映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4280-現代アート

2024年04月28日 | 30秒の心象風景

   広重の東海道五十三次、デジタルデータから映像編集を楽しんでいます。その中でモーションを利用した疑似カメラワークを行います。そのときに、視点の誘導を行うのですが、それは鑑賞者の見所ポイントを選び出す作業になります。どこからどこへパンニングを行うか、開始点と終了点は特別な意味を持つものになります。色鮮やかなデジタルデータは、広重の描いた大本の彩色イメージを再現しています。刷り上がりから時間を経て、劣化してしまう前の色のイメージでしょう。かなり斬新な思い切った色と形を感じるのが箱根の山です。この部分だけをクローズアップしたとき、現代アートの抽象表現のような印象を受けたのです。

30秒の心象風景27711・箱根 湖水図~広重の東海道五十三次~
https://youtu.be/opj5qri_VSc

 


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