映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4276-あえて雑草という

2024年04月24日 | 30秒の心象風景

 雑草生け花というものを知りました。生け花用に育てられた花ではなく、自然に生えている草を生け花として愛でる活動のようです。並べられた作品は、解説を聞かなければ、普通に生け花が並べられているようにしか見えないものです。あえて「雑草生け花」という表現で活動されているようです。「雑草という名の草は無い」という牧野富太郎のことばを知っている人から、なぜ雑草なのですかと聞かれることもあるということです。雑草には役に立たないものというイメージが付いていますが、もともと雑草という言葉に、そんな意味はなかったのではないかともいわれます。英語にはハーブ(herb)とウィード(weed)があって、weedを雑草と訳したことが影響しているとも言われます。害虫ならぬ害草のイメージが付いてしまったのです。雑草を他の表現にするなら野草の方が良いのではという人もいます。wildflowers です。

30秒の心象風景27675・野草が魅せる~雑草生け花~
https://youtu.be/UekMc-YnVxQ

 

 


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