京都府木津川市にあるJR西日本の木津駅は、名古屋駅とJR難波駅とを結んでいる全長179.6kmの関西本線の駅で、JR奈良線と片町線の接続駅でもあります。
もともとは奈良鉄道の一般駅として、1896(明治29)年3月13日に開業しました。
島式ホームの2面4線を有する直営(駅員配置)駅です。
以前は大正時代に建てられた木造駅舎がありましたが、2007(平成19)年4月に木津川の流れをイメージした流線型のデザインの橋上駅舎に建て替えられました。
2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は3,707人で、これは起終点駅を含む関西本線の全52駅中20位です。
この木津駅は、京都府最南端の駅です。
<木津駅の年表>
・1896(明治29)年3月13日:奈良鉄道の一般駅として開業
・1905(明治38)年2月7日:関西鉄道が奈良鉄道を合併したことにより、同鉄道の駅となる
・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により関西本線となり、同線の駅となる
・1984(昭和59)年2月1日:貨物取扱い廃止
・1984(昭和59)年10月1日:奈良駅~当駅間が電化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:当駅~加茂駅間が電化、路線愛称の制定により「大和路線」の愛称を使用開始
・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2007(平成19)年4月1日:橋上駅舎の共用開始
・2008(平成20)年2月8日:旧駅舎のホーム連絡通路を再利用した東西連絡通路の共用開始
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して駅構内終日全面禁煙化
(左はJR西日本の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)
(加茂方面を望む)
(木津駅駅舎・東口)
(駅 舎 内)
(木津駅駅舎・西口)
(旧駅舎のホーム連絡通路を再利用した東西連絡通路)
撮影年月日:2016(平成28)年1月10日