京都府京都市右京区西京極西池田町にある西京極駅は、大阪市の十三駅と京都市の河原町駅とを結んでいる阪急電鉄京都本線(45,3km)の駅です。 もともとは新京阪鉄道の駅として、1928(昭和3)年11月1日に開業しました。
築堤上に相対式ホーム2面2線を有する高架駅です。
第43回京都国体に合わせて1988(昭和63)年4月に改築された駅舎が下りホーム(梅田方面行きホーム)側にあり、また上りホーム側にも西京極総合運動公園でのJリーグ、プロ野球や関西学生野球などのイベント開催日に使用される臨時改札口があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は17,861人で、これは阪急電鉄の全83駅中51位です。 また、京都線の駅では27駅中15位です。
この西京極駅は、西京極総合運動公園の最寄り駅で、西京極総合運動公園前という副駅名が付されています。
西京極駅が属する京都本線は阪急電鉄の基幹路線の一つであり、京都と大阪でそれぞれ一番の繁華街である、四条河原町界隈と梅田界隈を両端に持ち、大阪府の北摂(三島)地域と京都府の乙訓地域を結び淀川右岸に沿うように直線コースで結んでいるのが特徴です。 また、西院駅~河原町駅間は地下線であり、このうち西院駅~大宮駅間は1931年に開業した関西初の地下線となっています。
<西京極駅の年表>
・1928(昭和3)年11月1日:新京阪鉄道の駅として開業
・1930(昭和5)年9月15日:京阪電気鉄道が新京阪鉄道を合併したことにより、京阪電気鉄道新京阪線の駅となる
・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)となり、同鉄道の駅となる
・1949(昭和24)年12月1日:京阪電気鉄道が分離したことにより、新京阪線は京阪神急行電鉄の路線となって京都本線に改称され、同線の所属となる
・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
・1988(昭和63)年4月 : 第43回国民体育大会(京都国体)秋季大会に対応するために駅舎改築、西側に臨時改札口とスロープを新設
・1992(平成4)年4月1日:「ラガールカード」の自動改札機での取り扱い開始
・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
・2004(平成16)年8月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2011(平成23)年9月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(河原町方面を望む)
(梅田方面を望む)
(西京極駅駅舎)
(駅 舎 内)
(臨時改札口)
今日もご訪問有難うございます