かつ全ランナーで一番速いタイムの素晴らしい走りでしたが、

「一人一人があと1秒ずつ遅かったら俺は負けていた。みんなが頑張ったから勝てた。」と

チームメイトに声をかけているのを聞いて、本当に素晴らしいレースを応援させてもらってありがとうという気持ちになった。

 

子どもたちが本気で何かを頑張っているところを応援することで、力をもらっているのは親なのかもしれない。

週末の予定がほぼ野球に埋め尽くされ始めている我が家ですが、しっかり応援していきたいと思います。

選手たちはもちろん、運営に力を尽くしてくださった方々、保護者の方々、お疲れさまでした。

 

 

 

 


ついに電動スライサーを買ってしまった

2023-12-03 | 暮らしの日記

久しぶりに猪のブロック肉をいただいて、「牡丹鍋食べたいね。」ということになり、

スライサーを購入してしまった話。

 

今まではゴロっとした塊を煮込んだり、焼肉やローストして食べることが多かった猪肉。

バリエーションを広げようと薄切り肉を作れるようにしました。

いつもいただくお肉はとっても処理が良く、赤と白のコントラストが鮮やかできれい。

売りものみたいな薄切り肉ができました。

塊肉は塩漬けにでもしようかな。

切り落とし肉はラグーでも作るか、煮込みでもいいな。

脂身は細かくカットしてから冷凍しておいて、ラード的な感じで使います。

牛よりも、豚よりも、そして鶏よりも綺麗な猪の脂が大好きです。

 

このスライサーが有れば、チーズも均等に切れるし仕込んだ鶏ハムやベーコンなんかも

楽しめそうですね。

 

今日は朝から猪対策にワイヤーメッシュ柵を共同作業で設置しました。

どんどん獲れるといいな。

 

 

 


軽トラの世代交代 2代目キャリーが来ました

2023-11-19 | 暮らしの日記

この秋、新しい軽トラが我が家にやってきました。

前回に引き続き、今回もスズキのキャリー。

農作業に、薪仕事に大活躍してくれることでしょう。

 

先代のキャリーさんは、海士町に引っ越して漁協の仕事をするために購入したのでした。

写真を探していたら懐かしくなって、働きに感謝して振り返りたいと思います。

この写真は港の駐車場に軽トラが5台並んで停まってたのが珍しくって撮影したもの。

一番右の魚釣り仕様になってるのが初代です。

雪が降った時も懸命に頑張ってくれました。

4WDのマニュアル車で、雪道でも不安はあまりなかったな。

網戸の張替えの時は作業台としても活躍してくれました。

海士町から岡山の吉備中央町へ引越しするときは、自転車3台と嵩張る荷物を載せてフェリーに積込みました。

この時はコロナの影響で、引越し会社から「県をまたいでの運搬はできません」とか言われたりして、

結局宅急便と自家配送で乗り切ったのでした。

そして岡山の借りの住まいに到着したところ。

まさかここがMKD御殿だとはつゆ知らず。

岡山ではブドウを積込んで運んだりして、魚から一転農家の軽トラになったのでした。

御覧の通り、薪もガンガン積込んで働いてくれました。

 

中古で買って、今年で13年の付き合いになります。

総走行距離も21万4千キロとなかなかのベテランになりましたが、調子よくてほとんどトラブルもなく。

来年の車検までには新しい車を探さなきゃな、と動き出した途端にラジエーターから液漏れが発生。

その後、あれよあれよという間に不具合が噴出し、突然の引退となったのでした。

 

次の車までのつなぎとして車屋さんからスズキのエブリイをお借りした時に

雨や風を気にしないで物が運べる素晴らしさに惹かれたものの、

やっぱり軽トラの気軽さがいい、ということで探していました。

軽トラは中古市場でも値段が下がらず、状態のいい車は100万円オーバー。

初代は20万円で購入したので、それとのギャップに苦しんだものの、

知人からのご縁で紹介いただいた2代目は走行距離たったの5千キロ、

私にとっては新車も同然の状態で60万円で購入することができました。

 

ついに岡山ナンバー。

この相棒とも20万キロ目標に仕事を頑張るぞ。

 

初代キャリーさん、今までありがとうございました。

 

 


人に会うことの喜び

2023-05-18 | 暮らしの日記

5月初旬、友人が遊びに来てくれた。

彼らと飲もうと思っていたワインと、彼らが飲もうと思って持ってきてくれたワイン。

今年で25年のつきあいになると、飲みながら気がついた。

 

私を岡山に導いてくれた方から教わった、イタリアのシェフがやってるピザのお店に行った。

友人夫妻は昨年イタリアに行ってきたばかりだと言う。

現地の空気を思い出し、良い時間が過ごせた。

 

近所の温泉に浸かった。

「最近、なに聴いてる?」

共通の友人である、温泉が好きな友人の顔を思い浮かべ、彼が遊びに来たらここに来ようと思った。

 

一日の差で間に合わなかった、これまた別の、共通の友人が焙煎したコーヒー豆が届いた。

ロースタリーを始めると言って、ずいぶんと時間は経ったけれど、ついに彼はやった。

毎日の朝が楽しみになった。

 

友人が関心を寄せている作庭家の手によるお庭が近くにあると知り、一緒に見せてもらえることになった。

近くで暮らされている方のお宅に、これほどの庭があろうとは。

見せていただくのみならず、大変なお心遣いをいただき、素敵な話を伺うことができた。

おかげで新しい関心ごとが自分の中に芽生えた。

 

こんな風にそれぞれの人が日々積み上げていることが、人と出会うときに混じりあう瞬間が好きだ。

 

だから、日々を納得のいくように過ごそう。

次に会うときまで。