ハレノクニでワイン

11年間の島暮らしから、ワイン農家を目指して山暮らしへ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

畑の準備 単管パイプ杭打ち作業

2023-03-26 | ワイン農家

引き続き、畑の準備を進めています。

畑に無駄なくブドウを植えていくため、計測して植え付けする線を決めていく。

端から3mを空け、棚間も3mに設定。

まさか「三平方の定理」を仕事で使う日が来るとわ。

青空のもと、杭打ち用ハンマーで「カーン、カーン」と打ち込みます。

50㎝を地中に埋め込む。

垂直に打った杭に支えとなる斜めのパイプを打ち、

さらにそのパイプを支えるパイプを90度で1m打ち込みます。

 

支柱ができたらその間をエスター線で結んで準備は完了。

温室で育ててる苗の芽がチラホラと出始めました。

4月半ばには仮植え、5月末ごろに定植の予定です。

 

 

 


youtubeで字の練習 書道家 東宮たくみさんの書道教室

2023-03-13 | 暮らしの日記

息子の字が汚いのを思い悩んでいたところ、youtubeで解決できた話。

最初の文章に書いたことが今日の話のすべてなんですが、息子の字が汚いんです。

かくいう私も字が上手だとは決して言えず、綺麗な字を書く友人をうらやましく思って

何で子供の時に習字に行かなかったのかと後悔していました。

だから、息子には習字に行ったらいいよーと勧めるのですが、全然のってこないんです。

いや、それどころかあんまりしつこく言うとポロポロと涙をこぼして拒絶するんです。

 

これまで字の練習帳的なやつを買ってみたり、お母さん自作の漢字練習に励んできましたが、

思うような成果にはつながらず。

 

 

今までの方法がダメだったらなんか方法を変えてみなくちゃ結果は変わらない、というわけで

ググって見ると、「子供はなぞり書きが大嫌いで、いくらやっても絶対に字が綺麗にはなりません。」という文章に出会い、

「きれいな字を書くためのポイントを知ることが大切」で、「そのうえで人が書く動作をみてまねる」のが近道だという。

ならば、とyoutubeで検索してみると結構動画が出てきます。

なかでも平仮名から小学生の漢字まで広く動画を作られている書道家「東宮たくみ」(とうぐうたくみ)さんのチャンネルが良さそうだと辺りを付けました。

 

そしたらなんと!

開始5分できれいな字が書けちゃいました。

課題を抱えていた息子だけでなく、私も、次男も、果ては妻までみんな字が綺麗になっちゃいました。

もうこれ、全国の小学校で必修にしたらいいんじゃないかと思うくらい素晴らしい動画です。

同じようにお子様の字に悩んでいる方や、どうも平仮名に自信が無いという方はぜひ試してみてください。

 

我が家では初日に「あ行」、2日目に「か行」という感じで進めていて、最初に前日の復習を入れています。

目に見えて上手に書けるようになるので、楽しくどんどんやりたくなります。

 

ちなみに、最初の画像の右側が長男で、左側が私です。

なぞらなくても書けるんですね~。

 

いやー、便利な時代になったもんです。

やる気があれば、何でもできますね、ほんと。

 

 

 

 

 


ブリーディングが始まりました

2023-03-08 | ワイン農家

ここ数日でぐっと温かくなってきました。

今日は修行先のハウス内で葡萄の誘引作業をしていたところ、枝の断面から雫が垂れているのを発見しました。

これが「ブリーディング」かぁ~と感心。

春になって気温が上がるとブドウが休眠から覚め、活動を開始して地中から吸い上げた水が勢いよく

体内をめぐると剪定した断面から樹液がポタポタッと落ちる現象が見られるのだそうです。

 

気になって舐めてみましたが、特においしかったりはしなかったです。

化粧品に使っている例もあるみたいですが、効果あるのかな?

 

現場からは以上です。

 

 

芽が出始めたら一気に忙しくなりそう。

それまでに自分の畑の準備を進めます。

 

 

 

 


畑の準備 区画「柿の木」

2023-03-05 | ワイン農家

今年の春に苗を植える区画の3つ目、通称「柿の木」の準備がようやく進んできた。

この区画は家から徒歩30秒の北側の斜面に位置し、南向きで日当たりも良い。

名前の通り柿の木がたくさん植わっており、引っ越した頃には鳥たちも食べきれないくらい実がついていた。

柿の木のみならず、キウイの棚もある。

桜も植わっている。

春にはここで花見ができそうだ。

栗の木も。

こんな感じで、至る所に木が植わっていた。

 

せっかくなので、できる限り木は残して居心地のいい区画にしようと考えつつ、葡萄畑として

利用する部分はしっかり整備が必要だ。

年が明けてからは草を刈って綺麗にし、測地を行った。

からの、あまりにも邪魔になる位置に植わっている木はチェーンソーで切った。

切りつつ、翌年の薪になるくらいの大きさでばらしていく。

小枝や節の部分、伸び放題のキウイの剪定した枝などは燃やして灰にしてから畑に戻す。

豆トラで耕してみると、案外抵抗なくいけた。土はそんなに固くなく、水はけも良さそうだ。

ばらした薪は子供たちの手を借りて薪割り機の据わる庭へ運び込む。

あとは、切り株が問題だ。

暖かくなってきた日曜日、スコップとツルハシをもって挑むも、30分でギブアップ。

お借りしていたユンボをついに練習し、投入。

すげー。

あれほど苦戦していた根が5分もかからずに掘り返せた。

こんな調子で今日は柿の木4本、無花果3本、桜の木1本の根っこを掘り返した。

至る所穴だらけ。

途中、ユンボのキャタピラが外れるというアクシデントに見舞われ、かなり焦るも

近隣の方々の助けをいただき無事に復帰。

またひとつ勉強になりました。

 

さて、穴を埋めて整地したらいよいよ支柱となる単管パイプを打って誘引線を貼りたいと思います。

 

ちなみに、ここ吉備中央町は5月の連休明けにも霜が降りることがあるそう。

葡萄の芽が出たころに霜があたるとやられてしまうそうなので、苗の芽が出てからもしばらくは

暖かい場所でそだて、5月下旬ころを目途に植える作業をしようかなと考えています。

 

ぼちぼち準備していきます。