台座に刻まれた文字は、流暢なひらがなで、「ようこそ ようこそ」 その上に乗るのは小僧さんの立ち姿。新しい造形の石造です。古刹寺院にも新たな石造物が増えてきました。人々の思いを受け止める仏像の姿だけでなく、身近にありそうな僧形の石像です。お地蔵様の姿を借りた、あるいは、その延長上にある親しみを持って接することができる像です。浄土寺の塔頭の門前で参拝者を迎えてくれたのは、ほうきを持って掃き掃除を行っている小僧さんです。お地蔵様の変化身というべき姿で表現されているのかもしれません。かわいらしさが伝わる像です。
30秒の心象風景27596・ようこそ ようこそ~浄土寺~
https://youtu.be/5OOL7Qw7xEk