兵庫県豊岡市竹野町草飼字釜藤にあるJR西日竹野駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの山陰本線の駅です。 もともとは播但線の一般駅として、1911(明治44)年10月25日に開業しました。
かつては単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していましたが、3番線の分岐器部分棒線化により、現在は単式ホーム2面2線を有する列車交換可能な簡易委託駅です。
開業時の1911(明治44)年にに建てられた木造駅舎が1番線ホーム側にあり、2番線ホームへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は453人で、これは起終点駅を除く山陰本線の全158駅中66位です。
この竹野駅は、特急「はまかぜ(大阪駅~香住駅・浜坂駅・鳥取駅間)」の停車駅でもあります。
<竹野駅の年表>
・1911(明治44)年10月25日:国鉄播但線の一般駅として開業
・1912(明治45)年3月1日:線路名称の改定により播但線の福知山駅~香住駅間が山陰本線に編入され、同線の所属となる
・1968(昭和43)年 :跨線橋の設置
・1970(昭和45)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1976(昭和51)年12月1日:当駅と佐津駅との間に相谷信号場が開設される
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年6月1日:鉄道部制度の発足に伴い、福知山支社の直轄から豊岡鉄道部の管轄に変更される
・1994(平成6)年7月23日:当駅と佐津駅との間に夏季だけ「きりはまビーチ駅」が設置される
・1996(平成8)年8月21日:きりはまビーチ駅が廃止される
・2010(平成22)年6月1日:豊岡鉄道部が廃止され、福知山支社の直轄になる
・2010(平成22)年10月 :特急「はまかぜ」のキハ189系導入に伴い、ホームのかさ上げ工事が行われる
・2012(平成24)年12月8日:相谷信号場が廃止される
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(駅 名 標)
(跨線橋から京都方面を望む)
(鳥取方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(竹野駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2019(令和元)年8月14日