春になりました。一度野に出ると様々な虫たちに出会います。花に群がる虫たちです。食事中なのでしょう、花にとりついている虫たちは同じ場所に長くとどまってくれることが多いです。動きの速いハナアブたちも花にとりついているときは、あまり大きく移動することもなく、観察しやすくなります。そこには、這い回ることの方が多い虫たちもやってきます。テントウムシのように、餌が植物ではないものたちです。餌を求めて這い回ります。あまり出会うことのない虫がやってきました。ハネカクシです。まだ、2度目の出会いですが、特徴的な体型をしているので覚えていました。何か害があるというのも記憶していたので、webサイトを見ると、殺虫剤を製造している製薬会社のページに詳しい紹介がありました。この虫の体液に触れると炎症を起こし、やけどのような症状になるというのです。そこで別名「やけど虫」ということが記されていました。甲虫の仲間に見えない小さな翅です。後ろ翅をうまくたたみ込んでいるらしく、そこからハネカクシという名前になったようです。
30秒の心象風景27473・やけど虫~ハネカクシ~
https://youtu.be/pbxzFnfTfao