大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

缶ジュース発売記念日と象の日!

2015年04月28日 | 今日は何の日

4月28日は缶ジュース発売記念日です!

1954(昭和29)年の今日、明治製菓が日本で初めて缶ジュース「明治天然オレンジジュース」を発売しました。 発売当初の缶ジュースの値段は40円だったそうです。

第2次世界大戦の終戦後、日本にはアメリカからビン入りの商品が大量にもたらされて全国に広まっていたため、缶に飲み物を入れて販売するという形態は、その持ち運びの便利さと保存性の高さという点からも、とても画期的でした。

明治製菓の広報室によれば、ビンだと熱や紫外線でオレンジジュースのビタミンCが壊れてしまい、せっかくの味や色が変質してしまうため、紫外線を遮断する缶ジュースが開発されたそうです。
もっとも缶ジュースといっても、当時の缶は、今の時代のようにタブで簡単に開くスタイルではなく、缶ごとに小型の缶切りが付属していて、それで飲み口と空気穴を対角に2ヶ所開けて飲んでいたのでした。


それから、4月28日は象の日でもあります!

1729(享保14)年の今日、中御門天皇が日本にやってきた象と面会しましたが、このことを記念して4月28日は象の日という記念日に制定されました。

江戸幕府8代将軍の徳川吉宗が「象が見たい」と自ら注文したことにより、オスとメスの2頭の象が、広南(現在のベトナム)からの献上品として清の商人により1728(享保13)年6月に長崎に運ばれました。

2頭の象のうち、メスの象は上陸地の長崎で秋に死んでしまったので、8歳のオス1頭だけが徳川吉宗に献上するために1729年3月に長崎を出発し、陸路歩行でゆっくりと江戸に向かい、4月16日に大阪、4月26日に京都に到着しましたが、ここで第114代・中御門天皇の希望により、天皇の御前に披露されることになりました。 しかし、官位を持たない一般人が天皇に直接会うことは禁じられていたので、この象に「広南従四白象」という官位を与えて4月28日に御前に供されたのでした。

その後、また陸路で江戸に向かい、5月25日に無事に到着して、27日に徳川吉宗の御前に供されました。 この時、吉宗は江戸城の大広間から象を見たそうです。

ちなみに、この象は1742(寛保2)年12月に21歳で亡くなりました。



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